モザイク脳
昨日NHKで面白い番組を見ました。
とある村では不思議な体験をする若者がいる。
しかも一人や二人ではないらしい。
その子達は生まれた時は女の子として生まれてきたが
成長期になるとある日を境に男性へと背長していく。
そんなバカなと思うかも知れない。
これはとんでも話ではなく実際に起きている事実であります。
どの時点で人間は性別が決まると思いますか?
胎児の時です。この時はまだ男でも女でもありません。
染色体がXXだと女の子。XYだと男の子。
XYになると男性ホルモンであるテストステロンが分泌され男性の体つきが出来上がります。
最初女の子として生まれた子供はこの時に染色体がXYにもかかわらず、テストステロンの分泌が弱かったそうなんです。
そして生えてくるキノコも生えなかったわけです。
そして思春期と呼ばれる成長期には再び性ホルモンの分泌が活発になります。
そこで初めて強くテストステロンが分泌されて女の子はやがて男の子へと成長していました。
近頃、心のジェンダーがよく話す話題になりますが肉体的にこう変化が起きることがあるのかと驚きました。
では脳の中では女性、男性の違いが出ているのかと言うことも調べられていました。
老若男女年代問わず調べた結果、これもとても面白いことがわかりました。
女性と男性の違いをテーマに見てわかる違いとして脳の10箇所に違いが見られました。
皆さんもご存知かも知れませんが、女性男性にかかわらず全ての人は女性ホルモンと男性ホルモン両方を持っています。
分泌に違いがあるだけなんです。
そして、完全に女性ホルモンに傾いている、もしくは完全に男性ホルモンに傾いている人は全体の約10%ほどしかいなかったことなんです。
つまりは90%の人が女性ホルモンと男性ホルモンのミックス、モザイク脳と言うことなんです。
となると、女性ホルモン・男性ホルモンなんていう名前すらナンセンスになるかも知れませんね。
女性でも男性的な考えの人もいれば、男性でも女性的な考えの人もいる。
すでにほとんどの人がジェンダーレスなんじゃね?と言うことですね。
筋トレするとテストステロンが分泌されるので男性的になるみたいだし、お父さんが赤ちゃんの子守すると穏やか〜になるみたいですよ?
面白いですね😊
男性とか女性っていう言葉がなくなるかも知れませんね。
生物としての役割が違う以上差別ではなく区別するのは致し方ないと思いますがなかなか難しい問題ですね。
どうなればみんなハッピーになるのか。