心ときめくほうへ
失いたくないものがあると、
それを何とか守るために、心に余裕が無くなってしまう。
こうでありたいとこうなりたいと願うほど、
自分をがんじがらめにしてしまう。
心と身体が健康で、
毎日幸せに生きられたらそれで良い、でも、
出来ることならその隣にずっと君が居たら良いし、
大好きな友人達とは何も変わらぬまま
心で繋がっていたい。
でも、人生は、どんどん景色が変わってゆくものなのだ。
変えて、ゆくものだ。
変わらないことは嫌なのに、
変わって欲しくないことが ある。
臆病に、なってしまう。
それを守るために、アクセルを緩め、
安心安定のもう知ってるルートを走り続け、
終いには、足を止めてしまう。
幸せになるために生きているのに、
失わないために退屈になっては、本末転倒だ。
結局、信じてアクセルを踏むしかないのだ。
時に、目をぎゅっとつむってでも。
息をぐっとこらえても。
止めることは出来ないのだ。車は前へ進む。
どんな時も、この感性と勘を信じて、
守りたい人やもののことを信じて、
心ときめく方へ、後悔ない方へ
進むしかない。
今、人生を共にしたい君のことも、
どんなに老いても通じ合っていたい友人達のことも、信じていなよ。
守ることも愛だけれど、
信じることもまた、愛だよ。
目的地は、いい感じのとこだったら、
なんでもどこでもいい。
ただ、選ぶ道は、心ときめくほうへ。