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ビジョンを持ちたい!

❝働く理由は生活するため❞は、大前提とは思うのですが、仕事する理由がそれだけでは寂しいと私は思います。

ネットでビジネスに関する多くの記事には、社員にやりがいを実感させることが重要とよく説かれていますが、私の会社もそんな風になりたいです。


やりがいってどうやって生まれるのかと考えてみました。

いまの会社の商品そのものが好きかと問われると、まず興味がないです。好きでも嫌いでもないというところです。

社内または部内で、自社のサービスのどこが素晴らしいかとかそういったことを議論したこと、または聞いたことはほぼありません。

むしろ上司が自社の商品に対して嫌いだと、はっきり言われたことがあります。それは言わない方が良いのではと内心思いました。


自社の商品・サービスを好きにならなくては仕事にやりがいを感じられないということはないと思います。

問題は興味を持てないというところにある気がします。

自社の商品・サービスに対して話し合う機会がない。(それでどうやって営業してるんだと言われそうですが、業界でリーディングカンパニーなので仕事がやってくるのです)そうすると、他社との差別化を意識することもない。興味そのものを持つ機会がないなと思い当たりました。

また、この世にある仕事はどれも社会に必要とされているからこそ存在しているのであって、社会貢献でない仕事というのは道理として無いものと思います。

しかし私の職場では、「理由など論じることなく、仕事なのだから、ただ頑張って数字をとってこい」というような感じです。

自分の仕事が、何に役立っているのか、誰か喜ぶ人がいるのか、そういったことを意識することはありません。

でも、もちろん私が取り扱っているものは、世の中が便利になる商品・サービスなのは考えてみれば明らかなのです。私が社会貢献しているという実感に結びついていないだけでした。

「自分の仕事は立派な社会貢献である」

そう意識して働いてみれば、モチベーションを高く持てそうだと思いました。

そのためには、ビジョンを打ち出し共有することが、ベストではないかと思い当たりました。

ビジョンの内容は、自社の商品・サービスでしか成しえない意味合いのものにすると、よりプライドを持てるのではないでしょうか。

やりがいも生まれ、モチベーション維持にもつながり、仕事が好きだと思える人も出てくるかもしれません。

そして、どの会社でもあることと思うのですが、部署同士の利害が衝突し、うまく連携がとれない場面でも、ビジョンがひとつの指し示す方向性となり、意見が一致してくると思うのです。


そういった団結による仕事の成就が仕事の醍醐味だと私は思っています。


そんな感じのことを、上司には何度も言ってはみてるのですが、伝わっているのかいないのかわかりません。

私の言わんとすることが、「みんな仲良しでいたい」っていう意味だと誤解されているような気がしています。多くの人間が一緒にいて、全ての人間が仲良くなれるなんてもちろん思っておりません。

仕事するうえで1本方向性が定まっていれば、個人の感情なんて抜きにして、物事の決定が出来るはずだから決めましょうと伝えているつもりです。

仕事するうえでの絶対の方向性とは、もちろん利益の追求それですが、それでは味気ないので、ビジョンと言い換えるのが良いんだと思います。


そんな風に考えが及ぶと、自社のビジョン案がいくつも思い浮かんできました。誰かと意見を出し合ってみたい。

誰か社内で同じ考えを持つ同志を見つけなくてはいけません。


ビジョンの共有ー実現には根気と時間が必要で難しいことと思いますが、考えそのものは在り来たりだしシンプルなことだと思うのになあ。私が少々ずれているのでしょうか。


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