HSPの傾向がある

インスタグラムでHSP(Highly Sensitive Person:ハイリーセンシティブパーソン)のことを知るようになってから、自分が当てはまっているような気がして、「HSPの教科書」著:上戸えりな を読んでみました。

私はHSPの特徴にほぼ当てはまっていて、本を読み進めるたびに、「そうそう!そうなの!」という理解が得られたときの嬉しい気持ちと、客観的に見る自分の特質に、「なんて面倒くさい人間だ!笑」とツッコミも入りました。

昔から「私はメンタルが弱い?」「他の人が気にしないことを気にする私は神経質すぎ?」「なぜ他の人に出来ることが私には出来ない?」と本当に悩んでいたので、それが気質であると知れてホッとしました。

しかも付き合い方を覚えれば、自分を苦しめるものではないということも知れて、本当にホッとしました。

深くものを考える、完璧主義者、極端思考、時間軸の切り分けが下手などなど、自分のことがたくさん書かれているし、なぜそのような考えに至るのかも本に書かれていて、納得のいく答えがありました。

嬉しかったのがHSPの傾向がある人間には、「気にしすぎ。」「神経質すぎ。」の言葉が傷つく言葉になることが書かれていたこと。言ってくれている人の好意を理解していても尚、「気にしすぎる自分がダメなんだ」と考えてしまうと書かれており、そんな自分を良くないと思い込んでいたので、『それは気質だ』という事実に心底嬉しく思っています。

(自分に原因があることにして答えを必ず出そうとするあたり、HSPそのものだと改めて思います)

主人にこのことを伝えました。主人は以前から「極端に考えすぎ。気にしすぎ。ネガティブすぎ。」と言われていましたので、私ってそういう気質らしいと伝えたら、「大変だね。」と気を遣った言葉をかけてくれました。(正直なところ面倒くさいと思ってる。と言われました笑)

主人は私が自分のことで悩んでいることを知ってくれていて、私を安心させる言葉をかけてくれるのだと思います。

5人に1人はいるようです。私のように自分自身に悩んでいる同じHSP気質の方が多くいるような気がします。

病気ではない、ただの思い込み過ぎでもない、そういう気質を生まれ持っただけで、個性の一つとして捉えても良いのではないかと思いました。

ただ、ハイストレスな現代社会でそうでない人から見ると、ストレスを抱えやすいHSPは”面倒”にうつる場面も多いでしょう。

HSPという気質がどんなものかを知ってもらい、そんな気質を持った人が一定数いる。

そんな事実が、多くの人に知ってもらえたら良いなと思いました。



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