備忘録 2024/10
ちいかわラーメン初入店
10月某日、先月に続いての念願成就。『ちいかわラーメン 豚』への初入店を果たす。
ちいかわ作中に登場するラーメン店『郎』をイメージしたこちらは、レストラン同様事前予約制。都内に期間限定上陸が決まった時からひたすら抽選申込みを続け、ようやくチケットを手にすることができた。
『ウキウキ!秋の忙殺★キャンペーン』終了から1週間後というタイミングだったが、全精力を傾けて残務の山を切り崩し、半休をもぎとって出撃。
さてこちらのラーメン店、提供されるメニューはいわゆる『二郎系』。
うさぎ推しとしてはぜひとも「大」を注文したかった……が……
麺だけで300gという仕様に恐れをなし、今回は「ミニ」をオーダー。事前にネットで「ちいかわラーメン大 40代女 イケるか」等と検索しまくったけど、当日まで「イケる・・・」という確信は得られなかったのだ。無念。
そして提供されたのがこちら。
とんこつ系スープにたっぷりの野菜&にんにく&醤油ダレ。そして分厚いチャーシュー。まごうかたなき二郎系だ。ちいかわを象ったかまぼこが何ともかわゆい。
肝心のお味はというと、ちいかわレストランに引き続き昨今のコンカフェのクオリティを思い知らされることになった。塩ラー党ゆえ、とんこつ系はあまり食べた経験がないのだが、むちゃうまい……!
いかにもコッテリギットリしていそうなスープは、実際口に含むと思いのほか軽やかな口当たり。でもしっかり脂とにんにくのパンチが効いている。幅広めのワシワシした麺がそのスープとよく絡んでいて、しゃきっとしたもやしやキャベツとのバランスも抜群だ。そして白眉は、分厚く切られたチャーシューのやわらかさ!肉の部分はほろほろ、脂身はとろけるような口当たり。これ、二郎系インスパイアとしてもかなりレベルが高いな……と感激した。
本来の二郎系よりもいくぶんアッサリ寄りだったのが幸いし、無事完食。でも血迷って大にしなくて良かった……ミニでもお腹まんぷくだよ。ごちそうさまでした。
食後は例によって店内のちいさくてかわいいやつらを撮影しまくる。レストラン時同様、ここでもお客同士で譲り合う場面があちこちで見受けられ、何ともほっこりした。
帰りに同じパルコ内にある『Ground Y』で秋物のアウターを試着させていただきもして、大充実な半日だった。
梅雨入りしてから山本耀司さんの洋服を着られずにいたが(汗かき大魔神のつらみ)、ようやくまた着られる季節が巡ってきた。大変にうれしい。
都会指数ゼロの非おしゃれ民ゆえ、ヨウジヤマモト系のお店に入るのは毎回すご……く……緊張するが、いつも店員さんの神対応に救われている。一見近寄りがたいんだけど(格好良すぎて)、みなさん本当にやさしくてあたたかい対応。気後れしつつ、また行きたくなっちゃうのだ。
号泣パパラッチ
10月某日、甥っ子たちが通う保育園の運動会にお招きいただく。
コロナの野郎が上陸して以降、こうしたイベントの保護者見学枠にも制限がかかっていたが、今年はその規制が大幅に解除された。そこで義妹ちゃんが「甥っ子(兄者)は最後の運動会なので、よかったらお姉さん是非に!」と誘ってくれたのだ。いつも思うが俺の義妹が女神すぎる。
はぢめての運動会観戦、当日は朝から快晴。がっちりと首タオルで固めた襟元にカメラをぶら下げ、はりきって出かけた。
当日は乳児クラスの競技からスタート。甥っ子(弟者・2歳)とそのクラスメイトたちが保護者さんと手をつないでよちよち動き回ったり、踊ったり、競技ガン無視でお砂遊びをする様子に、こみあげる鼻血を必死でこらえつつ声援を送る。こびと感あふるるあの光景のまばゆさ、ありゃいったいなんなんだ。7日間じっくりと煮詰められることで形成される『奇跡』って概念の結晶体か???
時折甥っ子(弟者)が私が構えるカメラとスマホに向かって手を振ってくれたり、とびきりの笑顔でポーズしてくれる。ついこないだまで赤ちゃんだと思ってたのに、もうこんな神ファンサを……ばあやはうれしゅうございます!!!
この時点でかなりキていたのだが、その後甥っ子(兄者・6歳)が所属する幼児クラスの競技が始まった直後に涙がボロボロボンロとこぼれてきた。
『みんなのお手本係』として最前列センターで体操する姿、お揃いのハッピに身を包んで出番をまつ凛々しい表情、キレッキレのダンスの合間に見せる満面の笑み、競技中に転んでしまったおともだちを励ます姿。
新生児の頃からベビーシッター(のようなもの)役を務めさせてもらい、逐一その成長ぶりを見てきたつもりだったが、この日は改めて打ちのめされた。
大きくなった。
大きくなったね、本当に。
『感動』というありふれた言葉では到底足りない、けれどそうとしか言いようのないクソデカ感情に顔面をずぶずぶに濡らしつつ、夢中になってその姿を両目とレンズで追いかけた。
途中傍にやってきた義妹ちゃんがうろたえるほどのガチ号泣だったが、自分でもこんなに泣くなんて思ってなかったよ。
この先あと何度、こんな体験をさせてもらえるのだろう。バスタオルどころか絨毯サイズの今治タオルが必要になる気がする。
稀代の歌姫に逢いにゆく
10月某日、泣く子も黙る稀代の歌姫・Adoちゃんのコンサートに初参戦。
Adoちゃんは、メジャーデビュー曲の『うっせぇわ』メガヒット時はあまりピンと来ていなかったが、『心という名の不可解』で恋に落ち、それ以来新曲が配信されたらチェックする&アルバムは必ず買う、くらいの熱量で応援している。
一度生の歌声を聴いてみたいなあと思っていたが、今回幸運にも先行抽選枠でチケットを手にすることができた。
マ……Kアリーナ2階席のいちばん端っていうクソみたいな席でしたが・・・
しかし当日は、そんなクソみたいな席のことが全く気にならなかった。一曲目(なんと『心という名の不可解』だった!!!)からAdoちゃんの生み出す世界に没入させられたからだ。
今さらくだくだと述べるまでもない、あの圧倒的な歌唱力。けれどリリース音源では決して味わえない、確かにそこに居る人の息遣いと鼓動が感じられる歌声。それはただ「歌が上手い」という次元を超越して私の鼓膜を打った。自身を振り絞り、叩きつけるようなその歌声から伝わる切実さと焦燥。猛々しさの中に見え隠れする、ぎりぎりまで張りつめたような繊細さ。
ステージ上に設置されたセット(檻みたいなアレ)の中を所狭しと動き回り、髪を振り乱して全身全霊で歌い上げるその姿は文句なしに恰好良くて、けれど悲痛な叫びのようなものも感じられて、鳥肌が止まらない。
序盤からひたすらストイックに歌い続けていたAdoちゃんが、MCに入ったのは終盤だった。
すご……くいい声……で時にたどたどしく、けれどじっくりと言葉を選びながら語る姿に、その真摯な想いに、それまで感じたことがなかったAdoちゃんへの愛おしさがこみあげて、胸がいっぱいになった。
これからもずっと応援していきたい、応援させてください、と心から思う。
ところでこの日、私は人生ではぢめてコンサート用ペンラを買った。ペンラ振って参加するコンサートがかようにも楽しいものだとは思わなかった!
機会があればぜひまた、あの歌姫の声に酔いしれに行きたい。
打ち上げ会
10月某日、『ウキウキ!秋の忙殺★キャンペーン』の打ち上げ会に参加。部署メンバーはもちろんのこと、大一番の2日間苦楽を共にしてくれた、他部署のスタッフで構成される精鋭部隊の皆さんも招いての盛大な宴になった。
参加者の中で唯一非正規雇用である私はクラスタ最下層に属するのだが、なまじ在籍年数だけは長いため、若者たちが何くれと気を遣ってくださる。かつて同じ部署でデスクを並べて働いていたボーイズが中心となって、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。
こちらが御礼の接待をする立場なので申し訳ない……と思いつつも、若く有能な青年たちにちやほやされるのは……正直、悪くない気分であります。
ところでこういう、普段あまり接点のない人たちと一献酌み交わす場面になると必ず言われるのが
「wknさん仕事中と全然違いますね」
「真面目でクールなイメージだったけどむちゃくちゃ面白い人なんだ……」
「下ネタ言ったら張り倒されると思ってました」
以上3点。今回もしっかり言われた。デスクに『下ネタ大歓迎!』ってゴチック体で印刷して掲出しようかな……
くらげ補給
10月某日、夫と江ノ島デート。
この冬はイルミネーション撮影にも行きたいなーと思っているが、結婚してから夫の寒がり屋さん指数が予想の斜め上だったことを痛感しており、誘っていいもんか悩ましい。ひとりで行くかな……
10月のごはん記録
先月夫のやり手主婦ぶりに戦慄し、これからは輪切りやみじん切りや千切りに真摯に向き合おう……とふんどしを締めましたが、3日で諦めました。
いいの!
食べれば味は!!!
同じだもの!!!!!