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備忘録 2025/1 前半

仕事始め

大型連休明けの出勤というのは憂鬱なものらしいが、私はちょっと楽しみだったりする。
職場のメンバーが好きだからだ。
そりゃマーいつだってなかよしこよしって訳にも行かないが、人間関係はおおむね良好。長い休みが続くと、みんなに会えないのがちょっとさみしくなったりする、その程度には同僚や上司のことが好きだ。

ぐうたらし続けた日々にぴりっと緊張感を与えてくれる仕事始めは特に心地よい。なので毎年この日は早起きして、いつもより念入りに身支度をととのえて出勤することにしている。

約10日ぶりに会う職場のみんなは元気そうで何よりだったが、私を含め3人ほど、休み前より小顔になっていた。
この冬のインフルエンザ、剛の者すぎる。

ちなみに仕事始めから1週間を過ぎる頃には、寝込み三が日で落ちた体重は無事V字回復した。痩せじゃなく脱水だった。


涙は女をうつくしくするのか

ふだんちいかわ関連くらいしか動画を見ないのだが、たまたま流れてきたメイク動画にアクセスしてみたら、むちゃくちゃ面白かった。

『足の裏から人間になるには』というYouTuberさん。
メイクほぼしない民のくせにちょっと見てみるかと気まぐれを起こしたのは、ひとえにこのお名前につきる。私ほんと駄目なんです。こういうセンスの方にとことん弱いんです。

盛る、という次元を超越してもはや美術の領域としか思えない技術に圧倒された。
あの、昔NHKか教育だかで『ボブの絵画教室』って番組があったんですけど、ご存知の方いらっしゃいます?子供の頃大好きだったあれを見てる感覚だった。

色んな画材(コスメ)をささーっとキャンバス(お顔)に塗ってるように見えるんだけど、なんか気がつくと吹き出物は隠され顔色はトーンアップ、一重の眼は二重になりお鼻は高くなりフェイスラインからむくみが消失、いつの間にかうつくしい絵画(美女)が出現している。
裏さん(愛称)、YouTuberと見せかけてぢつは界隈で著名な画家だったりしません???

私は絶望的に化粧映えしない民という自負の元に生きており、従って『自分の化粧』への関心は狭く浅い。そのくせなぜかコスメ記事を読むのは大好きだが、己のツラに反映させる意識が全く働かないため、ハイライトはおろかチークすら未だに使い方がよく分からない。ノーズシャドウは最近までノースフェイス的ブランド名だと思い込んでいた。
コロナ禍以降はノーファンデで過ごしているので、アイメイクもほぼしなくなった。辛うじてマスカラを塗るくらい。なぜなら落とすのが楽しいから。

でもこの方の動画を見てからふらふらと地元のドンキに出かけ、何年ぶりかでアイシャドウとアイライナーを買った。あと「一重・奥二重用」のビューラーも買った。

私もお絵描きがしたい……
そんな欲望に突き動かされてしまったんである。
そう、かつて『ボブの絵画教室』を見て、新しい絵の具セットを買ってくれと泣き叫んだ、あの頃のように。


それ以来、アイライナーを眼球に突っ込んで涙を流し、久しぶりに扱う電熱式じゃないビューラーでまぶたの肉を挟んで涙を流し、四色あるアイシャドウの一色をどこに塗ったらいいか分からなくて涙を流し、たり、している。

敬愛する安野モヨコ先生はかつて、名著『美人画報』の中でこうおっしゃっていた。
涙は女をうつくしくするのか、と。

今後の自分に期待したい。


2025デート♡始め

仕事始めの週末、ガチ恋してる友人ことミューさんとサシ呑み会。私にとって彼女とのサシ呑みはデート♡なので、つまるところ2025年のデート♡始めである。
今回は隣町にある、ミューさんおすすめのモツ鍋屋さんでの宴となった。

明太子もつ鍋と女神

ミューさんは橋本奈々未ちゃん系の美貌の下に狂った臓物好きという癖を隠し持っているだけあり、ここのモツ鍋はもう、どちゃくそめちゃんこおいしゅうございました……
濃厚なコクを宿しつつもさらりとした口当たりのスープ、そこにピリリと効く明太子の絶妙なアクセント。それらが存分に染み込んだやわらかなキャベツともやし。そして、ぷりっとした歯ごたえと、とろけるような舌触りと共に喉を滑りおちてゆくモツたちのおいしさと言ったらもう……もう……(思い出して震え)

『モツはのみものである』
2025の初学びを得た、そんなデート始めとなった。

開幕はいつも通りビール(ミューさん)とレモンサワー(私)だったものの、あまりのモツのうまさに滅多に呑まない日本酒をオーダーした。
どちらもおいしかったが、特に赤ラベルのやつがキリッとした清涼な口当たりで素晴らしく、おかわりがすすむすすむ。
過去の酒でのやらかし(駅のトイレで3時間寝落ち、最寄り駅を乗り過ごして終点から折り返して始発駅まで行く、等)の総てに日本酒が絡んでいることを忘れ、ぐいぐい呑んでしまった。

マ……仕方あるめえよ。
おいしい料理と大好きな美女が並んでて呑まない理由なんてある?我輩の辞書にはねえな。

2人していい調子で酔っぱらいながら、色んな話で盛り上がった。
寝込み三が日中の根暗ムーヴについて話したところ、「wknの夫さんに言うのもアレだけど、前々から良くも悪くも昭和の男だと思ってた」と言われ、ものすごく腑に落ちた。
さらに「wknは同世代とは思えないくらい昭和の女なとこがあるから、それが夫さんの昭和男を加速させているのでは?」と言われ、アッ言われてみれば……と新たな気づきを得てしまった。

断じて貞淑な尽くし系妻ではないが、なんか・・・惚れた殿方の世話は焼くものだと思ってるし、家事全般は自分の領分だと思い込んでる節はある。
この辺は亡母の影響が相当強い。
どこかで、母の生き方をなぞらえようなぞらえようとしてる自分がいるし、年々元気だった頃の母にどんどん似てきてる。
そういえば母もソロ活好きだったし、父はそんな妻をいつもニコニコと送り出す夫だったなー。

この気づきは今後、またモヤムカが発生した時に落ち着きを取り戻す鍵となる気がしたので、産直日記に念入りにメモった。


ミューさんと呑むと毎回飽きずに思うのだが、一目惚れして1年半ぢっとり片想いしてたあこがれの女の子とこんな話ができるようになるなんて、本当に思いがけない僥倖だ。
数年前の私がこの未来を知ったら、あまりの幸福に脳の処理が追いつかず目眩とひきつけを起こしながら泡を吹いて倒れそうだ。


大変おいしかったギムレット
呑んだらなぜか目が覚めた

ミューさんと別れた後、最寄駅のバーで独り呑み。
このバーに緊張せずふらりと立ち寄れるようになるのが、今後のひそかな目標。


久しぶりのお汁粉作り

三連休中、久しぶりにお汁粉を作った。

全行程の中で最も愛しているアク取り

あらゆる甘味の中で最もあんこを愛する夫のために、たっぷり300gのあずきを煮たのだが、作ったその日に半分が消失した。
その後夫は「もうこれしかない……大切に食べる……」等と切なげに呟いていたが、翌々日にはお汁粉入りタッパーは空になっていた。
これだけ気持ち良く食べてもらえると、作りがいがあるってもんです。暖かくなる前にまた作ろう。


おうち運動の再開

年末年始の不調からようやく快復したので、しばらくさぼっていたおうち運動を復活させることにした。

・・・すいません嘘を申しました。
しばらくどころか2ヶ月くらいさぼっておりました。
体重はほぼ変わらないが、明らかに腹周りが弛んだ。肩こりもしんどい。


先月DL購入しておいた『フィットボクシング3』をようやく初プレイしたが、予想以上に色んな要素がアップデートされていた。
その日のコンディションに合わせて先生が「追い込みトレーニング」を提案してくれたり、エクササイズの種類が増えていたり。
今までやっていたエクササイズもパターンが変化しているので、しばらくは新鮮な気持ちで楽しめそうだ。

何より、私がお世話になっているリン先生(CV.早見沙織さん)の「余計なことは考えない!」「もっと本気を見せて!」「気を抜かない!」等の声かけが、前作と比べると若干厳しめなトーンで聞こえるのが

すご・・・く、いいです・・・・・。
何ならもっと厳しくしていただきたいです。


1月前半のごはん記録

鯵の開き、具だくさんスープ(鶏団子、キャベツ、ねぎ、えのき)、トマト納豆、きゅうりとカニの酢の物、伊達巻き&黒豆(残り物)。

麻婆茄子、具だくさんスープ(大根、小松菜、たまご、しめじ)、トマト納豆、きゅうりとカニの酢の物、黒豆(ようやく食べきれた)。

豚バラと豆腐と野菜たっぷり鍋。
冷蔵庫で死にかけていたウィンナー、華麗なる復活。

〆に、七草粥ならぬ七草雑炊。

手抜きデーのレトルトカレー、具だくさんスープ(ベーコン、トマト、玉ねぎ、ほうれん草)、サラダ。

セルフ親子丼、具だくさんスープ(豚バラ、キムチ、キャベツ、しめじ、あさり、ほうれん草)、きゅうりとちくわのピリ辛漬け。

海鮮丼、キムチやっこ、里芋煮ころがし、かぶとかぶの葉とあぶらげの味噌汁、きゅうりとちくわのピリ辛漬け。

夫のリクエストでオムライスとポテトサラダ、ミネストローネ。
炊飯器でケチャップライスを作ってみたら、フライパンで作るよりさっぱりめに仕上がった。ベタつきがなくてこちらの方が好みだな。洗い物も楽だし……(炒めごはんのこびりつかせ名人です)

ちゃんぽん鍋。
春が来るまで週イチ鍋のスタンスで行かせてもらう気満々。

豚汁、里芋煮ころがし、大根葉とじゃこのふりかけ、漬物、明太子。
地味メシは手間がかかる割に映えないけど、こういうの作ってると何だか自分が #ていねいな暮らし してる人みたいに錯覚できていい。たとえひとときの夢だとしても。


最近は汁物で野菜を取ろう!と決めて、毎日具だくさんスープを作っています。
たくさん作って翌日のお弁当にも持参。ぽかぽか暖まるのでいい感じです。


今回も長文&乱文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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