暑期休暇
昨日は夏休みをいただいた。(ちなみに我が社は全員揃って休むのではなく、一定期間中に個々で休暇を取得するシステムになっている)
こういう情勢なのでおうちで元気に引きこもっているべきなのは重々承知しているのだけれど、このところ色々と脳がモヤつくことが続いているため、久しぶりにカメラを抱えて脳内洗浄に出かけることにした。密を回避し、自分に可能な限りの感染対策もして、のソロ活なのでご容赦ください……ご不快に思われる方がいらっしゃいましたら、すみません。
目的地の天気予報は雨だったので、しばらく使っていない山装備(ゴアテックス的なもの)を色々と車に詰め込んで出発したのだけれど、
現地に到着したら、どういうわけか青空がのぞいていた。ザ・夏空って感じ。
お山の緑がうつくしい。
ロープウェイで山頂に着くと、さすがに雲が多かった。そして人はびっくりするほど少なかった。先月のニッコウキスゲの時期は、きっともっと賑わっていたんだろうな。
快晴ならばさぞかし絶景なのだろう、と思うとちょっぴり残念。でも、山肌を駆け登るようにして上がってくる雲の動きが、とても神秘的だった。ほんの数十秒で景色がくるくる変わり、視界が全て白で埋め尽くされることもあった。動画を撮ればよかったなと思う。
あとめちゃくちゃ涼しかったです(21℃くらい)。風もかなり強く、髪の毛の分け目が反転した。
標高2,000メーター付近でまさかの私有地看板。二度見した。
すでに秋の気配。下りは歩いて下山したのだけれど、全然汗をかかなかった。
すすきはこれからのシーズンで私をハクション大魔王化してくるにっくきやつなのだけれど(ラスボスはブタクサ)、このルックスが好きなので憎みきれない。
高山の可憐なる乙女たち。
大層うつくしい方にもお会いできた。
帰りにちょっとだけ寄り道。諏訪湖の前に立ったのは、かれこれ10年ぶりくらい。
ピーカンの真っ青な空もいいけれど、夏雲のドラマティックな表情も素晴らしい。
昨日のお昼ごはん。時分どきを避けて入ったせいか、貸し切り状態だった。
信州のお蕎麦は本当に端整で凜としていらっしゃる。歯ごたえも良く、切り口がシュパッと鋭く、香り高い。そして野菜がすべからくおいしい、甘い。きのこごはんも、きのことほんの少しのお醤油だけの味つけとは思えないほど奥深いおいしさだった。お釜ごと持ってきてほしかった。
久しぶりに1日カメラとイチャイチャし、脳内のモヤつきもさっぱりと洗浄されたような気がする。いい夏休みだった。しばらくはまた元気に引きこもろうと思います。残りの休暇は、また妖怪草むしりかな。