ウルトラなふたり。
吉田食堂さんの落語会。難波のZAZAさんが改修で使えないからか、喜楽館開催が増えて行きやすいのはありがたい。
この日も、18時半まで仕事してから駆けつけても、オープニングトークの途中から着席できた。
喬太郎さん目当てで予定した会だったけど、文三さんの可愛らしさにやられてしまった。
一緒に行った友人が言ってたことが面白い。
賑やかな人だから静かな役の時のギャップにやられる。
なるほど。
2席目の「グッドジョブ」は、庭師の男が剪定でしくじってクビになり、嫁にも逃げられ、大家からは、家賃も払えないなら出て行けと、踏んだり蹴ったりの時、ヤケクソで、
神も仏もあったもんやない!
死神でも福の神でもいいから、出てこいや!
と叫んだら、ホンマに福の神と死神が出てきた、という話。
やたらとテンションの高い死神と、逆にローテンションの福の神。文三さんのキャラ的には間違いなくテンション高い死神がハマるのだけど、即座にローテンションを決めるので、その高低差が面白くて爆笑だった。
もちろん喬太郎さんも素敵だった。
客席をぐるーっと見回して、「お子さんはいませんよねぇ」と確かめてからのネタ選定。コンプラ的には微妙な線だけど、この手の話も、聞けるのはどんどん減って行くのかもしれないなぁと思うと寂しさも感じる。勝手なものだ。