くじ引きエクセルを作りました。
二度目のPTAネタ。もう日付が変わるまでに12分しかないので、0時までに書き上げることを目標に簡単に書いてみます。
割り箸くじが嫌で、立候補した
PTA本部役員を決める選考委員を2年連続やっている。保育所の時もやり、小学校でもやったので4回目だ。毎回思うが、面倒で誰もやりたがらない仕事なのに感謝されるどころか恨めしい目で見られる。本当にやりがいのない仕事だ。
特にがっかりするのは、委員のみんなで面倒で細かい作業をやり終え、新年度の役員が決まって通知を配り終わっても、「どうして私がやらないとならないの」「やりたい人がやればいいのに」と、私たち選考委員がまるで「やりたい人」のように見られることだ。こっちだってくじ引きやー。
面倒な作業が終わって「ありがとう」となるなら、誰もやりたがらない仕事は「やってよかった」になる。そういう仕事を引き受ける人は尊い。でも、そうじゃない。感謝どころか恨まれる。徒労感にしかならない。
教頭先生と校長先生に、「教育現場で『みんなが嫌がる仕事を引き受けた人が徒労感に終わる仕事』が存在しちゃいけないと思うんです」と、拒否しにくい理由をつけて賛成をもらい、「割り箸を一人ずつ引いて当たりの人が役員」という古くからの方法を、「エクセルで一瞬で終わる」に変えた。変えたくて、今年は立候補したのだ。
エクセルのくじ引き
エクセル詳しい人には超簡単な計算式だと思うけど、私はせいぜい「条件付き書式」で「今日の日付を赤にする」とか、「終了」はグレイで「対応中」が緑で「未着手」を赤にする、といった程度しかできなかったので、ネット検索を駆使して作ってみた(休日にパズルを組む感覚でやったので、これを作る作業自体は面白かった!)。
ランダム数という列は、=RAND() の数式が入っていて、「自動計算」ボタンを押すとランダムでユニークな数字がはじき出される。
くじ順位という列は、=RANK.EQ(D2,$D$2:$D$20,0) の数式が入っていて、隣のランダム数ではじき出された数字の大きい順に、1〜20まで順位付けをしている。
役職という列は、右端の会長、副会長、といった役職名を自動的に当てはめて表示させている(たしか、VLOOKUPっていうのだったかな?)
当選した人のセルをピンクにして文字を赤字にする、という条件付き書式も入ってるけど、会計の人は色が変わってないから、これはしくじってると思う。まあ、よい。
実はまだ、難敵が残っているのだが。
当選した人には通知を出して、引き受けることができるかどうか、お返事をもらう。中には他校(弟や妹の小学校とか)で役員をやるので、という免除資格に当てはまる人もいるので、そういう方は除外して決めていくのだ。面倒な作業はまだ残っているけれど、「学校へ行って割り箸くじを引く」という「いつの時代やねん!」のを撲滅したくて立候補したので、それは達成!
が。
私が引き受けたのは「本部役員」の選考委員で、同じように、「割り箸くじ」を使って委員を決めている「地区委員」というのもあった。私は業務外だが、地区委員の方々に求められ、そっちでも「エクセルくじ」は使ってもらうことになり、お手伝いした。面倒×2になったが、こちらも上手く終わらせることができた。やれやれ、と思っていたら、「学年委員」も同じように「割り箸くじ」を使って委員を決めるらしく「これはどうしましょう」と相談が入った。やれやれやれやれやれ、だ。本当にやれやれだ。
もう一度、出しゃばって、時間を費やして、学年委員もエクセルくじを使いませんか、と働きかけるか、それは学年委員さんで決めてください、と線を引くか、悩んでいる。
あと、3月末で私の役員の仕事は終わりなので、来年度の人に、この「エクセルくじ」を引き継ぐ必要がある。いわゆるマニュアルを作る必要があるのだが、エクセルが分かる人向けに作るのか、まったくわからない人に作るのかでマニュアルの内容は変わる。「誰に」が決まらないので、なかなかマニュアルを作る気になれないのが問題。
(日付をまたいでしまった、13分超過…)