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【学部紹介⑤】慶應商学部ってどんな学部?

こんにちは!
今回は、現役慶應生の編集部員が記事を担当させていただきます!
著者のプロフィールはこちらからチェック!

以前の記事にも書かせていただきましたが、
志望校を選ぶ上で、その学部で学ぶ内容を知っておくことは非常に大切です!

ただ、学ぶ内容を知ろう!って思ってもどうやっても調べたらいいのかわからない!っていう人も多いのではないでしょうか!
大学の公式サイトや、学校や塾などで配布される受験冊子は、なんだか難しい言葉ばっかりだったり抽象度が高かったりして、あんまりピンときませんよね…笑

そこで!
現役慶應生30名に、自分の在籍する学部・学科についてのインタビューを行い、

①学ぶ内容
②一見似ている学部との違い
③資格の取得状況
④受験生へひとこと

を聞いてきました!

なかなか聞くことのできない、貴重な意見ばかりです!
ぜひ、志望校を選ぶ上で参考にしてみてください!!

今回は第5弾、商学部についてです!



基本情報

まずは、経済学部の私でも知っている基本情報から!

商学部は、1~2年生で日吉キャンパス、3~4年生で三田キャンパスに通うことになります!
ほとんどの文系学部と同じ動きになります。

商学部に入学する主な方法としては、

・一般入試
・指定校推薦
早慶の指定校推薦については、こちらの記事をチェック!
・内部進学

が挙げられます!

一般入試には、A方式とB方式があります。
A方式は、英語・数学・社会が受験科目になります。
一方でB方式は、英語・世界史・論文テストが受験科目になります。

イメージとしては、A方式の大半が国公立志望者で、B方式は多くが私大文系志望者です。

商学部の一般入試A方式は、数学と社会のどちらもが課されるのが特徴です。
私大文系では対応できない科目のため、
A方式は国公立志望者の併願校としてかなり狙い目です!

また一般入試B方式も、論文テストで計算問題が課される場合が多いです。
私大文系の受験者の中には、この論文テストで苦戦した人も少なくないようです。
そのため、総じて数学耐性のある国公立志望者にオススメな入試形式と言えます。
(もちろん、私大文系志望で合格している学生も非常に多いです。)


さて、基本情報の紹介はこのくらいにして、いよいよ本題であるインタビューに入っていきます!


①学ぶ内容について

Q:慶應大学の商学部で学ぶことについて、教えてください!高校生でもわかるレベルにかみ砕いて教えてもらえると嬉しいです!

A1:商業学、経営学などの企業活動に関することを中心に学びます。それらの分野について深く考えるために必要な、経済学や統計学についても学習します。

A2:商学部は商学、経済学、経営学、マーケティングの4本の柱から成り立っており、それぞれの分野の専門的なことが学べる。

A3:経営学(世の中の会社や組織の構造。経営者は何を見てどう戦略をたてて行くのか。)、マーケティングなど。

「経営学」「マーケティング」というワードが多くみられますね!
企業やビジネスといった、世の中で行われている”商い”について、統計学などで得た知識を用いて学ぶことができるのが、商学部の特徴だと言えます!


②似ている学部との違い

Q:似ている学部との違いについて教えてください!(経済学部と商学部の違いについてなど、高校生がわからなそうなことを教えてください。思いつかない場合は、なしと答えてください!)

A1:経済学部では国目線で見た経済全体を中心に学ぶのに対して、商学部では経営や商業など企業目線の学問を扱っています。目線が違うので、同じことについて考えていても違った結論に至ることもあります。例えば、企業の目的について考えたときに、経済学では利益の最大化と定めていて、商学では必ずしもそうではない(社会貢献など)としています。

A2:経済学部と違うのはより実学的な面が強い点。経済学部は経済全体について理論的に学ぶことがメインだが、商学部では世の中で実際に行われているビジネスについて、具体的に学ぶことができるのが特徴。

A3:経済学部は数学を用いた計算が多いイメージ、商学部は経営においての概念や基礎知識、戦略の立て方などを学ぶ。

経済学部は理論的、商学部は実学的というのが、大きな違いだと言えそうです。
私は経済学部ですが、確かに経済学部の授業では様々な前提条件を置き、世の中の事象に対して理論的にアプローチしていきます。
例えば、極端に言うと「世の中の人間は、全員同じ考え方を持つ」という前提のもと、物の需要と供給のバランスについて考えたりします。

一方で、商学部の授業には、世の中の事象について統計学やマーケティングの知識を用いて、具体的に考えていくものが多いと感じます。
例えば、世の中に実在する企業がどのような経営戦略を取っているのか、その結果どのような効果が表れたのか、といったことについて考えたりします。

経済学部的な視点も、商学部的な視点もどちらも重要なので、自分の好みで進学する学部を選ぶとよいと思います!
また、慶應では他学部の授業も受講可能なので、どうしても受けたい授業だけ受けてみるのもよいと思います!
実際に私は、商学部のマーケティングの授業を受けていました!

③資格の取得状況

Q:経済学部の学生の、資格事情について教えてください!(司法試験、公認会計士、教職などについて)

A1:自分は1年で公認会計士の資格を取りたいと考えていましたが、サークルなどが忙しく断念しました。でも、2年では独学で勉強を進めようか考えています。知り合いで塾に通っている人は2人ほどいます。

A2:公認会計士を受ける人が多いイメージ。

A3:公認会計士を目指している人が多い。

圧倒的に、「公認会計士」という声が多いですね!
実際に私の商学部の友人の中にも、公認会計士を目指している人が複数人います。
公認会計士を目指す場合は、仲間の多い商学部を選んでみても良いかもしれません!

④受験生へひとこと!

Q:受験生へひとことお願いします!(何でもいいです!自由に答えてください!)

A1:バカ商チャラ商と言われてしまいますが、留年した人やチャラい人が目立っているだけで、商学部の半分以上(授業に出席してる人)は真面目です笑

A2:結構学ぶことは役に立ちそうなことが多く、学んでいて楽しいです!商学部を強くオススメします!

A3:比較的明るくてビジネスに興味がある人が多いと甘います。起業してみたい方や世の中のビジネスの仕組みを知りたい人、マーケティングに興味がある方におすすめです。

商学部は、とにかく勉強内容が面白そうだという印象が強いです!
実際に、「学んでいて楽しい」というコメントもありますが、商学部に入れば充実したキャンパスライフを送ることができるはずです!
(私も、もう一度受験をするならば、商学部かSFCに入りたいと思っています。笑)

以上で、第5弾「慶應商学部」の紹介を終わります!
少しでも、商学部について理解してもらえていれば、嬉しい限りです!

なお、慶應商学部をはじめ、早慶受験生に役立つ情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください!



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