【東京外国語大学】第101回外語祭
11月22日(水)~26日(日)に東京外国語大学にて第101回外語祭が開催されました。
外語祭は多くの外大生が関わる一大行事で、5日間にわたって行われるのが特徴です。
本記事では、外大生ならではの視点で外語祭の目玉企画である料理店と語劇についてご紹介します。
料理店
概要
料理店は主に1年生が携わる企画です。
専攻語 / 専攻地域ごとにその国や地域の食べ物・飲み物を販売します。今年は久しぶりにアルコール飲料も販売されました。
世界の様々な料理を一度に楽しめるところが外語祭の魅力です。
土日・祝日はどの料理店も大変混雑して行列になります。(ちなみに私はプレッツェルを食べるために1時間近く並びました…!)
色々な料理店で買いたい場合は平日に行くことがおすすめです。平日は比較的空いています。
プレッツェルは皆さんにもなじみがある(?)食べ物だと思いますが、日本ではなじみのない食べ物もたくさん売られていました。
たとえば、ブランボラーク(チェコ語科)、ネムザン(ベトナム語科)、ファラフェル(アラビア語科)などがありました。
ちなみに、ポーランド語科では昨年に引き続き今年もポンチキ(ジャムの入ったドーナツ)を売っていたのですが、大人気でした。おいしいので来年も売っていたらぜひ試してみてください!
↓各語科の料理店メニューはこちらからご覧ください。
外大生の裏話
毎年大盛況の料理店ですが、料理店の準備はかなり大変です。
大語科(人数の多い語科)ではまだ人手がいますが、小語科(人数の少ない語科)では人手不足に苦しまされます。
小語科では外語祭期間は毎日料理店のシフトに入らなくてはならないのが当たり前です…。サークルでの企画にも参加する1年生は多忙を極めます。
私は英語科なので、(準備に参加しない人もいるので人手不足に陥ることもありますが…、)恵まれているなと思います。
料理店の準備を通して同じ語科の人と仲良くなることができます!
語劇
概要
語劇は主に2年生が携わる企画です。
専攻語 / 専攻地域ごとにそれぞれの専攻語で劇を上演します。
「ペルシア語、分からないんだけど…」という方も大丈夫です!全ての語劇には日本語字幕がついています。(国際日本学部は英語字幕)
人気の語劇は満員御礼で、入れない場合もあります。
しかし、会場外のスクリーンで生中継を行っているので、ライブで観ることが可能です。
↓語劇のタイムテーブルはこちら
私は今年観られなかったのですが、「フランス語劇がよかった」という噂を耳にしました。
一部の語劇はYouTubeでオンデマンド配信(期間限定)が行われます。順次更新されていくようなので興味のある方はぜひご覧ください。
個人的には、オンデマンド配信で観るよりも生で観るほうが迫力があると思います…!
来年以降、気になる言語の語劇をぜひ観ていただければと思います。
外大生の裏話
料理店もそうですが、語劇においても小語科は大変です。ほぼ全員がキャストとして出ることを余儀なくされます。
語劇の上演にあたって、学生がお金を出さなくてはならないので、語劇に参加しない人もいます。
そのため、大語科であっても10人程度の人手が抜けてしまう場合があります。
語劇の練習は語科によって異なりますが、夏休みごろから始まります。
外大の卒業生の演出家の方によるワークショップも開催され、演劇初心者でも安心して参加できます。
語科によってはネイティブの先生が積極的に指導に関わってくださるようです。
大学の課題をこなしながら練習に参加するのは大変ですが、上演後は達成感で満ちあふれています!
最後に
東京外国語大学では1・2年生で語科ごとに外語祭企画に参加するので、大変な分、語科内の交流が深まります。
それぞれの語科の雰囲気を知るためにも料理店を訪れたり語劇を観てみることがおすすめです。
この記事を読んで興味を持ってくださった方は、来年ぜひ外語祭へお越しください!
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