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コツコツやり続ける!習慣化社長誕生の背景とは?

こんにちは。WizWeの森谷です。
これまで創業ストーリーとしてWizWe創業のきっかけとなったWEIC入社から「Smart Habit LTV」展開までをお話ししてきました。

今回は、WEIC入社に至るまでのパーソナルヒストリーをご紹介しようと思います。

続けることが得意だった幼少期から高校時代

三重県津市安濃町 田畑が広がる田舎で伸び伸びと育つ

三重県津市安濃町に農家の長男として生まれました。親族では、叔父が教師。従兄弟の4割が教育・人材育成に関わる職業に就いています。       

4歳 姉と

親族に教育関係者が複数いた影響もあり、小学校、中学校で描く将来の職業は教師でした。学習を毎日続けることは、幼少期から苦手ではなく、毎日夕方6時になると自ら机に向かう日々。親から「勉強しなさい」と言われたことはなく、日々の勉強のルーティンは楽しくもありました。

中学校時代 柔道部に所属 

高校時代も特徴は変わらず、柔道部に所属し帰宅すると勉強を続ける日々。この頃には、自分の強みがコツコツ学習を続けることであると自覚するようになっていました。大学受験でも継続の強みを活かすことにし、学校の成績がよければ大学受験が免除される指定校推薦で早稲田大学文学部(当時の第一文学部)に進学します。

習慣化をテーマとした、大学・大学院時代

大学3年生より研究領域が楽しくなり、米国の大学院に進学することを決意。英語力は初級レベルでしたが、英会話を勉強すれば英語力がすぐ身につくと勘違いをしていました。大学院の受験に必要な英語力は、試験勉強をしなければ身につかないことを悟ります。

そこから、自習として1日6時間×180日という目標設定をして、独学を開始。半年後に英語力が大きく改善し大学院に合格します。初級レベルからでも、自学自走であっても、半年集中してやり抜くことができればスコアは大きく上がることを身をもって経験しました。

この実体験から、「毎日続ける習慣」は成果を得るために非常に効率的であることが分かり、現在のWizWeにおける英語の習慣化事業にもつながっています。

大学院は、米国同時多発テロの影響で、ワシントンDCからオハイオ州へ進学先を変更。大学院では、授業に全くついていけないという挫折からのスタートでした。しかし、勉強以外やることがなかったこともあり、1日12時間ほど学業に投下し、半年ほど経過したタイミングで成績が向上していきます。

大学院の論文は、渡米前からの主要テーマである、『時間と習慣、人生の物語』について。しかし、インターンに没頭するあまり論文執筆が遅れ、最初の論文査定に落ち、卒業延期となってしまいます。2回目の査定で合格し、修士号を取得することができました。

大学院の卒業式 姉と
2005年に提出した論文。時間、人生の物語、アイデンティティについて

海外スタートアップでの挫折

大学院の卒業の後はHard Thingsの連続となり、自信を喪失した時期となりました。

米国から日本に帰国し、イオン株式会社(流通/小売)に入社。しかし、小売の現場はタフであり、自分の学術的興味関心を深める時間を捻出できませんでした。他の選択肢を模索した結果、もう少し自分の関心領域である「自己の成長」に関わる仕事に近寄ろうと転職を決意します。

イオンという巨大な流通業で様々な素晴らしい商品を仕入れ販売する経験は、今のWizWeのプラットフォーマーとしてのポジショニングに生かされています。

イオンの次の身の振り方として、教育事業かつ、国を越えて事業をする環境に惹かれ、海外スタートアップへ挑戦することにしました。

2007年7月 フィリピン Cebu

北京に本拠を置くEdTechスタートアップに入社し、アパートの一室で働き始めます。その3ヶ月後、フィリピン法人を立ち上げることになり、現地法人社長に就任することになりました。

しかし事業は軌道に乗らず、給与切り下げ、労使紛争、レイオフ、キャッシュアウトなど危機が続き、毎日が苦しい局面の連続でした。1年奮闘するも改善せず、私自身も解雇となってしまいます。

ハローワークで失業保険の給付を受けながら、次の身の振り方を真剣に考えました。自信や自己効力感は完全に喪失していましたが、全てを無くした状態の不格好な自分であっても、支えとなってくれる友人やアドバイザー、家族の支えのおかげで、3ヶ月ほど自分の心の声に向き合い続けることができました。

その結果、「もう一度、スタートアップで、海外で奮闘したい」「失敗して、負けたままの状態の自分が悔しくてたまらず、リベンジマッチをしたい」という心の声に気づきます。

まさかのWEICに不採用!?

ベンチャーについて調べる中で、一社だけすぐに海外で挑戦できそうであり、かつ自分のバックグラウンドが、すぐに生きそうな会社を発見しました。

それが、株式会社WEICでした。早稲田大学発のベンチャーで、WEIC(=WASEDA Educational Institute of Chinese)は、直訳すると、早稲田大学中国語教育総合研究所という名前であり、EdTechの企業でした。

(完全に自信を喪失していた時、上京時の気持ちに回帰しようと、早稲田大学を見に行った。そうした暗中模索の日々の中で、WEICという会社の存在を発見した)

WEICは当時、中国語と日本語のeラーニングを展開しており、今後のグローバル化の流れの中、外国籍人材への日本語教育は海外でも大きな需要があることが容易に想像できました。

「ここしかない」と思い、電話をかけ採用面接を受けたい旨を伝えると、すぐに不採用の返答がありました。応募したいという意図を伝える電話で、即お断りを受けてしまったのです。

その後、どうしてWEICに入社できたのか、その経緯は下記の記事にまとめてあります。


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