<スペシャル対談>アイシン×WizWe「移動」と「習慣化」の可能性を探る!感動と笑顔あふれる社会実現を目指して
今回は、自動車部品のグローバルサプライヤーでありながら、モビリティ分野で培った独自の技術やノウハウを駆使して多岐にわたる新規事業を創出し、社会課題の解決に積極的に取り組む株式会社アイシンの石川裕記氏と藤岡英二氏をお迎えした鼎談をお届けします。
2023年3月、私たちWizWeはアイシン様からの出資を受け、両社のパートナーシップが強化されました。この協力関係を通じて、私たちは共に、自動車が日常生活に不可欠な存在となっている少子高齢化が進む地域社会で、健康寿命の延伸とヘルスケア領域の課題解決を目指しています。
この鼎談では、アイシン様が推進する新規事業と習慣化への期待に焦点を当ててお話を伺いました。
「移動」を幅広くとらえ新規事業を創出
森谷:アイシン様が取り組む新規事業と社会課題解決についてお聞かせいただけますか?
石川氏(以下、石川):アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが経営統合した際、経営理念を一新しました。『”移動”に感動を、未来に笑顔を。』という理念になりましたが、注目すべき点は、「自動車」という言葉が含まれていないことです。移動とは、車だけではなく様々なモビリティでの移動があり、また物理的に移動せずにバーチャルで移動する、つまり、逆説的ですが、移動しない自由という捉え方もあります。 このように移動を広い意味で捉え、その中でアイシンが社会に貢献していくことを目指しています。
藤岡氏(以下、藤岡): 『未来に笑顔を』という後半の部分には、サステナブルな地球環境を未来に届けたい、ウェルビーイングな社会を届けたいという想いが込められています。そこに貢献するための事業に取り組んでいきます。
森谷:アイシン様は自動車のイメージが強いですが、もっと広い領域で移動を考えているということですね。
石川:まさにそうです。移動には楽しむためのものもあれば、業務のためのもの、人の移動や物の移動もあります。極端に言えば情報の移動も含まれます。何でもありです。
森谷:先進開発部は新規事業を生み出すために様々な取り組みをしていらっしゃいますよね。
藤岡:私たちの部署は、新事業や新商品を生み出すキーとなる技術を開発する役割を担っています。既存事業や新規事業に限定されることなく、モビリティ、エネルギー、そして人。これら全てを含む広範な分野で技術開発を進めています。
森谷:どのようにテーマを決めているのでしょうか?
藤岡:いろいろなパターンがありますね。既存事業のロードマップに基づいて、将来必要となる技術を特定し、それに基づいて開発を進める場合や、新規事業において特定の領域を開拓すべきだと考えた際に、この技術がキーになると提案をして決めていくこともあります。
森谷:自動車で培った技術を活用して、さまざまな社会課題の解決に寄与できそうですね。
藤岡:そうですね。例えば、走行安全の分野ではドライバーや乗員の状態をセンシングする技術開発に取り組んできました。ここで培った技術は乗員に限らず、人の状態を把握するという点で幅広く応用可能です。森谷さんには以前お話したことがありますが、現在取り組んでいる皮膚ガスによる蓄積ストレス状態把握技術などは、開発メンバーが培ってきた専門知見から生まれたものです。
森谷:社会課題の解決という点で、皮膚ガスの技術はメンタル疾患予防などに大きく寄与する可能性があると感じました。
藤岡:今後社会課題として大きくなっていくであろう、メンタルヘルスや認知症、介護に関わる分野でウェルビーイングに貢献できないかと考えたことが取組みのきっかけでした。メンタル状態の把握は本人の自己申告に頼る部分が大きいのですが、メンタル不調の際には本人も自身の状態を正確に把握できないことがあると言われています。蓄積ストレス状態を客観的に把握できる技術ができればこの社会課題に貢献できるのではと考えています。
森谷:研究成果を学会で発表されていますよね。
藤岡:人間の皮膚からは800種類以上の生体ガス成分が出ていると言われていますが、その中のいくつかの特定成分を分析することで蓄積ストレス状態を把握できる可能性があるということが分かってきました。その研究成果を学会で発表しています。
森谷:外部指標で測定ができたら革新的ですね。交代勤務制の工場で働いている方やドライバー、教員などをはじめ、多くの職種で役立ちそうです。
藤岡:今は計測に時間がかかるのですが、より多くのシーンで役立てるよう短時間計測の開発を進めています。
森谷:メンタルヘルスの問題が発症前に分かれば、予防に役立つのでありがたいですよね。
藤岡:その通りです。予防に役立てるためには日常生活で簡便に計測できることが重要です。体内由来成分を非侵襲的に簡便に調べることができる点が皮膚ガスの非常にユニークな特徴であり、メンタル不調の予防に貢献できる技術になると考えています。
AIオンデマンド交通「チョイソコ」の取り組みと課題
森谷:「チョイソコ」の取り組みについてお聞かせください。どんなきっかけでスタートされ、現在どのような課題に取り組んでいらっしゃるのでしょうか。
石川:もともとは移動に関わるテーマを広く探求したときに、免許返上やドライバー不足、バス路線の廃止などの社会課題に対し、何か貢献できないかと考えたことがきっかけでした。車に頼らずに外出できる環境をつくれば無理に運転する事が無くなり、交通事故も減らせますし、外出を促進して高齢者の健康増進にも寄与できると考えています。
森谷:外出促進と日常生活の足を提供するという側面があるのですね。
石川:その両面がありますが、特に外出促進を重視しています。移動に関わる会社として、移動を楽しんでいただきたいという想いで取り組んでいます。
森谷:外出が健康に良い影響をもたらすのではないかということですね。
石川:そうですね。ただし、学術的なエビデンスが少ないのが現状です。医学部の先生との共同研究も行ったのですが、サンプル数が足りず、傾向はありましたが、定量的なデータとしては弱い状況です。健康増進、例えば、医療費が削減に対して、どれくらいの外出で、何にどれだけの効果があるのか、頻度や時間帯、外出方法など、まだまだ分からないことが多いです。
そもそも、体にとって良いことなのか、心にとってなのか。例えば、景色を見るだけで晴れ晴れすることがあれば、それは心にとって健康となる、と考えると、健康というステータスはとても広いです。そういった部分へのアプローチは今後の課題の一つで、皆と悩みながら取り組んでいます。
森谷:利用者は高齢者の方がメインですか?
石川:現在、70歳以上の方が約60%を占めていますが、運転免許を取得しない若者も多くなっていると聞いており、徐々に若者の利用も増えています。また、子供たちの通学利用も増えてきているところです。
森谷:私は田舎出身なので、車は生活に欠かせないものです。父の世代はまだ車を運転していますが、70代半ばから80代になってくると今後どうしたらいいのか考えざるを得ません。運転ができなくなると、買い物にも行けなくなりますからね。
石川:私たちは、ゼロイチの世界ではないと考えています。免許を返上したからチョイソコを利用するということではなく、免許を持っていても、雨の日や夜間は運転を控えるなど、段階的に選択肢を広げていくイメージです。選択肢のひとつとしてチョイソコの利用もありますし、家族に運転を頼むとか、近所の人に頼む、外出の用事が向こうがやってきて済ましてしまうなど、いろいろな選択肢を提供したいと思っています。
森谷:実際、運転をしなくなると外出も減り、それが高齢者の活力低下や医療費の増加につながる可能性があり得ると考えたときに、「この日は運転しない方がいい」というようなユースケースを提供しながら、長く運転を続けられるようにできるといいですよね。
石川:運転していいかどうかの判断を自分でするのか、センサ等のセンシングで判断をするのか、そういったところが今後の課題なのかもしれません。
藤岡:皮膚ガス開発を進める中で、個人の状態に応じて支援の方法を変えたほうが良いということがわかってきました。例えば、深刻なメンタル状態の人には無理に外出を促すのではなく、必要に応じて仮眠を取るなど休息を勧めるほうが効果的です。逆に軽度の場合は、外出して気分転換をすることが有効です。このように状態に応じて対応を変えることが、その人にとってよい支援なのだろうと思います。検知技術が進歩すれば、状態によって支援を変えることにつなげていけそうです。
森谷:検知技術は発達してケース分けできるようになると、より長く運転を続けることができるようになるかもしれませんね。
石川:車自体も進化しており、いろいろな安全装置も搭載されていますから、従来よりも長く運転できる可能性が高まっています。私たち自動車部品メーカーとしては、そういった選択肢を提供することも使命だと思っています。
高齢者にとって車は憧れであり、ある意味で、青春の象徴です。その方々に免許を返納してもらうのはなかなか辛いものがあります。個人的な話になりますが、自分だったら親から免許を取り上げることに躊躇すると思いますね。今も元気に楽しく車で出かけていて、将来の話とはいえ、それを奪う事になるので。
森谷:社会課題の解決に向けた取り組みが本当に素晴らしいと感じました。今後、チョイソコをどのように展開していきたいとお考えですか?
石川:私たちの会社としては逆説的になりますが、マイカーが無くても良い時代もひとつの選択肢としていきたいと思っています。しかし、現状のサービスではまだ十分ではありません。本当のオンデマンド、つまり自家用車のように「乗りたいときにすぐに乗れる」というレベルにはまだ達していないので、いかにそこに近づけるかというところが課題ですね。これは単に行政の問題ではなく、もっと個人的なレベルの話かもしれませんし、いろいろな可能性を信じて取り組んでいくべきことだと考えています。
アイシンが期待する習慣化の可能性
森谷:私たちは習慣化事業を展開していますが、習慣化に期待することはありますか?
藤岡:習慣化は非常に重要だと感じています。実際、習慣化というキーワードに取り組まれていると聞いたとき、直感的に「これだ!」と思いました。例えば日常的に歩く習慣がつくかどうかで、10年後の自分が大きく変わってくると思います。高齢化が進み、医療費が立ち行かなくなるという課題に対し、国もヘルスケアを産業として推進していかなくてはいけないというときに、いかに健康行動を習慣化させるかが一番大事だと思っていました。そういった意味で、WizWeさんが取り組む習慣化事業は一番キーになるところなのではないでしょうか。
石川:健康のところで言うと、三日坊主になる原因は目に見えない、成果が分かりにくいことが主な原因と考えています。成果の”見える化”の部分は私たちにもお手伝いできることがあるかもしれません。可視化した成果を、本人ではなくご家族に見せる方が効果的なのではないかなど、どのように続け、やめられない状態をつくっていくのかについては議論させていただきたいですね。
よくよく考えると、私たちの会社では、一度使うと戻れないような製品を作ってきました。例えば、自動車がマニュアルからATに変わった後、マニュアルに戻る人はほとんどいません。カーナビもそうです。紙の地図からカーナビに移行したら、もう戻れないですよね。これも一種の習慣化なのでしょうか?
森谷:それは行動変容というキーワードになると思います。新しいテクノロジーが出てくると、確かに元には戻れませんね。
石川:スマートフォンもそうですが、今からガラケーに戻ると言われても難しいですよね。そういった人間の心理に対してどのようにアプローチしていくか、どのように心をくすぐるかといった勘所など、いろいろと教えていただきたいと思います。
森谷:技術の進化に伴って時間が生み出されたことにより、新しいことができる。それが習慣の領域になってきたのではないかと見ています。技術革新が続くことで、習慣の領域も拡大していくと考えています。
石川:ATからマニュアルに戻らない理由は、それが便利でよかったからですよね。三日坊主は試して苦痛だったから元に戻ろうとしてしまう。この違いをうまく無くしていくことが、私たちの技術かもしれませんし、そこで何か出来ることは無いかと日頃から考えてはいますね。
藤岡:戻れなくなるという力の方向性と三日坊主にならないよう続けさせるという力の方向性はリンクするような気がしますね。
森谷:三日坊主というのはぜいたくな言葉で、実は余暇があるということです。食べるために必死だった時代は、生きるためにすべての時間を労働に費やさなければなりませんでした。しかし技術革新により、少なくとも飢える心配はなくなり、報酬も得られるようになりました。現在のように、勤務時間も一定になり、移動時間も短くなってくると、自由に使える時間が生まれてきます。その時間で何をしようかとなったときに、寿命も延びているので健康増進活動をするという構図があると見ています。以前は60歳を過ぎると余命5年から10年とされていましたが、技術の革新によって現在は30年、40年と長生きするようになりました。
石川:80歳、90歳まで生きるのが普通になりましたね。
森谷:技術革新が生み出した時間が、新しい習慣を形成する一因となっていると思います。
石川:本能に近いのかもしれません。生きるか死ぬかの時に「面倒くさいから食べるのをやめた」とは言わないですしね。
森谷:インターネットとスマートフォンの登場によってできたのが、マイクロな時間です。移動時間にアプリを使ったり、ポッドキャストを聴いたりという新たな習慣が生み出されました。これらの技術革新がなければ存在しなかったことです。
藤岡:ヘルスケア施策を調べている中にも関連する話がありました。国の産業発展とヘルスケアに関する課題は移り変わりがあって、発展途上国では栄養不足や飢餓が主な課題で、高度成長期にある国は生活習慣病や心疾患、がんなどが問題になります。さらに進むと、今度は精神疾患や高齢化が主な課題となります。日本はそこに差し掛かっていて、欧米やシンガポールなどはこれらの課題に直面している状況です。これからこの課題を解決していかないといけないのですが、技術革新で時間ができたことにより、新たな悩みが増えて、精神疾患が生まれる原因になっているのではないかと。そこともリンクする話で面白いなと思いました。
森谷:昔は働くことが人生の大部分を占めており、会社という存在とはどうしてもシンクロが必要でした。しかし、現在は個人の選択肢が増え、パワーバランスが個人にシフトしています。このような変化の体現がウェルビーイングなのではないかと思っています。しかし、選択肢が多いことが必ずしも幸せを意味するわけではなく、多くの先進諸国でメンタル疾患が増加しているとなると、必ずしも自由がいいとは限らないのかもしれません。
石川:ただ、選択肢が一つでは不十分で、やはり三つぐらいは必要ですよね。
森谷:はい、バランスが重要ですね。完全な自由は何をしていいか分からない状態になりがちです。
藤岡:今は、個人のウェルビーイングを個人で設計できる時代なので、自分がどう考えるかですよね。どのような人生を送りたいかを自分で選択できる自由があるので、どう選択していくのかがより大事になっていますね。
石川: 一方で、自分が何を本当に欲しているのか、自分自身がわからないことが多いです。
森谷:コーチングで自分が何をしたいのかを探ってみても、見つけるのは難しいですね。
石川:自分の既存の知識や経験の中だけで答えを探そうとするから、本当にこれが自分に合ったものなのかどうか分からないですね。
森谷: 「これがいいよ、これを選びましょう」という方向を示すことは必要かもしれませんね。そうすることが結果的にハピネスにつながるかもしれないと思いますが、強制はできないので難しいですね。
石川:その選択をするかどうかは人それぞれで、どうやってその背中を押してあげるかですね。
藤岡:その一つが習慣化サポートだと思いますね。
石川:三日坊主になる理由は二つありますよね。一つはつらいからすぐにやめてしまう、もう一つは、必要性を感じなくなりやめてしまう。本当に便利なものは、カーナビのようにすっと定着して戻ることがありません。
森谷:続かない方のコメントからは、「頑張ります」という言葉が多く出てくる傾向があります。
石川:「頑張ります」と言うことは、頑張らないと続かないということですよね。
森谷:そうですね。逆に続いている方からは、「ありがとうございます」という言葉が多く出てきます。自然に継続できるようなデザインが重要になってきますね。
石川:周囲からの支援も重要ですよね。
森谷:非常に重要ですね。
石川:あとは宣言ですかね。やると言ってしまったので恥をかきたくないという、日本特有の恥の文化をうまく活用するという方法もありそうですね。
森谷:私たちは社会的動物ですから、自分ひとりではなく周囲の仲間がいてはじめて、行動を定着させる力が働くと思っています。
石川:面白いですね。習慣化を促進するためには環境作りから。そして適切な後押しをする。
森谷:私たちが提供するサポートも、その一要素だと思っています。
移動とコミュニティ
森谷:あるフィットネスクラブ様が50〜80歳の男性のキャリアに注目しているのですが、女性は会社外のコミュニティが豊かですが、男性は会社にコミットすればするだけ、会社外にはほとんどコミュニティがないようです。実際、会社外の友達の有無で、要介護になる割合が3倍変わると言われています。これが、友達やコミュニティの重要性を物語っています。
藤岡:移動は生物の根本的な部分だと思いますが、コミュニティもそうですよね。
森谷:地域のコミュニティに人が少なくなってきているので、現在と将来という見方をしたときの地方社会では乗り物による移動を伴うケースが多いです。実際、私の父も70歳半ばですが、車に乗ってそば屋に通っています。その場所が父とってのコミュニティなのですが、車に乗らないと行けません。移動プラスコミュニティという形になっていますね。
石川:現在の高齢者はネットでコミュニティを形成する世代とは言い切れませんが、20〜30年後にはネットでコミュニティを持つ高齢者が増えるかもしれません。それが幸せかどうか、心身にとって良いかどうかはまだ分かりませんが、技術の進歩に伴って、コミュニティが変わってくるような気がします。
森谷:マイクロモビリティーも社会課題解決に寄与していくのではないかと感じています。
石川:でもなかなか普及しないですよね。この辺りでシェアリングサービスの電動キックボードが走っているのを見たことがないです。
藤岡:名古屋では結構見ますよ。
石川:なぜ名古屋では走っているのに、ここにはないのか。同じように困っている人がいるはずなのに、危ないからなのか、他に手段があるのか、その辺は面白いと思いますね。東京も品川の辺りは少ないですが、渋谷に行くと走っている割合が増えますよね。
森谷:チョイソコのようなソリューションが広がるといいですよね。
石川:マイクロモビリティーはちょっと走って移動できる手段としては素晴らしいと思います。タクシーのドライバーさんが減り、バスの廃線も増えていく中で、解決策の一つになるかもしれません。実際、夕方に観光地に着いたらタクシーが終わっていて移動できないということがあります。
藤岡:移動ができないと孤独が増し、コミュニティへの参加も難しくなるという文脈はありますよね。そういう意味で、チョイソコを使って移動し、そこで新たなコミュニティを形成するのはいいかもしれません。
石川:そこは逆で、移動する目的があってこそ移動するので、まず目的をどう創ってあげるかですよね。習慣化のように、行かなきゃいけないと感じさせるようなものが必要ですね。
藤岡:習慣化を促進するためには、どう目的を作り出し、どうプッシュしてあげるかが重要ということですね。センサーのような情報も、適切なプッシュを行うために使えればと思います。
石川:そうですね。逆に今日は行かない方がいいという日もありますよね。無理に行くことが常に正しいわけではないですから、健康状態によっては家で休むべき日もあるでしょう。
藤岡:状況に応じての選択肢ですね。
石川:無理して行ったことでダメージを受けて、もう行かないとなる可能性もあるので、そこをうまく回避する、行くのを止めるソリューションというのは面白いかもしれません。
森谷:移動と習慣化は知れば知るほど将来の可能性が広がるなと感じています。本日はありがとうございました。