【イース8】プレイ日記 #8「無人島で無人島みたいな事が起きてる」
「イースⅧ -Lacrimosa of DANA-」は、冒険家アドルを操り、漂着した「呪われた島」セイレン島を探索するアクションRPGだ。プレイした感想なんかを記録がてら書いていく。
しかし、二章はずっとダンジョン探索して人を探して……の繰り返しだな。そろそろ動きがあってもいいと思うんだが。
≫密林地帯の探索
密林の探索に戻ったが、いい加減泥まみれなのもなんとかしたいところだ。
ぶっちゃけ、細菌とかが怖い。
浮き輪靴のおかげで沼の上に浮かべるようになったぞ!
まあこの後もたぶんダンジョンボスがいるだろうから、人を探しつつやってく感じなんだろうか。この流れがいつまで続くのかは知らんが……。
まあ、おおむね新しい遭難者だと思うが。
追いかけていったらまた逃げられてしまった。だが再び追いかける間もなく、今度はカバなのか虫なのかよくわからんボスが出てきた。
≫九人目(一般人)
さて、ボスを倒したら奇岩海岸なる場所に出たわけだが……。
どうやらくだんの人影は、追いかけてくるのを恐れて逃げてしまったようだな。隠れていたところを説得して出てきてもらった。
こいつの名はリヒト。おどおどしているが、着ている服はなんか見覚えがある感じだな? 船長の服に似ているっていうか、船員なのか?
ひとまず事情を聞こうとすると、リトル・パロが飛んできた。
なにやらただ事ではないので、リヒトを案内がてら村に戻ることに。戦闘組のスピードにリヒトがへばっているのを気にかけると、ヒュンメルの姿が消えていることに気付いた。どこ行ったあいつ!?
だが探している暇はなさそうだ。村では船長が負傷していた。獣にやられたわけではなく、とんでもないものが残されていた。
≫突然のクローズドサークル
寝かされていた船長は、日課の見回りの最中にやられたようだ。
見えたのはローブを羽織った背中だけで、男ということしかわからない。
しかも、ドギによって運び込まれたテーブルにはこんなものが。
皆殺し……だと……!?
そんな無人島みたいな事が起きていいのか!?
いやここは無人島なんだけども!! 無人島なんだから無人島みてーなことは起きていいんだが、そういう意味じゃなくてだな!!
エアランによると、「NEMO(ニーモ)」というのはロムンの言葉で名無し。そしてロムン帝国を騒がせている「名無しの切り裂き魔」のことらしい。エアランは帝国を震撼させる狂気の殺人鬼を追ってロンバルディア号に乗り込み、同僚とともに名無しを取り押さえる……つもりだったが、同僚と会う前に船が大破したらしい。
嘘だろほんとに急に無人島みてーになってきた……。
しかも一歩間違えたら、船上で船上みてーになってたのか……。
そのとき外で悲鳴が聞こえ、慌てて行ってみるとカーラン卿が足を切られていた。
次はこいつか。殺人鬼の割には、いまのところ傷をつけるだけで終わっているようだが……、最悪の事態は避けねばならん。とはいえ、村の中に犯人がいる可能性もある以上、下手に動けんな。
嘘だろ、疑心暗鬼まで起きる事態なのかこれ……。これじゃ本当にただの無人島みたいじゃねぇか……。
小舟を使って海に出て助けを求める案もあったが、何の装備も無い船で外海まで出るには危険が伴う。だーっ、結局あれか、八方塞がり感がすげぇ。
しかも、そんなときに限って獣の襲撃まであるときた。しかもその中には、以前サハドが追われていた異形の獣が混じっていた……。
≫異形の獣との迎撃戦
迎撃戦はなんとかクリアしたものの、こいつは相変わらずしつこい。迎撃戦では倒しただろうが!
しかもちょうどそこに三人もこっちの様子を見に来やがった。
だが今度は標的をヒュンメルに向けたところで、続いてドギがぶん殴っていったぞ。お前もおいしいところを持っていったな。そこで異形の獣もようやく撤退した。
≫二つの脅威
ラクシャはいままで異形の獣に驚くことはあっても、古代種という名に関しては受け入れてたんだよな。あの異形の獣が古代種かもしれないというのはなんとなく勘付いていた節はあった。
古代種とはやはり、人が現れる前にこの世界を支配した巨大な生物。ラクシャはどういうわけかそれなりの知識があるようだ。なんかその知識があるってことを褒められても、謙遜しているような感じだが。なんかそこに関してだけは「これくらい当たり前です!」な空気が無いよな。
しかし、「古代種」と「名無しの切り裂き魔」、二つの脅威にさらされることになってしまったな。カーラン卿なんか「これ以上お前たちと一緒にいられるか!」みてーな、殺人鬼のいる場所で一番やっちゃいけないフラグを立てて一人で行ってしまった。
ひとまず寝ずの番を立てて、交代で見張ることになった。
≫ラクシャの告白
深夜になってアドルが番をしていると、ラクシャが登ってきた。
差し入れを持ってきたり、なんかいろいろ話していたが、アドルにはわかりきってたようだなあ。
ようやく自分の事を教えてくれた。
もともと古代種のことを教えてくれたのは父らしい。婚約者じゃなくて父のほうだったか。とても楽しい時間だったが……。その父はやがて研究に傾倒し、領地経営を放棄して領民に暴動を起こされ、なんとか兄が領主代行になったものの信頼は戻らない。他家の計略もあって兄は失脚、やがて爵位返上を命じられた。
……それは、確かにお前の親父もどうかと思うぞ……!?
親父からすると、自分が貴族かどうかは関係なかったのかもしれんけどな。だけど、家族は貴族以外に生き方を知らないままだった、とかそういうことなのかもな。
ただ、いまは疎ましく思ったその知識を頼られたことで居場所を見つけたような気がしているらしい。アドルも言ったが、今はそれでいいと思うぞ。
言いたいことは言い切ったようで、休息所に戻るようだ。
……。アドルには別のフラグが立ったな……。
そういえば、戦闘中の呼びかけなんかもアドル呼びになるのか? マジか。
いや……うん。ヒロインだなあ、お前……。
まあなんだ。これからもよろしく頼むぞラクシャ。
≫謎の触手
今日は夢も無かったな。さすがに今日、夢を見てしまったら、いろんな余韻や緊張感が消失しそうではある……。
昨日の時点でだいぶ精神的にやべぇなとは思ってたが。
朝方までは居たらしいので、いまみんなで手分けして探しているらしい。とりあえずアドルたちにも何か村の中に残されていないか手がかりを探してくれってことらしい。
しかし、手がかりって言ってもなあ。
……。小舟が無くなってることくらいしか変わった事は無ェんだけど。
直後に「カーラン卿が見つかった!」とドギが走ってきた。小舟は関係なかったか?
潮の流れの関係で小舟じゃ進めなくなってるらしく、今なら陸伝いで追いかければ間に合うかもしれんとのことだった。ほんとしょうもねぇオッサンだな!? さっさと行って恩でも着せよう。
なんとか端っこのほうまで追いつくと、立ち往生はしてるが声は届かねーみたいだ。
奴は触手で小舟を壊すと、海の中に消えてしまった。その後は木の破片がわずかに浮かぶばかりで、カーラン卿の姿も消えていた。
……え? 本気で言ってんのか?
……いや確かにフラグが立ってるとは言ったが、誰がそこまでやれと言った!?
さすがにこの展開はちょっと驚いた。
そのうえ、この海域で船が沈むのはあのでかいイカ?のせいだというのがわかったな。脱出するにもあいつを倒さないと駄目ってことか。倒せるのか、あれ?
まずは一人目……とのことらしいが、一人目ったってお前殺してねぇだろ。ただ、おそらく操りやすそうなカーラン卿の恐怖心を煽った結果なんだろう。次からは直接的な手段に出る可能性もあるな……。
島から出られん以上、名無しを捕まえるしかねぇな。
エアランによると、聞き込みと現場検証は基本。調査はエアランとアドルに託されることになった。
嘘だろ、こっから推理パートでも始まるのか?
推理ゲームじゃねぇから多分、やることは聞き込みとかだろうけど。こういう時って、外に犯人がいるとみせかけてたいてい内部犯だろ。
ええ……。いるのかよ、犯人……。
そういうわけで、捜査パートは次回に繰り越しだ。
今日はここまで。
ここまでありがとう。じゃあな。