見出し画像

NOVA3D Elfin2でロングソード造った【忘備録】【2021.5.17追記】


ミシックフィギュアの武器を自作したいなーと思って、3Dプリンターで簡単なロングソード造ってみました。3Dプリンターの使い方に色々と戸惑ったので忘備録残します。(ロングソードというかツーハンデッドソードみたい)

1.3Dモデルと3Dプリンターの準備

・使ったプリンターはNOVA3D Elfin2(amazonで安かったから)

・3Dを作るソフトはメタセコイア4

 →完成した3Dは拡張子をSTLで保存

画像3

・完成した後はMaterialise minimagicなどでバッドエッヂ処理を忘れずに

2.印刷準備

・3DファイルをNOVA Makerで読み込んでサポートを取り付ける

 →造形物を床面から数ミリ浮かせてからサポート処理する

 →この時のサポートは自動処理で行った

画像2

・この時の造形物は床面に対して水平にしていたが、下図のように斜めにした方が良い。一層あたりの体積が大きいと造形物が反る。

画像4

・ラフト(土台)を設定しないで印刷したが、剝がすとき大変だったので次回からはラフトの設定をした方が良い。(ラフトの厚さは分からないので試行錯誤する)

・Wifi経由でファイルを3Dプリンターに飛ばす

 →Elfin2のWifi設定は認識しないことがある。このときは2回目で成功

・3DプリンターのレジンはMAX以上には注がない

 →この時はMAXより少し下の位置まで注いだ(水洗いレジン)

3.印刷開始

・印刷命令はNOVA Makerから出す

 →付属のUSBメモリからトロイの木馬が出てきた例もあるそうなので怖い

 →印刷時間は80分くらい

4.印刷後の洗浄について

・印刷終了後に「タンクを洗浄しますか」と出るので、これを押した方がいい。FEPフィルム上に薄いレジンシートが出来上がるので、FEPフィルムに張り付いたごみ処理が楽になる。この時はよくわからなかったのでやらなかった。ゴミ処理が大変で後悔。

・3Dプリンターからプラットフォームを取り外し金属バット①に安置

・金属ヘラを使ってプラットフォームから印刷部をはがす

 →プラットフォームを傷つけないように

・プラットフォームから造形物をはがしたらすぐにサポート材をニッパーで切り離した方が良いかも

 →サポート材の収縮で造形物の反りが強くなる可能性も

・造形物は刷毛を使って水と洗剤(もしくは無水アルコール)で洗う。2回ほど繰り返す

 →水と洗剤の割合は適当(ちゃんと調べた方が良いかも)

 →洗浄後は金属バット②にて自然乾燥

 →洗浄に使った水は太陽光で硬化させて捨てる

・プラットフォームも造形物と同じように洗う

 →金属バット①に安置して自然乾燥させる

・レジンタンクに余ったレジンはストレーナーで濾してからボトルに戻す

・レジンタンクも刷毛を使って水と洗剤で洗浄

 →FEPフィルムに傷がつかないように注意して洗浄すること

 →FEPフィルムにゴミレジンが残ってないようにチェックすること

 →レジンタンクは分解しなくて良いかも

★2021.5.17追記

 →洗剤で洗った後にレジン残りがあると思ったので無水エタノールを直接タンクに注ぎ、刷毛を使わないで軽くゆすった後、流水で洗い流した。

  →こっちの方がレジンが残らないかも

 →洗浄後は金属バット③にて自然乾燥させる。自然乾燥後は拭き取りはマイクロファイバー布で丁寧に拭う

・LCDスクリーンもマイクロファイバー布で拭っておく

・造形物を1~2時間くらい日光に晒す

 →太陽光にあてるまではベタベタしてる

 →余裕が出てきたら紫外線照射装置を買う

5.完成品

画像5

↑表面

↓裏面

画像6

・ところどころ小さな穴が開いてるが印刷ミスかサポート材を取るときにミスったのか分からない

・洗浄が足りなかったのか、レジンが溶けたようなところも

画像7

・反ってしまった。長物は斜めにしないとダメだ。

画像8

・ミシックフィギュアにピッタリフィットした。握りの凹凸も結構いい感じに印刷されてた

いいなと思ったら応援しよう!