![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156654994/rectangle_large_type_2_a2261cdea4bc1e0186cdf99e42c8a287.png?width=1200)
おかえりなさい夏 さよなら夏 来年こそ 能登の夏
子供の頃から夏が好きであった。
正確に申せば夏休みを待ち焦がれていた
大人になってからも…
大人は・・・常識があるはずだが
夏を悪者にする風潮は
どうしてこんなにはびこっているのだろうか?
ドバイをあれほど硝酸賞賛するなら
「ドバイ並みに暑くなった」
と喜んでもよいのではないか・・・
日本の暑さはかなりレベルアップした
その環境を
「日本は四季から二季になった」
と嘆く気持ちもわからなくはない。
ドバイを含め中東や北東アフリカ地域は
高原地帯以外は「一季」だ!
雨季と乾季があるにはあるが砂漠地帯は
ほとんどの雨季は
集中豪雨が降るかもしれない季節で・・・
適度な降雨量を数回にわけて・・・そんな
常識的な慈雨の神様はおられない
まるでギャンブル中毒患者のように
あるだけの水蒸気を全部雨に換金して・・・
平地に川を刻み・・・
大地に枯れ川※の谷間という
痕跡を置いていく。
※枯れ川=ワジ(wadi)
・・・ワジの谷間=輪島?
小官が務めていた会社
は※休みが取れないことで有名なあの自衛隊だ・・・
賞味期限が切れて捨てた代休は
まる1年分くらいはあるとと思う。
※公務員や自衛隊員は自嘲を含め
「うちの会社・・・」と役所を表現するが・・・
・・・の後に続く言葉は
「・・・待遇がわるい」
「・・・上司が馬鹿ばっかり」
とつづく
「うちの会社」は普通名詞のようだ。
自衛隊には「休みはまとめてとる」
という気風やある種の「困った」男気があり・・・
「とある大手新聞」が
「自衛隊の代休・有給消化率が低い」と
取り上げてくれたおかげで・・・
以前よりは休みを取りやすい環境になった。
アフリカで溜まった代休や有給は
小官の賞味期限が切れる・・・退官前に全部消化した
そのおかげで最後の3ヶ月は月に2〜3回の出勤であった。
夏休みを普通に取った後
10月から12月まで
ほとんど出勤しなくても良いほど代休が貯まる
アフリカ勤務※の艦橋環境もどうかと思う・・・
定年退官直前にアフリカ勤務を打診された小官は・・・
正確には
「アフリカorとある航空部隊への転勤」という二択を
提示されたわけだが・・・
小官が「アフリカ!」というのを見すかしている。
こずるい・・・人事の世界
小官もその世界の住人なので
「やりやがったなあ」という心境だ。
※アフリカでは休日は基本的に取れないので
ゼロなので土日や祝日は全て代休となる。
ジブチもドバイも・・・基本的に夏だ
夏が大好きな小生は結果オーライ・・・
冷房さえあれば!
昔むかしなら いざ知らず・・・
日本国内でも冷房が
あまり効かない場所は
夏とはいえそれほど暑くならない地域・・
もしも・・・東北以南に普通に住んでいて
「エアコンが買えない」
「冷房代が払えない」
という国民を放置したら・・・
それは福祉が充実していない国ということだ。
エアコンはライフラインだ。
エアコンを「ぜいたく品」だというなら
最貧国の仲間入りだ。
夏が暑い以上
エアコンは電気・水道・ガス・通信の次
5つ目か6つ目のライフラインである
国民のライフラインを考慮せず・・・
「能登半島は予備費で対応」という
不見識な指導者が存在する国は
きっと発展途上国だろう。
官僚いいなりの「裸の王様」でも
総理大臣が務まるなら後進国だ。
「なぜ能登ばかり」
という抑えがたい感情はつのる
「能登の庶民」に最善の手段を提供しなかった
守銭奴官僚と
その宦官を野放しにした首相への天罰かもしれない。
徳が不足している指導者のもとへ
災害は忍び寄る。
近年の震災や大災害時の首相を思い出して欲しい・・・
「口先だけで」能登の復興を唱え
最善を模索しなかったモノどもには
「もれなくバチが進呈さえる」
今年の「閻魔大賞」は選考不要で受賞者確定だ!
正月の元旦気分を
「巨大地震でゆすられ」
自宅などを奪われた地域へ
補正予算も組まず・・・
税収は過去最大である。
その税金をちゃんと配分しないなら
「徴税はゆすりたかりと同じ」
反社集団なみだ。
みかじめ料をとりながらなわばりを
放置するなら
「ヤクザを名乗る資格もない」
水害で仮設住宅まで奪われ・・・
(仮)仮設住宅を同じ場所へ建てるなら
「災害は忘れた頃にやってくる」を
忘れた健忘症患者だ。
暑さは冷房があればどうにかなる。
その冷房を国民に適切に提供できないなら
「先進国さようなら」宣言だ!
夏をまちこがれ・・・復興に尽力した
多くの地域住民や警察官・消防官・自衛官と
ボランティアや公務員が
「自分ができる最大限の努力」を
捧げている・・・
政治家や官僚はその努力に敬意を払い
報いなければならない。
暑い夏はまた必ずやってくる・・・
地球が滅亡しないかぎり
少し暑い日は・・・10月にもあるだろう。
能登の冬は厳しい
その厳しさを耐え抜くには
「次の春・夏を待ちわびる」
気持ちのゆとりと
未来への期待が不可欠だ。
苦しい悲しい夏はこれっきりだ。
来年7月になったら
「おかえりなさい」
と夏を歓迎したい・・・
能登で・・・日本中で。
「なんだ!お前まだいたのか!」
なんて夏を毛嫌いするからバチがあたる。
「どうぞごゆっくり」といって
昆布茶をそっと差し出すのが日本人だ。
「酷暑だ!猛暑だ!」と騒がず・・・
昆布茶を何度も何度もおかわり・・・
そんな日本人の感性こそ生きる知恵
能登復興の源泉になる。
予備費を使って役務や物品購入契約を担当していた小官には
「予備費とはなぜこんなに使いづらい予算なのか」
という実体験があります。
能登復興を予備費でという政治家には
「不信」しかありません。
災害復興がきちんとできない国は不幸です。
それがわからない政治家が自ら辞めないなら
政治家の資格をはく奪するしかありません。
いいなと思ったら応援しよう!
![海尾守 中2病 Mamoru KAIBI eighth-grader syndrome](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133750524/profile_a77e53c7754d233c993d5a57bd19afe2.png?width=600&crop=1:1,smart)