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みだれがme

無計画に…5時間ドライブして
福島県いわき市の塩屋岬に到達しました。

小生人生そのものが無計画

いわき市は元同僚が
損保のアジャスターをしていたので
震災の前後…何度も行き来した
馴染の土地です。

東日本大震災後で被災した
自衛隊機の処分を担当した事もあり…

現地の交通が完全復旧していない時期に
いろんな手段で
浜通りを上り下りしました。

美空ひばりは
生き様が素敵デス…

ひばりさんが亡くなった時より
今の小生は年長ですが
人間の力量は暦の上では
推し量れません。

演歌は1年に1時間も聞かない
小生ですが
人間の器として
「美空ひばりはカッコイイ」
と思います。

仕事では…海上を船で何度も…
「塩屋岬灯台」の沖合を通過しました。

海上自衛隊の船乗りで
この灯台の名前を
知らない者は
もぐりです。

潜水艦の乗員も場所は知っています。


塩屋崎灯台

私用でも
何度かいわき市に宿泊しているのに…
塩屋岬はなぜか未踏の地でした。

知っているのに近寄れない場所は
多くのヒトビトに存在します。

…伊勢神宮は畏れ多い領域です

…豊川稲荷は不思議な空間です

「空間が引き寄せる」磁力のような
不思議な力で
時々無性に中京方面へ
行きたくなるのは

「食欲」という魔物の
チカラかもしれません

塩屋崎灯台は大きく荘厳で…
いつでも…行けると思いながら…
なぜか…いつも素通りして
未踏の地でありました。

本日の日没直後何十年という念願がみのり…灯台を見上げる
「みだれ髪歌碑」を大音量で堪能いたしました。


近づくと♫みだれ髪が…自動演奏

なぜ今までこなかったのか…自分では不明です。
薄暗い海岸に大音量で流れる
「みだれ髪」は
♫涙を流す〜
のを拒否できない荘厳な風景です。

夕暮れで 
灯台の灯りが幻想的で…
ひばり節がアクセントをつけて…
そんな感じがしました。

夏の終わりの夕暮れに
艶のある歌唱が響く海岸…

東日本大震災の苦悩を…
彼女の声で呼び覚ますように

みだれ髪は
鎮魂の御詠歌に聞こえました。

そよ吹く秋風に身が引き締まる
涼しい夏の終わりです。

人生は必ず終わります。

ひばりさんのように
徳を積んでも終わります。

凡人にはだれにもこびず
淡々と最終章を迎えるのは
難しいでしょう。

ヒトにおもねらず
おもしろくためになる
文章…

みだれが…me…小生になくなるまで
ほんの少しお待ちください😊

あと30年くらい…

美空ひばりさんが亡くなって
既に35年ですから
きっと直ぐです😁

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