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中国銀行は安全 中国の銀行は危険?
中国銀行は岡山県に本店がある地方銀行で
「自主健全経営」を掲げ盤石な経営基盤を維持しています。
一方中国の銀行は累積した債権が
「回収不能に陥る」危険な状況で
日本のバブル崩壊時と酷似した様相です。
中華とは中国を中心地として発達した文化の総称です。
古来の中国人は
「自分たちが中心だ!」と誇る必要も
国名に「中華」をつける必要もありませんでした。
文化の中心性がながく揺らがなかったからです。
中華という国が誕生したのは1912年であり
中華民国という名称を中国と略した最初です。
それ以前には中国という国は存在しません。
すべて「王朝の名称」隋や唐・民・清などを国名で
用いるか・・・
日本では清政府が瓦解したあと
英語のChinaを由来とする支那を地域名として用いていました。
支那という言葉に差別的意義があったのではなく
「その使い方に差別を込める人がいた」
それが歴史的な真実ですが
現代では混同して理解する人が多い
特にマスコミや大企業の一部では・・・。
1930年に外務省が
「各国国名及地名称呼関係雑件」のなかで
「中華民国」という国名を使用するという具申を行い
浜口雄幸内閣が中国の呼称を「中華民国」の
普通の呼び方とするとの閣議決定を行ったのが
中国という呼び名の通常使用の最初です。
中国という呼び方はまだ100年経っていないのです。
日本以外の国で漢字を多用するのは
「台湾と中国本土だけ」です。
韓国や北朝鮮など漢字を使う国は複数存在しますが
日常的に使う国と地域は
日本・中国本土・台湾だけです。
それ以外の国では英語のChinaを通常使用します。
一方の「CHUGOKU」は銀行や電力会社・放送局など
通常日本の呼び名で英語圏でも使われます。
バンカーの世界では
中国銀行は「The Chugoku Bank」であり
中華人民共和国にある中国商銀は「Bank of China」
です。
しかし「シナ」という英語由来の「磁器」のチャイナと
同じ意味の「支那」は
IMEでは・・・漢字変換されません。
歴史的には
「しなじへん」は「支那事変」
公刊戦史(戦史叢書)とは日本国が正式に詳述した歴史的記録です。
そこには「中国事変」という言葉はなく
該当する部分は「日支事変(支那事変)」
しかし・・・現在中国本土で政権を担っている政府が
「支那は蔑称」だと思っているのか
日本でも「支那」は忌み名のように使えません?
では歴史的書物や公刊戦史・その他過去の出版物まで
すべて中国に書き換えるのか?
「それが歴史の改ざんです。」
「遣唐使」や「遣隋使」は「遣中国使」にはなりません。
そんな当たり前をIMEなどが忌み名とするのは
「過去にさかのぼって都合の悪いことを隠す」
行為と同じです。
中国銀行は改称した1930年以来中国銀行です。
中国地方は都と西国の間にある地方という意味で
「平安時代から中国(なかつくに)です」
一方の中国は
閣議決定以後も中国という国名は定着せず
1937年時点でも
日本と中国の間で起きた戦争は
「日支事変」と呼ばれました。
「日支事変は1937年7月の盧溝橋事件をきっかけに
日本と支那(中国)の間で起こった戦争」で
日本政府が呼称していた正式名称です。
ここまでおよそ1100字
「支店那覇」と打ち込んで「店」と「覇」を消さないと
「支那」は作れないのです。
これが当たり前なのか?
実は1990年や1995年ころまでは
一太郎やワープロでは普通に「支那」が変換候補として
表示されていました。
石原慎太郎氏が「支那」を多用した21世紀になってから
突然変換候補から消えた・・・
これがマスメディアが中国本土の中国政権を慮った結果だと思います。
例え「右寄りだろうと左寄りだろうと」
「嫌いな人間が使った言葉だから消してしまえ」
というのは乱暴な話だと思いませんか?
小生は普段「支那」という言葉は使いません。
小生が勉強しているのは中国語であり・・・
相手が嫌がるなら
「あえてその言葉を使う意味はない」とも思います。
ただし「正式の書類に書いてある歴史的な言葉」を
消すのは不可能です。
皆さんがお住いの地域の図書館で
少し古い本を手繰れば・・・支那の文字がいくらでも
発見できます。
それを消すのは不可能です。
「もしそれが焚書なら言論統制そのものです」
タイムマシーンの記事を思いついた時
真っ先に行きたかったのは
「昭和初期」です・・・でも
現代人が無警戒にタイムトラベルして
もっとも危険な時代は
「江戸時代ではなく昭和初期です」
小生や皆さんが当たり前のように
「戦後の教育で身に着けた感覚が・・・キケン」
近くて遠い場所が昭和の時代にはあります。
小生が中国という言葉否定する意図ではないのは
聡明な皆様ならお気づきだと思います。
ただし「中国」を「ちゅうごく」と呼んでいるのは
日本人と日本語のわかる一部の外国籍の人だけです。
👇日本語⇒中国語翻訳で 中国と打ち込んでもらえば
中国は「Zhōngguó」だとわかります。
これが「ちゅうごく」が日本でしか通じないということです。
昭和初期の日本では中華そばも中華料理も通じません。
支那そばがいけないというなら
中国面条「hōngguó miàntiáo」
支那料理は中餐「Zhōngcān」
なら・・・・大陸通の多かった日本では
通じるかもしれません。
その時代に発行された新聞や雑誌
ラジオ放送すべてが歴史です。
たとえば「判断が間違っている」と
その時代の人間を面罵したらどうなるのか?
後世をしらない人にとっては
「新解釈の押し付けや改ざん」です。
マイクロソフトがどんなに恣意的に変換を妨げても
「歴史は変換できません」
中国語を細々と勉強している小生を
マイクロソフトの変換機能に邪魔されるようでは
日本に本当の主体性はないのかもしれません。
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