あなたの・・・ためにならない記事
午後10時から11時のあいだ
早寝早起きを習慣とする方はすでに夢の中
夜勤や激務で帰宅が遅い方や
長距離移動を常とする職業の方
午後10時台に
「ほっとできる」
その条件はすべての方に当てはまるわけではありません。
普通とは?
ものすごく大雑把な概念ですが
「朝起きて・・・仕事や学校に行き」
「夕方帰って来る」
また
「日中バタバタする方にとって」
午後10時のくつろぎを
否定する・・・
そんな方は余り多くないでしょう。
全ての人間に当てはまる
「くつろぎ時間」
はありません。
社会が多様化し・・・
寝る時間も起きる時間も人それぞれです。
それでも
午後10時・・・・
午後10時は
「明日はどんな日になるだろう」
と・・・
全ての人にとって
明日は望ましい日ではないかもしれません。
日本では一日に
「今日が最後に日」になる方が3万人おられます。
人生に長短は無いといわれます。
時間の長さはひとそれぞれ
100年生きる人もいれば・・・
生まれたその日だけの人生という
赤ちゃんもいます。
3歳頃の記憶はほとんど残っていませんが・・・
私は3歳で
はしかになりました。
恐らく後付けの記憶で親からそう教えられたのでしょう。
40℃近い高熱だったそうです
「その時食べたバナナの味」
私が記憶する食べ物の味は
そのバナナが最初です。
ただし
記憶を脳細胞が塗り替えている可能性も
否定できません・・・・
人間は自分の記憶を都合よく書き換えたり
嫌な記憶を消去することが可能です。
つらいことや悲しいことは
だれにでも起きることです。
だからこそ
「楽しい・美味しい・素敵」
その機会を逃さず・・・
どんな些細なことでも感動したい
日々願っております。
「腹が立つこと・いやなこと・苦しいこと」
それは人間にとってさけられない日々の出来事です。
だからこそ
「100円の回転ずし」
でも
「お笑い番組」
でも
「ラジオ」
でも
「あ!おいしい」
「あ!おもしろい」
「あ!聴いてよかった」
その瞬間をのがすのは
もったいない!
世界をほんの少しだけのぞき見して・・・
日本より過酷な貧困や飢餓・・・
争いごと・・・
その本当に一部を自分の目で確認して・・・
わたしの「しあわせセンサー」は
過剰に反応するようになりました・・・
もしかしたら「故障した」のかもしれません・・・
でも修理する気にはなれません。
以前はブラックニッカやトリスをバカに
いました。
クルマは新車しか買わず・・・
金もないのに数年で買い替え
洋服ダンスには服があるのに
新しい服が欲しくなり・・・
ちょっと疲れたらタクシーにのり
東京駅からは座れないからと
湘南ライナーやグリーン車を利用
その時代を過ごした自分が
「毎日がつまらない」
一番不満だらけの自分であった
そんな記憶があります。
今は・・・・
旅行に行っても安いホテルを探し
飛行機も一番安い席
グリーン車はJRのポイントがたまった時だけ・・・
高速道路もなるべく使わず
下道を走る・・・
なにが変わったのでしょうか?
高速道路は便利で
移動時間を短縮できるけれど
「町の風景や雰囲気はほとんど味わえない」
下道を通って・・・
地元のスーパーで寄り道し・・・
自分の生活圏とは違う
庶民的な食堂で昼食
さんざん散財していたころには
見えなかった風景が・・・
そこには広がっています。
いまでもバナナが好きです。
五十数年で一体何本のバナナを食べたでしょう?
経済とは・・・人々が安心して
お金を使うことで回っています
だから
「本当の意味で無駄遣いなど存在しない」
それは経済学という学問では常識です。
ただし・・・
「しあわせセンサー」が
こわれてしまった私には
「服はユニクロやしまむらで十分」
「クルマは今乗っている自動車が頑丈で壊れないので・・・
たまの週末にポリッシャーで磨くのが楽しみの一部」
「近所のスーパーで100g49円で売っている国産とりむね肉を
どんな調理で美味しく食べるか?」
それで十分満足できる生活が送れています。
欲は人一倍強く・・・
損をするのはいやです
世の中のお金は順繰り回っています
余分に使って・・・楽しみを得る人と
少しだけやりくりして・・・少なく使う人
どちらも自分の意志である限り
「しあわせな生活」です。
ただし・・・
「本当はもっと大きな家に住みたい」
「かっこいい車に乗りたい」
「美味しいお寿司がたべたい」
それを努力の源泉とするのは正しい・・・けれど
全ての人がそれをかなえられるわけではない。
誰かをだましたり。。。
人のモノを盗んだり・・・
その方法でしか
自分の欲求を満たせなくなったら?
お金がいくらあっても・・・
どんなに高級な車に乗っていても
「不幸な人」だと思います。
なぜ「お金が必要なのか」
その一点をしっかりと考えるだけで
お金はきっと「自分と向き合ってくれる」
「〇〇をすれば大金が転がりこむ」
それはお金に関する不幸の始まりです。
貧乏人だからわかるただひとつの事実
「お金に逃げられる人は・・・
お金の価値を知らないひと」
そして私も「お金の価値を知らない」
のだと思います。
大金には縁のない人生ですが
毎日少しだけお金をつかい
ちゃんと生きている毎日・・・
「定年まできちんと務めたからだ」
という知人がおりますが・・・
わたしは
「アフリカで今日を生きるのも苦しい人びと」を
知ったおかげで
「しあわせセンサー」が故障し・・・
以来楽しい毎日を過ごしています。
今日も楽しい午後11時をすぎました
つまらない記事を書いているおかげで
今日も終わり・・・ほっとできる時間もおわりです。