つきはどっちにでている?
中秋の名月
昨日はお月見されましたか?
「あ!昨日の月 見損なった!」
お嘆きの貴兄・貴女
嘆くのは本日の満月が見えなかった時に
どうぞ!
満月は本日です。
中秋の名月のお月見は昨日でしたが
きのうの月齢は14.0
本日が月齢15.0です
したがって本日が本当に月が真ん丸の
名月です・・・・月が見えれば!
方位角とは
自分の位置を中心にして目線をマキタスポーツ真北に向け
北極星※のある北が0度です。
東京の場合本日の月の出は
真東と東南東の間のやや東よりになります。
さて問題です
小生はなぜ・・・月見のためだけに
車で1時間半はかかる千葉県鴨川まで行ったでしょうか?
ファイナルアンサー?
ファイナルアンサー!
正解!
関東で中秋の名月が水平線から登ってくるのは
「千葉県外房側と茨城県の海岸線※だから」
です!
東京湾西岸の三浦半島先端までは
房総半島が邪魔をし・・・
江の島でも三浦半島が邪魔をします。
👆上に掲載した月の出マップを参照すると
自分の住んでいるところで
「つきはどっちにでている」のか
時刻や形も含めたちどころに
わかります。
問題の答えには続きがあります
月の出る海岸で何をしたかったのか?
「月餅をたべた」です
お月見に月餅を食べるのは
中国の中秋節の風習です。
中秋節は旧暦の8月15日にあたる満月を祝う日で
春節や端午節と並ぶ中国の代表的な節句です。
小生も少しだけ中国語を勉強しています。
理由は・・・言えません。
小生の前職をご存じの方はお察しください。
小生の家に住んでいる中年の女性には
中国人の友達が数人おります。
その方が昨年
中国人の友人から
「月餅たべた!」と
何人も・・・問われたそうです。
それほど中国では
「月見=月餅」なのでしょう。
日本で中秋の名月は・・・
月見団子と月見バーガーです。
月餅は・・・
中村屋か崎陽軒のモノを
到来物としていただいたときに食べるしか
機会はありません。
アフリカでもドバイでも・・・
中国人の方は大勢おられ・・・
日本の9月17日頃に
アフリカや中東にいた小生は
ついぞ
「中国人が中秋節」を月餅で祝う。
そんな風習に気が付きませんでした。
古い記憶を呼び起こすと・・・
その時期に・・・30年前ですが
アメリカ東海岸の中国人が多い街にいた
記憶が・・・しかし
月餅は気が付きませんでした!
というわけで
昨年の汚名をすすぐべく
いくら嫁の友人でも・・・
日本男子・女子男児の沽券にかかわる事態を
回避するため・・・
今年こそは中秋の名月に
「月餅たべるど!!」と気合を入れて
去年は冷凍菓子コーナーにあふれるほど
月餅が並んでいた
「業務スーパー」へ行ったのですが!
3店舗もまわったのに
「売っていない!!」
食材の加工のかなりの部分を中国に
依存している神戸物産の業スー
は変節したのでしょうか?
おそらくですが
「中国人客が多数来店」する業スーでも
昨年はさほど「月餅は売れなかった」のでしょう。
日本に半定住している中国人も
母国へビザ更新に行って・・・戻ってこれない
そんな事情もあるような・・・ないような・・・
東京のコンビニで労働に従事する店員
は中国人が主流でしたが・・・
最近その数を減らしているような気がします。
NHK中国語講座を勉強する庶民も減っているようで
本屋の一角を占拠する「NHK本」の中で
「中国語」のプレゼンスは低下に歯止めがかからず
起死回生のため
「中国語ナビ」の出演者にNHKは檀れいさんを
投入したほどです。
習近平同志がいくら強弁しても
中国経済の退潮傾向はとまりません。
「月はどっちに出ている」
は在日コリアンのタクシー運転手とフィリピーナの恋を
描いた名作映画です。
映画が公開された30年前・・・
小官がまさしく北米大陸をうろうろしていた
年ですが・・・
当時は在日の中国人は確固たる地位と
「日中友好」を旗頭に
日本の街を驀進しておりました。
天安門事件で・・・地に落ちた立場を
いち早く回復したのは
「日本のおかげ」だと知っていて・・・
本音はどうあれ
「日本は最恵国待遇」だと
鄧小平がお墨付きを与え・・・
そ
のあと中国という
「昇龍」は世界の枢要な地位へ上りつめた
のです。
中国の近代の歴史は・・・
「日本と仲良くすると国が栄えて・・・」
「日本と仲たがいすると左前になる」
この歴史を少し学べば誰にでも簡単明快な事実を
昨今の中国指導者は気づいていないようです。
「仲良くなる」ことは
「どちらかの言い分を一方が追従する」
関係ではありません。
国家も友人も・・・
損得勘定を完全に否定はできません。
そんな想いで
「業スーで手に入らなかったため・・・
山崎の月餅をかじりながら・・・」
少しナッツが少なく。
パイン味もしなかったけれど・・・
値段に比すれば美味しい月餅をかじる
家族をお月様は
「日昼の海岸でも照らすように・・・月あかりで」
招福してくれました。
「日中の関係も・・・お月様が招福してくれるでしょう!」
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