きがつかないキズ キズつかないきづき
表記が違うには当然理由があります
戦後の歪んだ国語行政で・・・
混同したまま改善されない・・・
でもネット上にはこんな記事がまかりとおって
原則としてずを使用するとは・・・
非常に誤解を招く言い方だと思います。
公的には規則に従う・・・
でも私的な文章にまで
訓令式が及ぶわけではありません。
例えば国語の試験で
①下記の漢字にフリガナをつけなさい
( )
稲 妻
( )する
融 通 す る
この場合試験なら
①下記の漢字にフリガナをつけなさい※解答
( いなずま)
稲 妻
(ゆうずう)する
融 通 す る
上記のように解答しないとバッテンをもらう可能性
では
「妻」という漢字に
「すま」という読み仮名があり
「通」には
「すう」という読み仮名があるのか?
あるわけがない。
なのに
連濁するとなぜか「ず」
この内閣訓令という・・・
当時進歩派と言われた文部官僚が半ば捏造した
規則のせいで
発音と表記は・・・
いろんな国の
様々な言語でも
違いが生じるのを是としている
のに・・・!!!!
「音と表記を一致させなければ・・・」
という変な感覚で・・・
混乱を現代まで引きズル////
元凶です。
地名などでは
「津」は「つ」であり
「宮津」「沼津」「河津」は
みやず・ぬまず・かわず
ではありません。
この解釈は噴飯ものです。
みか+すき=みかづき
たけ+すつ=たけづつ
て+すな=たづな
こ+すつみ=こづづみ
お+こ+すかい=おこづかい
もう記事を書いている人間が・・・
ひとさまの記事を評価し
記事を外部へ売る会社だとは・・・
世の中本当に捨てたのではない・・・・
「笑いは日常にあふれている」
みかづき・・三日月という漢字があって
そこに仮名をおくったわけではありませんよね・・・
当然です。
みかづきという言葉は
「あづまことば」として日本人の頭のなかに
ヤマト以前より存在し・・・
漢字が輸入されたので
発音だけの言葉で文字表記できなかった
たくさんの「ふるいにほんご」へ
ご先祖様が・・・
片っ端から漢字をあてていった。
音読みと訓読みがある理由は・・
そもそも日本には言葉があり
表記する文字が無かった
それが理由です
漢字はパッチあてのパッチ
バッジでしかない。
連濁で重なるとづになる訳ではありません。
月は・・・千年後にもつきです。
ただし言葉は変化するもの
古来の用語法や発音が
現代の音とズレるのは仕方がない。
ことばやおんは変化します
50年前には
「ヤバイ」ということばに
「ステキ・カッコいい」という用法は無かった
はずです。
づとずが同じ音だと
記事に書いているのは論外・・・
NHKのアナウンサーが聞いたら泣きますよ!
NHKは方言を広める機関ではありません。
方言にづが残ったなんて
ネットのヨタ記事は
「風説の流布になります」
「dzu=ヅ」を発音する時は
舌の先が上の歯の裏や歯茎にちょっとだけ
触れるように息をだし・・・舌を離す
「zu=ズ」を発音する時には
舌の先を下の歯の裏に固定して音をだす・・・
舌を上手く使うのは中国語やフランス語だけでは
ありません。
日本語だって本来は
じとぢ
ずとづ
は別物です。
なんでも単純化したい文科省が
両方の仮名を存続させているのは
別のモノだからです。
使いわけができるのかどうかは別問題です。
言葉は学問じゃなく技術と
小生がいう理由がそこにあるのです。
1937年の内閣訓令によって始まった
「訓令式」か「ヘボン式」
かという長い長い戦いに・・・
ようやく終止符がうたれそうです。
訓令式 ヘボン式
し si shi
じ zi ji
ち ti chi
つ tu tsu
ふ hu fu
しゃ sya sha
じゃ zya ja
ちゃ tya cha
しゅ syu shu
じゅ zyu ju
ちゅ tyu chu
しょ syo sho
じょ zyo jo
ちょ tyo cho
この差で誰がとくするのか・・・
訓令式必要ですか?
フワちゃんが サインするとき
Huwatyan とは書かないでしょう
Fuwachan だとおもいます
あなたはカードやパスポートの署名に
訓令式をつかいますか?
海上自衛隊は役所的な機関ですが
・・・昔から海外へ行く隊員が一定数いて・・・
名前や日本地名の表記にはヘボン式を
用いておりました。
IDカードにはローマ字で
自分の名前を署名するのですが・・・
近年
「筆記体が書けません」
という隊員と
さとし=SATOSI
じろう=ZIROU
つだ=TUDA
ふじ=HUJI
そんな表記をする隊員が増えてきました
「ヘボン式の筆記体で書いてください」
といっても
「どちらも習っていません」
ということです。
Satoshi Tsuda
Jiro Fuji
大人になるまで一度も筆記体・ヘボン式を
知らず・使わずに・・・
「海外に通用する人材を育てる」
という文科省の教育行政も怪しいものです。
海上自衛隊も・・・
文科省を笑ってばかりはいられません。
護衛艦いなづまという船が三菱長崎で
進水し・・・
その名前を世間に知らせる公文書・・・
通達に「いなずま」と記載した
前科があります。
通達が他所の役所や部署へ流れるまで
だれも気がつかなかった・・・
ちなみに護衛艦さみだれは・・・
進水式で白い幕がおりると
「護衛鑑さみだれ」と・・・
IHIの担当者※は怒られたでしょうね・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?