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ハロー!キッズ!(2023年生まれのレッサーパンダ達)②

「───いいえ、全国で赤ちゃんハンターしてます」
季節限定の大法螺吹いてオタクが来る。

先の記事に引き続き、2023年生まれのレッサーパンダの赤ちゃんを見に行きました。
前回は、こちら。

今回は、静岡の日本平動物園です。
2023年7月9日に生まれた彼女。
名前はまだない。

体重計に乗る練習中でちゅ。

11月26日までお名前募集をしており、訪問時には名無しの権兵衛子ちゃんです。

ニコちゃんは右側です。

お母さんはニコちゃん。
世界の矢澤ではないので、にっこにっこにーとは言いません。
鼻筋の通った可愛い女の子です。

毛繕い中の和くんです。

お父さんは和(カズ)くん。
双子の令くんと合わせて、令和くんです。
富山生まれ、越してきた瞬間に子を成したイケメンです(その時の子はかずのこくんで、同じく園内に暮らしています)。

そして、この日はテレビ局の取材も入っており、大変なファンサービス?をして見せてくれた彼女です。

鉄棒(?)は得意でちゅ。

元々双子ちゃんとして生まれたそうですが、相方は生まれてすぐに亡くなられてしまったとのことで、お産というのはどんな生き物でも命がけなのだなと改めて思います。

タイトル画像の方が、わかりやすい気がしてきました。

前月に熊本の杏香ちゃんを見ていますが、この顔立ちの違い。
彼女の方がどちらかと言うとキツネ顔ですね。
りんごも、まだまだ小さなかけらをおっかなびっくりで挑戦しています。

ガラス前に来てくれた、彼女です。

テレビ局の方ともお話をしましたが(カメラは回っていなかったので魂は取られていない筈です)、ガラス越しに興味津々でお客さんの方を見てくれると、たまらないです。

逆に、ガラスがあるお陰で、一線引けて安心して彼女も、我々人間もその姿を見ることが出来るのですね。

そしてこう尋ねられ、冒頭に戻る。
「こちらの園の常連さんですか───」

思い返せば、9月。
国際レッサーパンダデーのある月です。
この時、『レッサーパンダの赤ちゃんをのぞき見』というテレビ越しの観察イベントが催されており、ひたすらに蠢く姿を眺めていました。

テレビ画面の向こうの、彼女です。

子供の成長とは斯様にして早いものですね。

お母さんのニコちゃんの名前の通り、沢山の方とニコニコと談笑をして過ごしました。
娘は、ニコニコの良いところを受け継いだと思います。

彼女も、杏香ちゃんも、担当されている飼育員さんに頑張ってお声掛けさせて頂きましたが、どちらの園も方針に違いはあれど大変大切に育てられているのか、よく伝わってきました。
彼女達が、立派なお母さんになる日も楽しみになりますね。

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