鋼の自己肯定感
今回は私の所属するnote大学の教育・子育て部のお題であります、おすすめの本の紹介をさせていただきます!(今日は口語口調でお送りいたします!)
企画はこちら
その名も「鋼の自己肯定感」(ドーン)
鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない"方法 | 宮崎 直子 |本 | 通販 | Amazon
とてもごついタイトルですね!
ちょっと読むのに気がひけちゃうかもしれませんね。
「自己肯定感を持つのが難しいなあ」と考えている人が多いと思いますが、この自己肯定感の上に鋼(はがね)が付いちゃってますからね!
吹けば飛ぶような自己肯定感すら持ってないのに鋼って…。
そして表紙には心臓の絵が付いちゃってますからね…。
恐すぎ!笑
と思ってましたが読んでみたら意外や意外。
読みやすいんです!
作者がシリコンバレーに住んでいて(日本人です)、これまたごつい感じがするのですが、全然ビジネスライクな感じではなく、分かり易い文章で自己肯定感について教えてくれます。
それでは内容に移りましょう!
結論はこれ!
「生きていればそれで良し!」
これ私のフィルターを通して話してますので、こんな言い方になってますが、終始このことを説いている本だと私は断言する!
だからこの本が私は大好きなのだ!
あらゆる観点から「だから、あなたのままで大丈夫!」「ほら、あなたのままで大丈夫!」「それでも、あなたのままで大丈夫!」ということをシリコンバレーで過ごした20年間の生活や、様々な事例、科学的根拠から丁寧に教えてくれている。
内容のひとコマ
中でも「ああ、これ自己肯定感と思ってたけど違ったんだ」というものが自己有用感と自己効力感だ。
自己有用感は
「自分は誰かの役に立っている」という気持ち。
自己効力感は
「自分は何かができる」とう気持ち。
この2つの気持ちと自己肯定感を混ぜこぜにしていることは非常に危険だと筆者は語っている。
つまりこういうことだ。
「仕事をしてお金を稼いで家族を養っているから役に立っているから大丈夫」とか
「会社で営業成績が良く会社の役に立っているから大丈夫」とか
「私は勉強が出来て良い大学へ行ったから大丈夫」とか
「私は継続する力があるから大丈夫」とか
これを自己肯定感だと思っていると
「例えばそれが出来なくなったり、役に立たなくなった時に自己肯定感がダダ下がりになりますよ」ということだ。
「たとえ病気でこれらが出来なくなっても自己肯定感は下がるものではないのです」と筆者は言っています。
これが面白いんです!
大事な話
さあ、雑な説明でしたね!
ちなみにうちの三男は不登校気味で、ある時私が「学校に行った方が良いよ」とか、「勉強が出来ると、こんなに世界が広がるよ」とか「将来何がしたいの?」とか「そしたら今はこうした方が良いよ」とか色々言ったことがありまして、その結果、彼を追い込んでしまうことがありました。
ある時、彼はとんでもないことを言います。
「僕なんて何も出来ないんだから生きている価値がないよ」と。
その時は私も泣きながら
「そんなことは絶対口にするな」と怒った気がします。
でも、なんでそんなことを言ってはいけないのかの理由は、私目線からの理由で「そんな悲しいことは言うな」という気持ちで、つまり私が子供を失いたくないという気持ちで、三男の目線からの答えは言えてなかったと思います。
「なぜ何も出来ないのに生きている必要があるのか?」という問いにである。
「家族が悲しむから、大事な人が悲しむから自分が生きている」というのでは弱い気がする。
やっぱり「自分が生きたいから生きるのだ」と私は思う。
その生きたい理由を探すのが人生の目的だと思う。
そして私はそのお手伝いをしたい!
すべての人にあてはまる訳ではないが、その探し方の一つがこの本には載っていると思う。
さて、私がこの本を読んで「ああ、自己肯定感って生きているだけで良いんだ」と理解して、三男に「生きているだけで良いんだよ」「生きているだけで良いんだよ」「生きているだけで良いんだよ」と連呼していたら…
「お父さん、そんなに同じこと何回も言われると嫌になるよ…」と言われた。
ごもっともで!笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
少しでもあなたの心が軽くなっていただけましたら、この上なく嬉しいです!
「スキ」「コメント」「フォロー」などしていただけましたら、確実に私もあなたのことが好きになりますので(笑)よろしくお願いいたします!
今後も頑張って投稿してまいります!
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