大学院生の苦悩①

当方は2024年3月に大学院を卒業したのだが、自身が使っていた手帳を見返してみると大学院生だったころの心境が書かれていて、懐かしくもなり、こんなにもがいていたのだなとしみじみ感じた。

地方国立大理系大学院生、明らかなブラックラボだったため配属時の4年生から数えると3年間、よく耐えたなと思う。
しかも大学院を首席で卒業できたから、私としてはかなり上出来なほうだ。
博士課程に進むか迷った時期もあるが、一旦社会にでてみたいという想いから博士課程は選択しなかったが。

そんな大学時代に書いていた苦悩を、自分のために記録としてここに残しておこうと思う。
もしかしたら、どこかで大学院生活に苦悩している人たちの支えにでもなれればそれはそれでよいかな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー202307
私は、学長賞をとりたいと思っている。
その理由は、私が努力した時間が評価されるとすごく嬉しいし、自身の糧になると思うからだ。
でも、私自身にそこまでの実力があるとは全く思えない。
私よりも素晴らしい人、優秀な人はたくさんいるから。
それでも、私の周りには素晴らしい人たちがたくさんいらっしゃるし、その人たちを通してでも、自分自身にもできるのだと改めて自分に示したい。
そのためにはどうすればいいか?
様々な評価を得る必要がある。

・学会で賞をもらう。
・和文で論文を書く。
・修論を英語で書く。
一番達成しやすいのは「学会で賞をもらう」だ。
そのためにやるべきことを整理してみる。
。。。。。。
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20230731
急に、学長賞とかどうでもよくなってきた。
もちろん、もらえたらこの上なく嬉しいけど頑張ってとるものでもないように思えてきた。
低次元で考えてしまっていたな、と思う。
でもだからといってどこに目標を置くべきかわからなくなってきた。
皆にちやほやされるし、自分への自身にもつながるかも。
でも本当に望んでいることなのか?
学長賞をとることは望んでいることなのか?
残りの大学院生活はやっぱり望んでいることを行いたい。
その結果として賞がついてくると思うから。
いろいろなことのやる気がなくなってきている。今この現実を見ないといけないのに。

誰かを超えるんじゃなくて自分のために頑張ろう。
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