MBAを取って変わったこと MBAを取って変わったことは何ですかとMBAに進学したい方によく聞かれることが多くあります。私の場合、MBAを取って変わったことというより、在学中に博士課程に進学をしたいと考えが変わったことです。 MBAは実務家を養成する大学院であることは間違いないのですが、その先の博士課程は研究者になるための大学院です。 MBA入学当初は、博士課程の進学は全く考えたこともありませんでした。しかし、研究が進むにつれ、明らかにしたいことがもっと出てきてしまったので
前号では、MBAの入試について紹介しましたが、 本号では、MBAでは何が学べるのか、どんな大学院を選べば良いのかについて触れていきたいと思います。 MBAでは何が学べるのか MBAでは何が学べるのかよく頂く質問です。私なりの回答をすれば、経営学に関連することは一通り浅く学べるということです。経営学といっても非常に大きな括りです。経営学には戦略論があったり、組織論があったりと多岐にわたります。 企業や組織を対象とし、効率よく管理運営することを研究する学問といえます。 例えば
MBAへの進学理由 MBAに進学される理由は、人それぞれあると思います。 現在のポジションでマーケティングの勉強をしたい、アカウンティングについてもっと専門的に学びたいなど、進学理由はそれぞれあります。 私の場合、MBAの進学理由は、ある医師との出会いでした。 ある疾患で初診でみる場合、患者さんが多く、数ヶ月単位で待たせていることに歯痒さを感じておられており、待機をなくすことはできないが、待機期間を短縮させることで、患者さんやご家族を長期間待たせずに診察したい。でも、自分
私と大学院とキャリア国内の製薬会社でMRとして勤務しています。 経営学の博士学位を取得して、MRになったわけではなく、 大学を卒業してMRとなり、40代で修士(MBA)、博士学位を取得しました。 現在、MRとして勤務している方は全国で4万6千人ほど。 その中でも博士号を持つMRは極めて少ないと思います。 MRの方なら当然ですが、博士学位を持っていてもMRの仕事内容が変わるわけではないですよね。 取得しても「よかったね」「これからどうするの?」周りの9割近くがこのような感想です