大人の発達障害 「私はADHDである。」 息苦しい、座ってられない。 大学の90分授業が耐えられない。 授業が終わって一人暮らしの家に帰る。 見えない床とごちゃごちゃな机の上。 干したままの1ヶ月は経っている洗濯物。 ああ、あと1時間でバイトが始まる。 生きづらい。 「親友が欲しい。」 約束事を忘れる、お金の管理がしっかりできていない。遅刻する。相手を傷つけてしまう言動をとってしまう。私には、なかなか親友というものができない。 「お前面白いから結構好きだよ。」 高校
音楽と写真と青春 小学生の頃はGreeeenを聴き、 中学生の頃はbacknumberを聴き、 高校生の頃はヨルシカを聴く、 そんな学生時代だった。 写真には残せない思い出ばかりがいつの間にか増えて気づけば写真に残っているものしか思い出せなくなっていて。 これが「大人になる」ということだと信じてる。
16歳 → 20歳になってみて意外と可能なことよりも不可能なことの方が増えた。 20歳になり、ふと思ったことがある。 20歳になると不可能になることが増えるということである。 16歳の頃は20歳が大人に見えた。なんでもできるように見えた。合法的にお酒も飲めるしタバコも吸える。ギャンブルもできる。 しかし、できるようなことも増えたができないことも増えた。 お金の絡まない関係 16歳の頃、お金の絡まない関係性というものはほとんどなかったと言っても過言ではなかった。学校にいけ
秋と自殺 大学2年の秋、僕は自殺をしようとした。 昇る朝日を横目に少し頬に刺さるような風を4階のベランダで受けながら、飛び降りようとした。 あまり記憶はないが1時間~2時間ほど立ち竦んだと思う。勇気が出なかった。ただそれだけだった。 自分に価値があると思い込んでいた幼少期。親の作品にだけはなりたくないともがき、自分の存在をこの世の中に残そうとしていた。映画のような主人公になりたかっただけだった。時がたち、自分は何者でもないということに薄々気づき始めた。高校生になったころに