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初めての転職で背中を押してくれた「存在」

こんにちは、まつひろです。


本noteでは、
私が初めて転職した時、
何が一番ハードルが高かったのか、
その時にどう乗り越えたかお伝えします。

では、早速いきましょう!



本業が転職なのに・・・



私は新卒でリクルートに入社。

企業の中途採用全般を
営業や企画という立場で支援していました。

企業は何かしら課題が発生した時、
どの手段で解決するか検討します。

その手段が「採用」と決まって初めて
募集を開始します。


そして、

リクルートの登録者から最適な人を紹介し、
企業の採用業務が楽になるように、
負担が減るように支援しながら、
採用成功までお手伝いをする、

このような仕事に5年間携わりました。


なので、ほぼ毎日、
100名単位の求職者の職務経歴書を見てきましたし、

企業から面接同席の依頼を頂くことも多く、
何社も何度も面接へ出席していたので、
面接がどんな雰囲気かも十分に理解していました。


なので、
自分の転職活動について、

「そんなに苦労しないだろう」

と正直思ってましたね。

こんな感じで書類を書いて、
こんな感じで面接で受け答えすれば
企業からの印象はよくなるんじゃないか、
頭の中でぼんやりとイメージはありましたね。


でも、
実際に転職活動を始めると
全然合格しませんでした。びっくりするほど…。



「一歩目」はしんどい・・・



で、
ここからどう選考を合格したか
という話に進みそうですが、
実はそんな話ではないんです。


私が転職活動で
一番ハードルが高かったのは
転職に踏み切るという決断だったんですよね。

つまり、転職活動を始める前です。



端的に言うと、
仕事は「激務」でした。

残業100時間超。終電は当たり前。
土日の休みもどちらかセミナーで潰れる。
毎日家と会社の往復のみ。


当時は妻との二人暮らし。
二人とも関西出身で東京に縁もゆかりもありません。
転勤で東京へ引っ越し。


それまでは、

「成果を上げさえすれば給料が上がる。
 給料が上がれば沢山お金を使える。
 すると、家族も幸せになる」

と書くのが恥ずかしくなるほど
とても単純な考えでした。笑

なので、
私の全ての時間を仕事へ費やし、
成果を出すのに必死でしたね。


で、成果が生まれるようになって、
給料が上がって幸せになれたのかと言うと、

全然そんなことはなく、
むしろ幸せから遠ざかりました


妻との時間が全くなかったからです。
ある日「結婚した意味がない」と
言われたこともありましたね…。


当時の上司は超パワハラ。

「なんで・・・」
「なんで・・・」
「なんで・・・」

とひたすら詰められました。
言い方が高圧的なのでメッチャ怖かったですね。

達成しない時はもちろん詰められますし、
雑談や飲み会ですら詰められました。


仕事は楽しかったものの、このまま続けると、

・ストレスでメンタルが崩壊するかも…
・妻との時間が全くない、離婚の危機かも…

と、転職した方がいいと言える厳しい状況でした。


でも、
やはり転職に踏み切るのは厳しかったです。
その勇気はありませんでした。

なぜか考えところ、
これまでの人生の中で、
今後の人生を左右する選択をしたことがないと気づきました。

なので、
なかなか決断できません。
1ヶ月、2ヶ月と経過しましたね…。


もちろん、
大学受験や就活というビッグイベントがありますよね。

でも、
周りの友人と進める中、流される中で
「決断した」という感覚はなかったです。

「自分のタイミングで自分で決断したことがない。
 今までの人生で決断したことがなかった。
 決断している『風』だった」

と、明らかに転職した方がいいけど、
「一歩目」を踏み出せない、そんな感じでしたね。



「背中」を押してくれる存在



妻との二人暮らしと言いましたが、
実は愛犬との「三人暮らし」でした。

妻が小学5年生のときから飼い、
結婚してから一緒に暮らしていました。


が、
すでに人の年齢では80歳超え。

ある日を境に衰弱が激しくなり、
食事も散歩もしない状況…。


そして、
調子が悪くなって2週間後。

妻とテニスして帰宅すると亡くなっていました…。


愛犬が旅立ってしまい当然ながら号泣。
しばらくは放心状態。


さらに厳しいと思ったのは、
私が仕事の間、妻は完全に独りになるということ…。

このままだと、
妻が精神的にマズい、
幸せにすると誓って結婚したのに
このままでは不幸にしてしまう

・・・そう思いましたね。


このように
「転職するしかない!」
となって初めて一歩目を踏み出せました。


今となっては
もっと早く転職しておけば良かったと思いますが、
やはり転職を決断するハードルは高いとも思います。


私は2回転職していますが、
2回目の決断は何もハードルはなかったです。

1回転職していたので、
自分の人生を考えた時に、
何の選択が自分にとって最適か、

決断する思考が自分の中で生まれていたので
すんなりと決めることができました。


だからこそ、
初めての転職への決断は、
とてつもなく大きな壁がある
と感じます。


何度も同じことで恐縮ですが、
今はもっと早く決断しておけばとは思いますが、
当時の愛犬との別れがないと正直どうなっていたか分かりません。

いつまでも転職を決断できずに我慢して働き続け、
最悪、私のメンタルが崩壊し、離婚していたかも。

・・・と思うとゾッとしますが…。


「自分で自分の人生を決める」

言葉にすると当たり前ですよね。
でも、これがいかに大変か、身に沁みて感じました。

「当然でしょ」
「それくらい決めろよ」

と言われるかもしれません。
決めれない時の自分は本当にネガティブでしたね。


でも、そんなものと思います。

私自身がなかなか転職に
踏み切れなかったからこそ、

「誰かに背中を押してもらわないと
 初めての転職への決断は難しい」

と考えるようになりました。


私は当時、
愛犬に背中を押してもらいましたが、
自分だけで自分を奮い立たせて活動し切るのは相当難しいです。

「頭ではわかっても心がついていかない」

このようなことって、沢山ありますよね。

私は背中を押してもらえたので、
自分にとって何が大切なのか、
人生における原点に立ち返り
一歩目を踏み出しました。


私にとっての原点は確実に「家族」

妻、子供、親、兄妹、兄妹の子供たち・・・
その家族みんなが幸せに暮らしてくれる・・・

これが私の人生で一番大切にしたいこと。

今後も変わらないと思っています。



本noteでは、
私が初めて転職した時、
何が一番ハードルが高かったのか、
背中を押してくれた存在の大切さをお伝えしました。


ご不明点や感想などございましたら、
お気軽にご連絡ください!

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