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【転職市場の最新動向】を超簡単に分析

こんにちは、まつひろです。


転職市場の最新動向を
定量的な統計データ、
定性的なアンケート調査
から分析しました。

若干アカデミックな内容ですが、
なるべく噛み砕き分かりやすくお伝えしますので
少し集中してお読みくださいね。


あなたのライバル、
すなわち他の求職者
転職活動がどのような結果になっているか、
転職にどんなイメージを持っているか。

これから活動を進める中、
転職市場のことを知らないとそれだけで不利になります。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

と孫子の有名な言葉があるほど。


まずは相手[転職市場]を知りましょう



定量的な統計データ


まず、転職市場を統計データから分析します。

ビスリーチが「総務省の労働力調査」のデータをブラフ化。
4つのグラフから考察しますね。


転職を希望する人の数 出典:ビズリーチ


転職を希望する人の数
年々増えていることが分かりますよね?

特に、ここ数年の伸びが大きく、
17年から21年の5年間で約10%も増加しています。


実際に転職した人の数 出典:ビズリーチ


転職を希望する人の数が増えている中、
実際に転職した人の数を見てみるとどうでしょうか?

なんと減っています。
しかも、かなり減ってますよね。

19年から21年の3年間で約20%も落ち込んでいます。


これを見てどう思いましたか?

コロナの影響で企業の採用意欲が落ち込み、
転職しにくい状況になっていると思われるかと。

少し前、リーマンショックの時をご覧ください。
2008年から2010年に減少した状況とよく似ていますね。


では、
リーマンショックと比較して分析するために
別のグラフを見てみます。


離職した人の数 出典:ビズリーチ


こちらは過去1年間で離職した人の数。

あれ?
リーマンショックとコロナでは正反対ですね。

・リーマンショック:増加
・コロナ:減少


また、企業の倒産件数はこのような状況です。


企業の倒産件数 出典:ビズリーチ


倒産件数は、

・リーマンショック:約15,000件
・コロナ:約8,000件

リーマンショックでは
前年から増加していますが、

コロナは前年に比べ
増加どころか、なんと減少
政府の巨額支援策が背景となっています。


以上をまとめると、

【リーマンショック】
企業の倒産が増え、離職した人が増えたが、
転職できた人は減少

→企業の倒産で離職となり
 やむを得ず転職する人が増えたが、
 企業の減少に伴い求人が少なく転職できない


【コロナ】
企業倒産件数も離職した人も変わらない中、
転職できた人は減少

→コロナは雇用への影響が少なく、
 別の要因で転職したい人が転職できていない??


さらに、
企業の中途採用意欲は
2020年を底に回復傾向と言われています。

リーマンショックとコロナは
転職できた人は同じく減っていますが、

リーマンショックの時と比較すると
コロナの雇用への影響は少ないと言わざると得ません。


つまり、
最新の動向として、

転職を希望する人が増加する中、
実際に転職した人は減少していますので、

転職を希望しても
転職できるわけではない
点が読み取れますね。



定性的なアンケート調査


次に、アンケート調査から分析します。

働くビジネスパーソン約2,000人に、
転職のイメージをdodaが調査。結果はこちらです。


・転職はポジティブ、ネガティブどちらの印象か?
 ポジティブ:36.5%
 ネガティブ:23.5%
 その他:40.0%

・転職は今後一般的になると思うか?
 思う:55.7%
 思わない:11.7%
 その他:32.6%

・今転職を考えているか?
 考えている:24.0%
 考えていない:76.0%

出典:doda


転職をポジティブ一般的と捉える
肯定的な考えが多数派ですね。

また、4名中1名が転職を検討しています。


さらに、アンケート結果を見ますね。


・転職した先で自信と不安、どちらが大きいか?
 不安:55.5%
 自信:16.6%
 その他:27.9%

・選考で自信を持ってアピールできるか?
 できない:59.1%
 できる:40.9%

出典:doda


いざ転職となると
2名中1名が不安要素をお持ちです。

転職先で活躍できるか不安が大きく、
アピール内容を思いつきません。


アンケート調査からも
統計データと同じようなことが言えますね。

転職を肯定的に捉えている人が多いが、
いざ転職活動となると不安な人が多く

転職したいけど不安要素が大きいと感じています。



まとめ


最新の転職市場を
定量的な統計データ、
定性的なアンケート調査
をもとに分析しました。


・定量的な統計データ
 :転職を希望しても実現できていない

・定性的なアンケート調査
 :転職したいけど不安要素が大きい


以上よりこのような傾向が見えます。


■転職したい人は増加しているが、
 いざ転職活動となると不安を感じており、
 転職できていない


ここから、何が言えるか?

世の中には転職したいけど、
うまくいっていない人が多数派ということです。


では、なぜこのようになってしまうか、
こちらのnoteでお伝えしていますので
ぜひご参考にしてくださいね。



ご不明点や感想などございましたら、
お気軽にご連絡くださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!




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