持ちつ持たれつ。
人と関わり合うと、比較してしまっては自分の嫌な部分を気にしたり、他の人を羨ましく思うことが多々ある。
『無い物ねだり。』
『隣の芝は青く見える。』
そんな言葉が頭を過る。
「嫉妬は、人の良いところを見つけられる人ができることだ。」
と何かの記事に書いてあった。
裏を返せば、人の長所を見つけられる人が嫉妬をする。
この言葉は、嫉妬について悪く受け止める心にとっては、救われる言葉だと思った。
嫉妬とは悪いことなのか?
嫉妬は、嫉妬に苛まれている本人にとっては、厄介なものと思う人も多いと思う。
嫉妬することで、自分が嫌になることもあるけれど、自分がその人にはない良さを持っていることを知り、別の要素でその人を負かしてやろうと思うことで、自分の長所とか強みを見つけられることもある。
同じ分野とか同じ部分で比べて負けてしまうと思うから、嫉妬してしまうのだから、その人にはない良さで勝負すれば、そこの部分では嫉妬の相手を打ち負かすこともできる。
人には良いところもあれば、欠点もある。
誰にでもそれは言えること。
嫉妬は、悪いことなのか?
別に嫉妬することそのものが悪いとは私は思わない。
嫉妬心を生かすこともできるのではないかと思う。
嫉妬心を向上心に変えることもできるし、他の自分の良さに目を向けることに繋げることもできる。
自分の嫌な側面に目を向けると、とても嫌な心持ちになる。
でも、嫌な側面だって、見方によってはいい側面だと捉える事もできる。
もう、やめようと思う。
嫌な感情に雁字搦めになることを。
誰だって、自分の欠点や嫌な部分を持ってる人に嫉妬してしまうと思う。
でも、嫌な感情に囚われていても
面白くないし、人間関係も悪くなれば
悪循環を繰り返す一方だ。
(なるべく、『持ちつ持たれつ』の精神を心のどこかに持ち合わせつつ、人と関わりあっていきたい。)
そんなふうに思えた。