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2024年初夏、加賀の潜戸など【一人旅の参考にどうぞ】【聖地巡礼】

こんにちは。
5月の島根旅行最終日です。
松江旅行で一番気になっていた加賀の潜戸へ向かう事に。

加賀の潜戸(かかのくけと)(10:00~12:20)

小泉八雲は加賀の潜戸の訪問が念願であったらしく、
「知られぬ日本の面影」で印象に残った内容を記しているらしいです。

念のため遊覧船が運行しているか朝イチで問い合わせしたところ、今日も全便休航でした、、
洞窟内の賽の河原を見てみたかった、、

ダメだった時に備えたて他の観光ルートを考えておくべきでした😭
無計画に下調べしていない場所をさまようのも微妙なのでとりあえず現地に向かうことにしました。

マリンプラザしまね行のバス内より
マリンプラザ横の巨大な構造物

どうやら、スリースターリーフ魚礁と呼ぶそうです。
蝟集効果、つまりお魚さんを集めるための機械だそうです。
(周りにいる黒い点はトンビです)

空を見上げるとトンビやカモメが沢山飛んでおりのんびりした空気が漂っていた。

真上でトンビが通り過ぎるのをぼんやり眺めているとしっぽが櫂の役割をしていることが見てわかりました。ちいさな発見。

加賀神社

こちらのご祭神は、支佐加比売命(キサカヒメノミコト)。
古事記では、大国主命の生命を蘇生した女神でもあります。
また、佐太大神(=サルタヒコらしい)の母親でもあるそうです。

この土地が加賀と呼ばれる所以となった神話があり、彼女の出産が関わっています。
海が近いからが潮風のダメージが見受けられる(特に吽形)
鯛の彫刻。海辺だからか。

桂島

お参りを済ませマリンプラザへ戻り、近くの小島(桂島)へむかいました。

どこを見てものんびりしてて良い眺めでした

島側にたどり着いて海をのぞいたところお魚は全く見かけずウニばかりがうじゃうじゃと浅瀬でくつろいでました。

マリンプラザへ戻る過程、漁師と思しきおじいちゃんが声をかけてくれました。時間が余っていたので助かる。

今でも十分綺麗に見えますが昔の海はもっと綺麗であったそうです。
しかもお魚もそこら中にいたそうで、海藻がなくなっていくにつれ魚の姿もみなくなったそうです。

魚にとって海藻は食料且つ住居みたいなものですからね、、
(ちょっと沖に行けばブリが釣れるらしいので当然全滅とかそういうわけではありません)

そういえば、海の砂漠化といえばスイチャンネルを思い出しました。

海藻が育たない環境を改善するため色々頑張っているユーチューバーさんです。ウニの間引きで注目を浴びていますね。

話戻って、おじいちゃん曰く、天気の具合的に明日なら遊覧船出たかもねぇ、とおっしゃっており惜しい気持ちでいっぱいになりました。

ランチ

マリンプラザ内の食堂で「サザエご飯定食」
海と島を眺めながらの定食はなかなか贅沢でした。

千鳥公園(13:25~13:40)

バスで松江駅までもどり千鳥公園へ

本当は小泉八雲文学碑を見たかったのですがどこにあるのか分かりませんでした。
工事中のようでしたので、もしかしたらそのエリア内に文学碑があったのやも。

バーベキューしたり釣りしたりでのんびりな空気が漂ってました

ちどり湯(13:50~16:00)

入口くらいは撮ってもよかったかも。
松江市で唯一の公衆浴場です。

帰りに乗る寝台列車はシャワーの争奪戦が激しいとのことで、
それだったら早めに風呂に入って体の汚れを落とそうと思いました。
(とわいえ列車乗るまでに汗はかくので乗車後の汗拭きシートは必須)

実は初めて、浴槽にひよこちゃんのおもちゃが沢山浮かんでおり地味にテンションがあがりました。
人もほぼおらず実質貸し切り状態なのも少し嬉しい。

のんびりとお風呂を満喫した後、休憩スペースでまったりと時間を過ごしました。
また、自販機に隠岐の牛乳から搾ったコーヒー牛乳が売られており美味しかったです。観光客向けの値段でないのも助かる。

本棚には観光用のローカルな書籍が置かれており、それを読んで時間もほどよくつぶせました。

寝台特急サンライズ出雲(19:00〜7:00)

松江駅内で軽めの夕飯をすませ寝台列車へ。

初めての寝台列車です。
プラットホームで待っている間、綺麗な夕焼け、黄昏時のなんとも言えない郷愁を感じる匂い、昼間の暑さもやわらぎほんのり涼しい空気が頭をぼんやりさせてくれる。
サンライズ出雲に乗るまでのご褒美のように感じました。

私が利用したのは一番メジャーなプランのシングルです

一応ラウンジもあるのでそこで読書とかしてくつろぐつもりだったのですが、一番近いラウンジは広さは椅子は6人分程度、すでにおじさん達が占拠してたので諦めました。

シングル用の部屋の広さは寝るには申し分ない広さ、ただしキャリケを持ってきていたので体勢によって置き場所を変えねばなりません。
外国人観光客が持ってそうなタイプのとびきりデカいサイズだとちと不便ですが、そうでなければなんとかなります。

電車に乗ってる間、揺れがけっこうあったので酔いやすい人は酔い止め必須かも。まさか遊覧船用に買った薬がここで役立つとは。

元々あまり眠れない体質なので旅先は一切寝つけないのは慣れたもんですが、列車に揺られてひたすらガタンゴトンと移動音が聞こえてくるのはなんとも言えない安心感がありました。
みんながそうかは分かりませんが、なんだか気分が落ち着く列車でした。寝られなかったけど(不眠理由は騒音ではないのであしからず)

島根の旅行は以上でございます。
東方の聖地巡礼といいつつ、ディープに調べてはいないエリアだったので
普通の旅行と言ってもいいかもしれません。

それでは、また。

出雲大社周辺(前半)

出雲大社周辺(後半)

松江城周辺(前半)

松江城周辺(後半)

加賀の潜戸 ※今ココ

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