週刊少年ジャンプ2024年3号感想
前回のあらすじ。
多分俺がジャンプの感想で最遅滑り込み記録を毎回叩き出しているな。本当は月曜に出せたら良いのだろうけど、そんな気合いを入れると続かないし、許してくれ。
SAKAMOTO DAYS
ついに元推し。坂本の登場。推し活が流行っている今日この頃、彼女の内面にフォーカスしまくっているのは攻めた内容のように思うが…?
坂本の弛みきった身体を見て萎えていた虎丸だけど、身を粉して自分を守ってくれる姿を見たら再度落ちるわな。推しに力を入れるのは大変良いことだけど、自分を大切に、芯を持って推そうというのは刺さってる人いるんじゃないか?虎丸には微妙な方向で刺さってるみたいだけど、刺さりすぎても微妙だしね。
アオのハコ
インターハイ初戦。かつてのライバルの躍動や先輩とのバトル必至の展開など、王道展開がてんこ盛り。前回までの針生先輩が腹に一物抱えていそうなのはこれだったか。夢佳についても、ライバルの活躍に嬉しくなる一方で敵チームとして見ている寂しさもあるんだろうけど、なかなか人間模様も複雑になってきたな。しかし早くもついに帰って来たライバル対決。次回はどうなるか。
呪術廻戦
まずは裏梅VS秤。今気がついたけど、秤って書くとなんかこっちが裁判系っぽいな…。秤の一度決めたらノっていく思い切りの良さが気持ち良い。裏梅も五条悟や敬愛してやまない宿儺を例に出してまで秤を評価しているし、異様な強さが際立つ。
そしてジャッジマン。宿儺が自己弁護を連ねるとは思っていなかったけど、まさか没収対象が呪具とは。万が命を賭して私だと思って…と渡した武器、なんか使ったっけ?普通にVS五条でまこらを、日車で御厨子を没収で炎の術式解放だと思っていたもんね。びっくり。あと確か、漏瑚戦の時に宿儺は炎の術式みんなにバレていると思っていたみたいな感じだと思ったんだけど、高専組言及してる?知らないのかしら。
キルアオ
合宿編まだまだ延長戦。はしかんのパンという謎ドーピングが出て来たが、そんなに?すごいパワーだった。こういうギャグ回は上手く描かれていないとスベッちゃうと思うんだけど、なんか安定感があって読めてしまったのでよかった。そして、天童君がもうレギュラーだな。元々レギュラーだけどさ。なんか知らん間に恋も進むというしたたかなストーリー作りだ。ノレンちゃんの相談相手にも最適?ではあるので、これも流石。
あかね噺
なんかまた出て来た柔道のやつ。あかね噺で色恋沙汰と言うのは何か想像ができないので、良い友達として付き合っていくのかな?まぁ修行中で色恋とかそういう話ではないのだろうけど、そういう次元ではなく色恋が想像できない。そして、からし達ライバルも着々とフラストレーションが溜まっている様子。八人座頭、声優の技術を活かした良い伸び代だと思ったんだけどなあ。
そしてついに二つ目昇進のチャンスが。着実に腕を上げているあかねだが、果たしてどうなるかな。
アンデッドアンラック
前回、アンディ魂の五本指弾によって導かれた1人、不正義のジュイス。もともとカリスマ性のあるキャラクターだったけどヴィクトルとの関係性が明らかになってより再登場が求められていたキャラだと思うので、これから楽しみだね。不正義が発現した理由が明かされていたか否か覚えていないけど、冒頭でほぼ別人になることが示唆されており、何きっかけで発現するのかわかんないのが不安要素だね。クエストがあるから期限も決まってるし、ギリギリで覚醒する王道パターンかしら。
グリーングリーングリーンズ
主人公が急激にダーティ。どうした???左門くんを彷彿とさせるぞ。もちろん、「下手くそだって勝ちたいんだよ!」のがむしゃらさは良いところだけどね。これまではスカした人生だったわけだし。まあでも、勝負方法とハンデを主人公が決めるのは新しいな。大体は王賀さんが決めると思うが。しかも負けたら追放だからね。萩尾くんの家庭事情も変わっちゃうぜ。ただまあ、ゴルフはコート型じゃないし本番の試合ではめっちゃクリーンな戦いしかできないわけで、この「道徳がないと言われても勝利に喰らい付く姿勢」がどこまで活かされるのかは興味ある。
Dr.STONE
始まったと思ったら次回最終回か…。華があるのでもう少し見ていたかった気持ちもあるが。
現実世界に即した科学と超科学のバランスが見事。ワープなどそのものが理論的にできないとされているものではなく、耐久性の問題で解決できなかった課題をファンタジーで解決しているので読んでいる側としてもご都合主義感が少ない。これでタイムトラベルまでいこうものなら臭ってくるかも知れないが、その心配もなさそう。
ホワイマンはもともと倫理観が人間とは違うキャラクターなので仕方がないけど、どういう思惑があったのか、次回に期待。
鵺の陰陽師
カラー可愛いな。大変失礼なことを書くけど、どんどん絵が上手くなってらっしゃる。
本編自体は夜島君の愚直さ、真っ直ぐさが相変わらず出ているストーリー。今時、丁寧に水着を縛る回っていうのもなかなかだぞ。完全に灰になるのも仕方なし。
そして最後に大分露悪的に描かれたキャラクター。こういうゴリゴリ人型の悪意ある人類の敵って初めて?鵺の陰陽師のこれからを担う一手だと思うので楽しみ。
逃げ上手の若宮
戦の始まり。弧次郎VS長尾、時行vs貞宗などなど、因縁の対決や顔馴染みの対決が多数。このような戦乱の世にも関わらず、(他作品を出すのは申し訳ないが)暗殺教室で描かれたような健やかで爽やかな殺意を描いているのは凄い。現世から見れば血生臭く目を覆いたくなるような戦乱でも、当事者からすればまた違う感性を持っているんだな。
長尾も然り、敵にもしっかりとした芯があるから見ていて面白い。
累々戦記
勝負の第3話。これまでは1話完結だったけど、次回に続く。魅力的な引きや2話に伸ばしたことによる迫力が見えると良いな。今のところはどうしても設定の説明に終始しているので。メンタル病んでる女の子の絵はとても可愛い。もっと主人公のメンタリティ、パーソナリティに着目した回が出てくると嬉しいな。委員長が女の子の名前を覚えていたのはやはり体質故なのかな。その辺も、何者なんだ委員長…。まだまだ謎だらけなので続きが楽しみ。
カグラバチ
妖刀の本領。持ち主の解釈や特性によって少しずつ手に馴染んでくるというのは面白くて良い。他作品を出すのは申し訳ないが、現在で言うとアンデラの能力もそんな感じだが、戦力の幅が広がって面白い。ちゃんと強強妖術師相棒もいたのね。良かった良かった。そして、シャルちゃんが辟易して可愛くなってる!(最低の発言)
おそらく双城も覚醒すると思うのだけど、それより先に主人公が覚醒するとは…。パワーアップ早いな、来週に期待。
ウィッチウォッチ
前回に引き続き、ドラゴン回。そして執事回。前回のようなベテランの小技が効きまくりの回も良いけど、ドタバタギャグ日常漫画の本領発揮という感じで面白かった。王様になる魔法って既出だっけ?覚えていないけど、大分凄い力。
各々の家来の捉え方が違うっていうか、一部下僕だけど大丈夫か???やり返しされてメイドになっちゃうっていうのは、なんというか、癖だな。
夜桜さんちの大作戦
あるふぁとひふみ分断。おそらく、生まれてこの方ずっと2人だったんだろうな。5歳にして早くも個々の能力を高め、開花までチャレンジするとは恐ろしいポテンシャルの高さだ。子育ても総力戦といった感じで、良いね。
そして、太陽&六美ペアも無類の活躍。だいぶ肝が座っている。ネットスパイ組織、居間北産業。今北産業は今あるのか?
アスミカケル
わたくしの人生を狂わせた男、尊徳と思わせてリー様と思わせて尊徳。ブルースリーは偉大。
代々一家に使える一族、武道極めがちというあるあると、それに引っ張られてリングまで作ってしまうお嬢様。逆に恋愛感情とかではないと思っちゃう派なんだけど、どうですか?
必殺技を見せる時の大ゴマは、さすが長期連載経験者(上から)で、迫力があってよかった。
僕とロボコ
おでんバトル開幕。小学生のお小遣い問題に鋭く切り込む回。今時の子は駄菓子屋ではなくてコンビニで選ぶのか…?余談だが、俺は近所の駄菓子屋の治安が終わっていた(店主のお婆さんが異常に怖いババアなのに厨房による万引きが多発しており、近所のジジイが羽交締めにして万引きをしばいている)
ので怖すぎて全然寄り付かなかった。
過去のダンス回などが引用されていたり、ロボコがしれっと雑誌を購入していたりと細かな伏線が光って面白かった。
魔々勇々
面白えだろ、面白えよな?魔々勇々さぁ…。
死に関する願いというのがなかなか解釈広そう。それこそ、今回もエリシアは超パワーが紋章術みたいだけど、これほど拡張性があるなら今後のパワーアップにも期待できるね。
そして因縁のクプトゥアVSエリシア。タイトルの「おかあさんといっしょ」が引き金となってエリシアの過去回想に入るのも良い。前回までもずっとそうだったけど、誰しもが生きる意味を探しているんだな…。1話でコルレオくんは勇者として生きる意味を失っていたことと対比になっているのかしら。
雨の音がどんどんと大きくなっていってすべてがかき消えてしまう感じもとても良い。わがままをいうと、これまでに伏線があればなお。あったのかな?忘れてたらごめんね。
暗号学園のいろは
まさかの、いろはVS徐さん。X(旧Twitter)で拝見したけど、「いろはのいだよ、追放戦」、既出だったようだね。そういう伏線とまでは本筋に絡んでこないところで遊ぶの流石です。平方数はわからんかったな。ガチ勢はこういう細かな遊びにも気がついているのかしら。恐ろしいポテンシャル。
今回の暗号も最初の暗号を基になっているみたいだし、どういう脳していらっしゃるんだマジで。
ツーオンアイス
元恋人カップル「ゆにこた」登場。関西人で怖いイメージだったけど良い人そうでなにより。
君とホワイトキス、なかなかの演目。綺更ちゃん、演技中は凄い雪積もっていたのにドキドキしちゃったかもなんだ。中学生やね。思春期特有のやつで根本的に男性不信というわけではないのかな。
そして個別面談。何で別れたんだ…。いうて辛いだろ…。女の子の方がさっぱりしているの、マジなんですかね、女心はわからない…。
ドキドキを演技のためにっていうのは割り切っているけど大人な答えだ。絶対に手を離すなというのも。なんか、綺更ちゃんもすごい距離詰めてきてるけど、先週までの君は一体。そして迫るライバルの気配。普通に拗れた奴っぽくてヘイト高そうなキャラだから怖い…。心配と楽しみが同居です。
すまん、間に合わなかった、後ほど追記する!12/25 23:54
↑終わりました