見出し画像

遅刻する生き物に捧ぐ生存戦略

※この記事は、自分の戒めとして書いています。
私と同じような性質の方、またはそういう性質の人に悩まされている方の目に留まれば幸いです。

昨日、早朝のアルバイトで遅刻をしました。
店長からの携帯電話で布団から起き、なんとか開店前に到着。実は遅刻は2回目です。

◉なぜ遅刻をしたのか?

以下の理由が原因だと思いました↓

①前の日、たくさん歩き回ったので、疲れていて熟睡していた

②(後で確認してわかったことだが)スマホの画面注視認識機能がONになっていたため、アラームの音が小さくなっていた。
☞これマジで気をつけましょう😭

でも、もっと根本的な理由があります。
それは、
自分を正しく認識していないor忘れているということ。

1回目の遅刻の時は、明確にいつもより夜更かししていたのが原因。
今回は自分としてはいつも通りの時間(12時)に寝たのですが、自分が疲れているとパフォーマンスが著しく、そして自動的に下がることを完全に見落としていました。
なんで見落としていたのか?それは、

一回目の遅刻のあとは、それまで時間に間に合っていたから。

さて、これを聞いてどう思いますか?

おそらく、
「なんて見通しが甘いんだ!人に迷惑かけるかもしれないのに楽観的すぎる。信じられない!」

と思う人と、

「いや〜、わかる、、そう思っちゃうよね」

の大きく二つに意見が分かれるのではないでしょうか。(私ももちろん後者)

前者と後者の方にお伝えすることがあります。

この後者の見通しの甘さ、治りません!!!!

両者側から怒りと嘆きの声が聞こえますね…

でも大事なのは、後者側がこの自分の見通しの甘さを理解していることなんです。
そして、自分でもそれを忘れてしまうのを覚えておくこと。その上で、初めて対策を立てられます!

また、私のような性質の後者の方に注意してほしいのが、自分の成功体験の方につい目が行ってしまうこと。
私の場合、「今までは時間に間に合っていた」という成功体験ですね。ここに注目しているので、楽観的になってしまいます。↓

一回遅刻していたけど、それ以外の日は時間に間に合っていた

成功確率が高い(7〜9割)

まぁ大丈夫だ!

前者の皆さんには信じられないかもしれませんが、私のような性質の者は、落ち込みから立ち直った後、このような思考になってしまっています。

でも、仕事では成功確率が多いことよりも、マイナスを出さないことの方が求められるのだと、段々学びました。

つまり「自分がマイナスを出さないように動くにはどうすればやりやすいのか?」という視点を仕事ではもっともった方がいいと思うのです。

それを踏まえて今回の件の対策を考えると…

①エネルギー使う日の前後は朝バイト入れないようあらかじめ手帳でブロック

そもそも朝バイトに入るのを減らし、昼のバイトを増やす →朝バイトが時々になるので、馴れが抜けて朝バイトの時の緊張感が戻る

③アラーム音が鳴るか寝る前に必ず確認

④寝る時間ではなく、シャワーを浴びる時間を決める。(10時に寝たいではなく、8時半にシャワー浴びる!→シャワー浴びるまでがダラダラしてしまうから)

と、このような感じになるでしょうか。
そう、まさかの「朝バイトを減らす」という戦法。笑

怠けている!根性がない!と思いますか?
でも、現場でマイナスを生まないことを第一に考えると、これがベストなのです。

私と同じ性質の後者の方は
自分の成功体験にひっぱられて、「自分が突き抜けてできたこと、状況」を基準に物事を考えてしまう人が多いと思います。
しかし、仕事の上では突き抜けずとも、いつも同じ力と能力を出せることの方が大事です。

だから、自分の能力にムラがある場合は、それを先に見越して自分の傾向とも照らし合わせて、仕事のバランスを考えた方がいいのですよね。

自分ができる能力の最高値は、基本はラッキーで成り立っていると考えてアテにしないのが身のため。(主張はしたくなるが…)

私のような性質ならば、ムリして頑張るのは時々or特殊な場合だけにして、基本は自分が一番安定して力を出せる環境に身を置くのが先決!

あと、自分がいつもどこでつまずくのか、一度冷静に考えるのもいいですね。
(この場合の私にとっては、シャワーを浴びるまでの時間ダラダラしてまうことと、疲れると意志に反して体が動かなくなること。)

◉他者の背景を考える

私のような性質の人は、基本的に自分目線で世界を見ていると思います。そしてそれは「自分勝手」と人から捉えられがちです。

「自分なりには相手のことを想っているのに、自分勝手と言われてしまう…」と思ったことはないでしょうか?でもこれ、ちょっと違うんですね。

私もびっくりしたんですが、世の中には相手と自分含め、状況を俯瞰的に見ることができる人がいらっしゃいます。

その方たちは、相手の感情を理解するいうより、相手の立場や背景を理解しています。

例えるなら、
ゲーム盤の上に自分や相手が駒として存在していて、どの駒がどういう状況にいて、どう動かすと場が回るのかが見えている
という感じでしょうか。

その方たちから見ると、後者の「他人を想っている」は的外れなことがあったりします。
(自分のことで精一杯で、相手の立場からどう見えるかを把握する余裕がないのです。)

そして、もしもそう捉えられた場合は素直に謝りましょう。
私も今回、たくさん言われました。

◦「たくさんの人に迷惑かかるんだから、もっと周りのこと考えて」

◦「(到着した瞬間、いつも通り先にタイムカード切ったことについて、)まずはこっちに謝ってからでしょ?おかしくない?」

◦「自分のことしか考えてないよね」


これらの言葉↑「自分としては心外なのですが、」「自分なりに努力してはいるのですが、」と心の中では色々思いましたが、相手には平謝りしました。

他者からそう見えているという点、そういう行動を私がしてしまっているという点は事実だからです。
(バイト先の相手の方は、いつもは色々とこちらを気にかけて下さる良い方です。だから余計心苦しかった…)

自分の事情は置いておいて、他者が置かれた立場に立ち理解するというのは、私と同じ性質の人にとっては最初苦痛だと思います。
あと、自分は本当に自分のことしか考えていないと気づいて、絶望もするかも。

でも、いいんですよ。
それが自分のデフォルトだと知った上で、対策を立てれば良いのだから。一緒にがんばりましょう。

◉まとめ

もうお気づきの方もいるかもしれませんが、この記事は心屋仁之助さんの「前者後者論」という考え方をベースに書いています。
人のものごとの認識の仕方を、2タイプに分けて考えている理論です。
私はこれを知ってかなり自己理解が進みました。もしご興味があれば、調べてみて下さい!

みんな、がんばって、生きよ!!!٩( ᐛ )و






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?