秋田の発展に、この人あり❗️戦国武将 安東愛季
20代の頃は、時間を見つけては様々なジャンルの本を読んでいたように思う。40代となり、結婚、育児、仕事など多忙な日々の中、本を読む習慣が薄れてきた。何か面白い本を久しぶりに読みたいと考えていた時、私はこの本を発見した。そして、このように偉大な人が戦国時代の秋田で生きていたことを初めて知った。
安東愛季は、出羽の国(今の秋田県周辺)の湊を整備し、港湾貿易を発展させ、国と民を栄えさせた名君だった。下剋上の戦国時代。生き残るため、権謀術数を巡らせ各々の大名は必死に戦った。冷夏に苦しみ、民を助けるため7歳の愛娘を政略結婚させたり、愛する長男を若くして亡くしたり。
私も同年代の娘を育てているので、愛季の胸の内を想像すると苦しくなったり。
知らぬ間に、愛季と自分を重ね合わせるほど没頭して読み進んでいた。
本の良いところは、全てを忘れて、その瞬間は主人公と同じ時を疑似体験できることなのだろう。寝る間を惜しんで読み進み、1週間程度で読了。
最近は、信長、秀吉、家康などの天下人の物語より、安東愛季や今川義元、金森長久など
あまり知られていない名君たちのヒストリーを知ることに楽しさを感じでいる。
鳴神響一さん。
初めて読んだ作家さんだが、いろんなところに山場を作ってくれて、最後にはしっかり伏線回収してくれる。その手腕に脱帽。
次は、新しい作家さん
白蔵盈太さんの『あの日、松の廊下で』を
読んでいる。こちらも面白い。
読書を通して、新たな事を知る喜び。
好奇心が止まらない。
安東愛季に興味を持たれた方は
👇のYouTubeをご覧あれ。
よくまとまっています。