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#4 がんになっちゃいまして |転院したい


どうもCOLOR_です。
読んでいただきありがとうございます


最近は、抗がん剤治療の副作用でおそらくおきていた、指の曲がりにくさ、関節や膝の痛みもすっかり落ち着いて、本当に病気に気づく前の状態に近づいています。(約6カ月長かった)

まあ、老眼が促進されて生理もまだ止まったままではあるんだけど、、数ヶ月前はスーパーにいくのもきつかったから全然違うのです。


先日はやってみたかった車中泊にもチャレンジしたり、今月は息子と二人で海外にも行く予定です!(もともとアクティブ派)


病気をしてから気付かされた事は本当に多く、そういう意味では経験として自分の人生にはとっても大きな意味があったなと感じてます。



ではまた続きから↓


《紹介状をお願いする》


そして6日がすぎ11月21日には大学病院の血液内科診察日になった。



呼ばれて診察室に入ると、とても穏やかそうな50代くらいの医師が担当だった。


穏やかな医師は挨拶の後、
「耳鼻咽喉科で検査の結果は一度聞きましたね」と言われ、PET検査の日程をどうするかという話にすぐなった。


私は紹介状をいただくために、角がたたないよう頭の中で用意していたことを伝えた


・子供が小さいので治療する場合を考えてサポートしてくれる家族の近くで治療して行くならしたいこと
(本当にがんセンターは義両親の家からも行きやすかった)


を理由として紹介状をお願いした。


穏やかな医師は「なるほど、、」と少し考えて


「今日初対面で私が紹介状書くのもどうかな、、と思うので生検した耳鼻咽喉科の医師に書いてもらえないか確認しますね」


とすぐ内線をかけてくれた。


内線電話は耳鼻咽喉科の医師は診察中で繋がったが〝すぐかけ直す〟といわれたようだった。



その為、穏やかな医師とわたしは診察室で耳鼻咽喉科の医師からの折り返し電話を待つ流れになった。


私はよいタイミングだと思い、


「前回〝疑い〟と診断書に書かれていたのですが、それは検査したら違うパターンもあるという事でしょうか」


というような質問をしてみた。



すると驚く返事が返ってきた。




「いや、、病理であのあとまた詳しく検査をしていて、これは

悪性リンパ腫で間違いない

と思いますよ」


と。


(えっ!!そうなるのか!)

(ん、、確定なら治療するしかないって事は熊本に紹介状が良かったか。。)

と一瞬脳内で色々思考が駆け巡ったが既にがんセンターに先走って初診予約を翌日に入れていたので、そのままがんセンターにとりあえず行こうと脳内ですぐ解決した。




わたしが脳内で色々考えてるとはつゆ知らず、、


穏やかな医師はそれからとても優しく丁寧に、
・これからどんな検査をするのか、
・病気の治療のやり方、
・悪性リンパ腫には色々種類があること


など細かく説明をしてくれた。


扁桃に白い梅干しができてから経過を撮影している写真も見せてたら、

〝成長進行が早そうだから早めにPET検査がした方が良いかもと〟言われた


ただ、良い知らせあって
〝悪性リンパ腫は抗がん剤が良く効く病気だですよ〟いうことも教えてくれた。

(やはり、医師に直接希望があると思えることを言ってもらえると安心した)
(耳鼻咽喉科の医師から言われてもなんなイラッとしただけだったけど。。笑 言い方や向き合い方大事だよね)


そして、ここで気になっていた

「悪性リンパ腫は息子に遺伝するのか」

という事も聞く事ができた。


それについても
〝悪性リンパ腫は遺伝的要素はなく、遺伝子的な病気で誰でもなる可能性があるもの〟

と教えてくれて



息子に遺伝はしないとこの時わかって心底ホッとした。




その間、耳鼻咽喉科の医師から一向に折り返し電話はなく、、おかげで多分20分くらいたっぷり色々な事を聞けるよい時間になったかと思う。



この時は、あの微妙な耳鼻咽喉科の医師にある意味少し感謝した。笑

(↑1.2話参照)


さすがにあまりに長く折り返し電話がないので
再度、穏やかな医師が耳鼻咽喉科に内線していたが繋がらず、、結局は
「もう私が紹介状書いちゃいますね。。」と言ってくれた。


色々話せた事で心が開けて、人柄が素敵な医師だったので、(少しこの先生の方がよいかなあ)と心に迷いはでたが、、お願いします!と紹介状を頼んだ。




しばらく待てるなら、今から書いてくれるとの事で当日に紹介状ももらう事が出来た。
(やっぱりとても優しい先生)




悪性リンパ腫確定。



確定はされたが、意外と、、この日までに病気を調べたり、色々な今後の想定をしていたので、とくに取り乱すこともなく、むしろ、曖昧な状態で検査する方が精神的にきつそうだったのでスッキリした。





そして会計をしてすぐ姉に連絡を取り、翌日のがんセンターで先生に相談する内容を決めた。



・紹介してもらったばかりだが、診断が確定されているのなら抗がん剤治療は実家のある熊本で治療をしたいこと。

・早く治療をしないと進行してしまうなら、神奈川でPET検査や骨髄検査、一回目の治療をしてから行く方がよいのか知りたい

・メインの治療が終わりまたがんセンターで定期検診はお願いできるか


このような質問を頭で準備して翌日に備えた。



今回も読んで頂きありがとうございました。
この頃は毎日が日々の育児タスク、病院、仕事の段取り、、

頭はフル回転で本当に怒涛の数日でした。

また記録を振り返りながら次回書いてみます!




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