がんになっちゃいまして　| 告知編①

どうも、COLOR_です。
読んでいただきありがとうございます。

実は、noteをはじめた日に同じタイミングで
友達以外は非公開にしている個人的なSNSの
インスタとFBの方にも病気の事をはじめて書いて発信してみました。

いつもは息子の成長記録くらいしかあげてないのに、知人たちにかなりプライベートな内容を長文で書くのはちょっと勇気がいりました。

少し前までは可哀想とか死んじゃうんじゃないとかなんか、、噂とか思われたりするのはなんだか嫌な気もしたり、

病気だからと気を遣われて仕事もこなくなるんではないかとか、、（フリーランスな為）
そんな事を考えて、わざわざ発信する事でもないかと思っていたのです。

でも心境の変化というか。
最近はヨガをはじめたおかげか動かしずらかった体も動くようになって体調もよく、
病気が私の個性の一つになったような気がしたので、紹介してみようと思ったという感じです。

やはりそれなりに反響はあり、しばらく連絡とっていなかった方からそれぞれメッセージもらったり、同じように病気と闘っていたんだ、など私が発信しないと知りえなかった事を知る機会になりました。

みんなにいえる事では無いかもしれないですが、私は言えなかった事がいえてスッキリして投稿してみてよかったと思います。

では前回の続きを思い出しながら書いてみます

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《告知？》

生検から帰って、
夫に
「担当の先生が学生に私の細胞でクイズみたいなのだしてたのが薄っすら聞こえてさー」
と笑い話のつもりで話したら

「え？信じられない、患者の気持ち考えろってクレームいって良いんじゃない！？」と怒っていた。

私は何故か未だに人ごとのような感覚のままだったので、そんな怒る事かなぁと変な感覚だった。

先生に結果が出るのは一週間後と言われたので結果までのその間は毎日朝、夕、喉をカッと開けて
携帯のライトを付け、洗面台の鏡に反射させながら自撮りする毎日。
（我ながらやたら手慣れてきてよくネットで見る病変写真みたいなクオリティで撮れるまで上達した）

その間は姉も色々調べてくれてEBウイルス感染？白板症？など疑いつつ、血液検査でCRPの炎症マーカーも単球も高くなかった為違うかなーと色々探ってくれていた。

そうしてすごしていると、生検から2.3日後くらいから白い梅干しみたいなものの立体感が弱まり、6日したら半分くらいには縮小していた。

え！このままなくなりそうだし、これ先生の言う通り様子見で良かったパターンで勘違いだったんでは？と頭で良い方向に解釈した。　

学生さん間違えてたじゃん。
あーよかったと。
なんかわざわざ生検までしてもらってちょっと申し訳なかったなーと。

白い梅干しみたいなものが縮小してきた事で
私の中で、なんでもなかったのかも、、
とポジティブに解釈して一週間後を迎えた。

病院に着いても、多少心配はしつつもまあたいした事ないのかなと思いながら順番を待った。

先生に呼ばれて診察室に入った。
この日は学生さんは誰も居なかった。

先生は私の方をあまり見ずにカルテのパソコンをジーッとみていた。
第一声は

「んー生検やっぱりしてよかったですねぇ。」

「悪性リンパ腫て知ってますか？その疑いがあると病理ででてます」

と。。

（え、、悪性リンパ腫って多分癌って事だよな、、）

一気に頭が真っ白になり思考が追いつかなくなった。

私は悪性リンパ腫なんて全然知らないのにテンパった私は
「あ、はい分かります」

と冷静な感じで何故か答えてしまった為、先生は私がもう分かってるというつもりで話しを進めた。

「悪性リンパ腫は血液内科になります。早めに受診したがよさそうなのでそちらにすぐ予約とりますねー」

と。

ただ白い梅干しみたいなやつ小さくなってきてるから治ってるわけじゃないの？と思ってしまっていた。

全然病気を理解できてなかった私は
「血液内科ではこの後どんな事をするんですか？腫瘍は小さくなってる気がするんですが、、手術とかでとるんでしょうか」
と聞いていた。

先生は
「まあ私は専門ではないので一般的な事しか言えないけど、病理で疑いでてるのでPET検査して、治療は抗がん剤治療が一般的だと思いますよ」

と言われ、

「いやあでも、言い方はあれだけど咽頭癌じゃなくてよかったね。悪性リンパ腫は抗がん剤がよく効くからさ、ほら笠井アナウンサーとか水泳の池江選手も復活されてるでしょ。大丈夫ですよ」


と。。
（いや全然病気にマシとか無いし、、）
相変わらずこの先生は、、と思いながら。。

頭テンパってる私はよく分からないので
適当に相槌をうち、何か聞きたいが何を聞けばよいか分からずに少し黙っていると、

先生が
「患者さんに病理診断書は渡せないけどパソコン画面のカルテ写真撮って良いですよ」言ってくれたのでとりあえず写真を撮らせてもらった。

それから、血液内科の予約をとりおわり
診察室を出た。

（あー、どうしよう。。やばいじゃん）

診察室をでたら一気に涙が溢れてきた。
周りに人もいるのですぐ冷静になり、
深呼吸で気持ちを落ち着けた。

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長くなったのでとりあえずここまで。
この後からは怒涛でした。


♡いただいたので読んでくれた方が居るんだなーとわかり、次書いてみようと思いました！
よんでいただきありがとうございました。

またタイミング見つけて書いてみます。

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