020 児童手当の拡充_2024
児童手当は以前からあって、少しずつ金額も上がってはいましたが、それでも出生数が増えることはなく、2024年の半期で見てみると過去最低の出生数となったことがニュースとなっていました。
そんな中、児童手当 月額3万円のお知らせ
私自身は2人兄弟で育ちました。周囲を見てもほとんど二人兄弟の家庭が多かったので何も違和感を感じなかったのですが、大人になって自分が子供を持つようになると、なぜ二人兄弟だったのかが分かります。
それは「経済的理由」です。
子一人育てるのに、2000~3000万円かかると言われています。
一人っ子はかわいそう、3人は無理、じゃあ二人は産もう。
当然の帰結だと思います。
実際に、堕胎理由として経済的理由が多いとも聞きました。
また、子を持つ家庭が産み育てる人数は1970年代から約2人だと聞いたこともあります。
何がいいたいかというと、3人目を産むのはハードルが非常に高いのです。ただ、2人産むことができる家庭は3人目も産むことができます。逆に、一人目が産めない家庭は2人目も3人目もありません。
ならば出生率改善のカギは3人目の子供ではないかと、以前から声高に主張していました(勝手に)。
その声が届いたかどうか知りませんが、3人目から児童手当月額3万円。
この調子で、4人目、5人目についてはもっと増額して、出生率を維持または向上するぐらいの覚悟がないと人口は減り続けます。
減り続けてもいいのであれば別に構いません。
少ない人数で生活する方が幸せであるならば少子化は正義です。
地方では急速に少子化が進行しているのが分かります。
次々に学校が統廃合されています。地域から学校が無くなる寂しさを、地域住民の方々は何もできずに過ごしています。
一刻も早く、大胆な、忖度無しの少子化対策を行うべきです。でも選挙の仕組みを変えないと無理でしょうね。
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