週2自然農生活ー11危険な畑
先週は雲仙市は雨ばかりでした
雷まで鳴り出すほどの荒天
近所のじゃがいも農家さんも
作業が出来ずに困っていました
農作業は本当に天気次第です
雷で思い出したのですが
肥料の三大要素と言えば
窒素・リン酸・カリ
大気中の窒素分子は
そのままでは動植物は
取り込めないそうです
動植物が利用できる形態にすることを
「窒素固定」というそうです
雷の空中放電により
電気分解され窒素化合物が出来る
「窒素固定」が
起こるそうです
マメ科の植物やヤマモモや
ヤシャブシと共生している根粒菌も
窒素固定する能力があるそうで
自然の中で窒素固定が出来るのは
雷かこの根粒菌に代表される
微生物によってだけらしいです
工業的に窒素固定をするには
膨大な化石燃料が必要です
人間が大量のエネルギーを使って
工場で作っているものを
ある種の微生物たちはその辺にあるもので
作っているのです
土の中で有機物を食べ物にして
ありがとう微生物
そして
ありがとう雷
ウチのじゃが畝がこの長雨で
土がむき出しになっていないか
ビジョビジョになっていないか
心配だったので確認しました
大丈夫そうです
水はけがよくてよかったです
ついでに
雑草でマルチを施します
それから、気になることがもう一つ
家の小さな畑
ここには紫蘇と唐辛子を植える予定
しかしこの畑狭いだけでなく危険な畑なのです
畑は3メートル以上ある
崖の上で柵もありません
うっかり落ちたら、大変です
前回、畝を作ったときに
耕作面積を少しでも広くしたくて
溝を狭く掘ったのですが
この狭い溝部分が歩きにくく
うっかり落ちそうなのです
農地を借りたので
この畑に求めることは
安全性
耕作面積より、安全最優先
明日はこの溝を
通路になるくらい広げようと思います