【読書メモ】決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法2
財務分析指標
収益性
売上高粗利率 売上原価/売上高
これが高いと強い商品を持ってる会社
売上高営業利益率 営業利益/売上高
事業の効率性が分かる。
ROA(総資本利益率) 営業利益/平均総資本
6%以上なら優良
ROE(自己資本利益率) 当期純利益/自己資本
安定性
流動比率 流動資産/流動負債
150%以上なら適正、100%未満は危険
当座比率 当座資産/流動負債
80%未満は危険
黒字を装うPL、BSの操作
開発費を費用にせず繰延資産にしてBSの動きだけさせる。
役員報酬を下げることで費用を少なくし、代わりに短期貸付金にする。
期末にキャンセル前提の架空の売り上げを上げる。
在庫を過大計上して売上原価を下げる。
売掛金が回収不能になっても損失計上しない。
などなど。業績が黒字になってるように見せかける操作もあったりするので、そういうのも見れるようになると良い。
キャッシュフロー計算書で会社の状況推測
営業キャッシュフロー +
投資キャッシュフロー ー
財務キャッシュフロー +
営業活動で現金を生み出し、積極的に投資活動を行っている。優良企業パターン。
営業キャッシュフロー ー
投資キャッシュフロー +
財務キャッシュフロー +
営業CFのマイナスを借入と資産などの売却で賄っている問題会社の一般的なパターン。
上場企業の有価証券報告書はEDINETで見れる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?