【轟音感想】Behemoth - XXX Years Ov Blasphemy
前回の記事の続きです。
ポーランドのブラック/デスメタルバンドBehemothの1st〜12thまでの感想をつらつらと書いたのは、10/25にバンド30周年記念ライブ盤こと
「XXX Years Ov Blasphemy」が発表されるからでした。
相変わらずのストリーミング勢なのでライナーノーツとか曲に関する情報はほぼゼロ。Behemothの30年を受け止めてやるぜ!と意気込んで聞いた感想です。
全18曲、1アルバムから1〜2曲は選ばれている計算になります。
曲名に(LIVE)と書かれているものの、どの公演で録音されたかは不明。
CDだとディスク3枚組になっていて、6曲ずつ3枚、666になります。
あとBlu-rayもついてくるみたいですね。そっちは観たかった。
1.Chant of the Eastern Lands 1st収録
2.Lasy Pomorza 2nd
3.Summoning (of the Ancient Ones) コンピアルバム「Demonica」収録4.Blackvisions of the Almighty コンピアルバム「Demonica」収録
5.Cursed Angel of Doom コンピアルバム「Demonica」収録
1stのMetal Blade再発盤Disc2にも収録
6.Pure Evil and Hate EP「And the Forests Dream Eternally」収録
7.The Thousand Plagues I Witness 3rd収録
8.Decade of Θεριον 4th収録
9.Christians to the Lions 5th収録
10.44 (The Youth Manifesto) ?初めて目にする耳にするトラック?
11.Heru Ra Ha: Let There Be Might 6th収録
12.Chant for Εσχατον 2000 8th収録
13.Demigod 7th収録
14.At the Left Hand ov God 8th収録
15.Alas, Lord Is Upon Me 9th収録
16.Ora Pro Nobis Lucifer 10th収録
17.Rom 5:8 11th収録
18.O Father O Satan O Sun! 10th収録
合計18曲、1stから11thまで幅広く収録されてます(12thは30周年後に制作されたのでこのラインナップからは外れたと推測)。
聞いて思うのは、「これ本当にLIVE盤?」ってこと。
と言うのも曲の始まりや終わりに観客の歓声とか、メンバーのMCが入ったりするじゃないですか、多くのライブ盤って。
そう言うのがほぼカットされてるのか、臨場感がほぼほぼ無いです(何曲かMCが入ってたり、歓声が聞こえる曲もある)
過去にリリースされたライブアルバムは入場のSEや観客のコールも歓声も収録されていてライブに行けなくてもライブに行ってる気分を味わえる楽しい録音だったんですが、なんだろ今回のコンセプト
30年の活動集大成のセットリストならベスト盤とか、スタジオ再録音かリマスターのベスト盤でええやん。
と厳し目な意見しか出てきません。
なんだか寂しいなぁと感じるアルバムでした。