開業10年目社労士 カロン

人事業務に特化した社労士事務所の所長カロンです。匿名だから言える社労士の本音(辛口)を書きます。大学卒業後に社労士試験合格→社労士@会計事務所→プリセールス&人事コンサルタント@大手外資IT企業→シニアマネージャ@会計事務所系コンサル会社→人事部課長@東証プライム上場企業→開業

開業10年目社労士 カロン

人事業務に特化した社労士事務所の所長カロンです。匿名だから言える社労士の本音(辛口)を書きます。大学卒業後に社労士試験合格→社労士@会計事務所→プリセールス&人事コンサルタント@大手外資IT企業→シニアマネージャ@会計事務所系コンサル会社→人事部課長@東証プライム上場企業→開業

最近の記事

前庭神経炎の発症から復帰までの軌跡②

4人部屋のベットに寝かされたのはお昼間際だったので先に入院している方々はお昼ご飯を食べていた。「お昼ご飯どうしますか?」と看護師さんに問われたが、全く食欲がなかった。というか、体を起こすと目が回るので私は横たわるしかなかった。頭を起こすことが出来なかったその日は、寝ながら口に出来る小さいジュースのパックとチョコレートだけ食べた。水分をほとんど取れないその日は2回もトイレに行かなかった。それにベットから2メートルの距離にあるトイレにも歩いて行けないので、看護師さんに付き添って貰

    • 前庭神経炎の発症から復帰までの軌跡①

      社労士とも人事とも全く関係ない、直近の経験談です。10日ほど前に前庭神経炎が発症しました。現在は退院して自宅療養中で明日から仕事です。この記事を書こうと思ったのは、文献によるとこの前庭神経炎は10万人に3.5人しか発症しないのでネットに経験者の話がなかったからです。もし、前庭神経炎が発症する人がいた時に経験者として参考になればと思い、備忘録も兼ねて書きます。 前庭とは耳の内部にある平衡感覚を認識する器官のことで、そこから脳に認識した情報を伝える神経が炎症を起こし、正しい平衡

      • 雰囲気基準で面接する会社には転職するな!

        なんと初の2日連続の記事掲載。昨日は会社の面接が機能しない理由とそのリスクを書いたので、今日は転職希望者が適当な面接をする会社に転職することのリスクについて書きます。 適当な面接だと、本当に採用したい経歴、能力、思考性や行動特性を応募者が有しているか判断出来ません。判断出来る情報も収集出来ないし、判断基準も曖昧なので当たり前です。そうすると面接官の多くは自分にとって感じが良い人を雰囲気で採用します。感じが良い人の要件は単純で普通は「明るい」「元気」「ハキハキ話す」雰囲気です

        • 会社は面接を舐めるな!

          無くなったはずの案件がさらに大きくなって戻ってきました。嬉しい反面、急に忙しくなり「1週間に一度は記事を書く」というのは実に難しくなりました。記事って読むのは簡単ですが、書くのは本当に時間がかかりますね。定期的に記事を書いてる人、尊敬します。さて、今日は採用面接について書きます。いきなりですが、私の経験上、有効な面接をしている会社は殆どないでしょう。少し具体的に言えば「客観的な評価項目と評価軸で面接をしている会社」は殆どないでしょう。100社のうち95社はなんとなく雰囲気で面

          クライアントの潜在的な欲求や関心を見つけろ!

          決まりかけていた2つの案件が吹っ飛んでしまい大打撃ですが、これは神様がくれた休憩時間だと思って、溜まった本を読んで、次の仕事のネタを準備して、そしてnoteの記事もう少し書いてみようと思います。 私の事務所では海外本社人事部の担当者への日本の労働法令に間するアドバイスを行っています。日本に進出する海外企業は日本法人を立ち上げても日本法人に人事の専門家を置くことはありませんので、何かあると私に相談があります。その相談で訊かれるのが「残業代は支払わなければなりませんか?雇用契約

          クライアントの潜在的な欲求や関心を見つけろ!

          専門性よりも大事なビジネスキル(暫定的)3つ

          漸く昨年から続いてたプロジェクトが落ち着いたので4回目の記事を書きます。私は基本的に中長期の人事プロジェクトと就業規則の作成、労務対応等のスポット案件を掛け持ちしています。このスポット案件の中には社労士法人からの依頼もあります。ある社労士法人は約20人の職員で給与計算、社会保険手続きを行っており、私はこの社労士法人の人事の顧問とスポットで新規顧客の給与社保の導入支援を行っています。社労士法人なのに別の社労士に依頼することは珍しいのではないかと思いますが、依頼される私としてはそ

          専門性よりも大事なビジネスキル(暫定的)3つ

          会社を変えるのに最も重要なこと

          2日続けての記事。頑張ったと日分を褒めたいです。 以前、従業員数50名の会社の社長から「将来を見据えて全社的に人事改革プロジェクトを初めたい。会社の期待値に沿ったメリハリがある人事制度にしたいので見て欲しい。」という依頼がありました。会社のプロジェクトメンバーは会社の精鋭でやる気も感じるし、社長も全面的にバックアップしてくれて、滑り出しはとても良い感じでした。数ヶ月後、プロジェクトの一環で管理職約30名に管理職研修を行うことになりました。社労士という堅苦しさや距離感を出した

          会社を変えるのに最も重要なこと

          給与計算・社保手続きをやらない社労士の日常

          やっと時間が出来たので2回目のnote。そしてタイトル決めるのって難しいですね。時間かけた結果、このタイトルか、と思ってしまいますが、さてさて。 私の社労士事務所の業務は人事業務の支援です。人事部の管理職に代わって短期的に部長や課長の短期的な代行、人事のプロジェクトの支援、ハラスメントの調査等と通常の人事部員では対応しきれない案件の対応を支援しています。この業務を曜日固定で週3日、その他の日に就業規則の改定、人事や労務課題に関するアドバイスを行なっていますので、基本的には週

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          サラリーマンを辞めた理由

          私がサラリーマンを辞めて社会保険労務士事務所を立ち上げたのは10年近く前のことです。複数の会社を経て、私が最後に転職したのは東証プライム上場のIT企業でした。そこで私は人事部のHRオペレーションチームと採用チームの2つのチームをマネジメントしていました。午前9時から午後5時まではHRオペレーションの業務を行い、午後6時以降に採用チームの責任者として毎日2名から3人の候補者との面接や雇用契約書を渡すオファー面談を行なっていたので、退社するのは概ね午後9時以降という生活をしていま

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