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これは効果があった!落ち着かない子への声かけ② ワーキングメモリーって…

こんにちは!
今日は、落ち着かない子、集中力が続かない子への声がけで効果があったものを1つ書きたいと思います。

「ワーキングメモリー」って聞いたことがありますか?
うちの子は、いろいろなことをしなくてはならない場面になると、覚えられなくて、忘れてしまったり、途中で嫌になってしまったり…
ひどくなると、パニックになってしまいました。

よく普通学級で過ごすと、先生の言っていることが分からなくなって固まってしまったり、友達についていけなくて泣いてしまったりすることがよくありました。


ワーキングメモリーが低い子供にとっては

なかなか、大人には想像がつきにくいと思うのですが、ワーキングメモリーの低い子供にとっては、たぶんこんな感じかと思うのです。

子供がコップを2個持っていないのに、持っていかないといけないボールが2個以上あって、どれを持っていけばいいかわからない状態なのかなと思います。

2個しか持てないなら、2個ずつやればいいんではないかと思いますよね?

でも、ワーキングメモリーが低く、集中力がない子供にとっては

・たくさん言われてどれをどうすればいいか、分からない
 (何が指示されている内容なのか、分からない)
・たくさん覚えられない
・やっている間に何をやったかをわすれちゃう
・まちがったことをしていないか、しんぱい
・みんなが何をはじめたのか、分からなくて混乱しちゃう

・・・・と頭がいっぱい、いっぱいになってしまうみたいなんです。

英語が苦手な大人の私にとっては、英語でわーわー!と言われてる感覚になってる感じなのかな?と想像しています(笑)
確かに!パニックになりそうです

日本語でも、たくさん指示されたら混乱してしまいますし、あいまいな指示も理解することに時間がかかりますし、順番もどれからしたらいいか考えてしまうことありますよね~!

話がそれましたが、落ち着かない子、集中力が続かない子、ワーキングメモリーが低いお子さんなら、一回に出す指示の数を減らせばいいのです。

2個しか持てないなら、2個しか持たせなければよいのです
2個運び終わったら、次の2個を持たせればいい

簡単なことなのですが、親としてはついついたくさん持たせようとして、子供に負担をかけてしまっていたことが多かった気がします。
でも、それは子供にとっては辛いし、疲れてしまうんですよね…。申しわけない。

「2個ちゃんとできればいい」と考え方を変えてからは、親の私もとても楽になりました!


具体的な指示を出す声がけのコツ


具体的な声がけの方法ですが、ちょっとコツがありました。

★まず、指示を出すときは、手で数字を作って、目を見ながら指示を出すことです

★指示を出す数はその子によりますが、2個くらいにした方がよいです。
お子さんによって、指示できる数は違ってくると思いますが、私の感覚では2個以上は難しいことが多かったです。

2個以上の指示を出すと、指示の内容を覚えようと、子供が疲れてしまうようでした。2個くらいが疲れずに、覚えることができ、指示の内容に集中ができるようでした。

いつものルーティーンはリストにすると楽!

また、いつものルーティーンの行動は毎回同じことを言うことになってしまうので、リストにして、子供に目に見えるようにしてあげるといいですよ。

子供はお母さんに言われなくても、一人でリストを見て確認して行動ができるので自信につながりますし、何度もやっていると子供も覚えてできるようになりますよ~!

その際には、子供に見やすいように、下のような工夫をすると、子供に理解してもらいやすかったです

(1)順番(数字)をつける
(2)イラストをつける
(3)箇条書きにする


参考になれば幸いです~!
また~!

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