心が共鳴するとき
深い共感というのだろうか
魂が共鳴し合うような
心が自然と反応し
鳥肌さえたってしまう
『そうそう、そんな言葉を私も伝えたかったんだ』って思えるような言葉を紡ぎ出していく
心の深いところで会話しているようなこの感覚は、この活動を始める前の私にはあまり無かったようにも思う。
幼い頃からの考え過ぎだとか、真面目ぶってとか、気にし過ぎとか言われてしまう経験を元に、素早く感覚の違いを察知し、自分の想いは胸に秘めて、相手にとって耳障りのいい言葉で誤魔化してきたのかもしれない。
けれどもHSPの方々に向けた活動の空間は
まさに受容と共感、純粋性というカールロジャースが傾聴の中で大切にしている言葉を体感できる空間。
安心安全の場と言っていただけるのは、私と受講生の方との相互作用の成せる技なのか…。
カウンセリングでも、講座でも、ワークショップでも同じような心の共鳴を感じることが多く、だからこそヘタレな私でも続けてこれたのかも知れない。
あんなにも私の中を占めていた孤独感が和らいで、平穏な気持ちでいられるようになったのは受講生の方と一緒に何回もわたし自身も深い共感を得られる人たちと『自分と向き合う作業を』繰り返しできたからかも知れない。
心の深いところを見つめながら、ゆっくりと想いを紡ぎ出す。
言葉として発していくことで、また違う気付きが生まれていく。
弱みだったと思っていたところが、実は強みであることに自ら気づき、希望に満ちていく瞳を見るたびになんとも言えない温かな気持ちに包まれる。
いつも授業ごとに感じた事などを書いていただいているのだけれど、皆さんいつもしっかりと書いてくれて、その言葉にまた感じ入る事が多い。
講座の中でも深い共鳴があったある日の講座の感想をどうぞ。(ご本人にご了承を得ております)
Aさんは、オンライン・マンツーマンのセッションでお仕事が終わって帰宅後の20時からコツコツと週に一回1時間半ずつのペースで学んでいただいています。
お仕事で疲れているでしょうに、講座ご丁寧にノートに感想をしっかり書きだして送ってくれます。どの感想も言葉の宝に宝箱のようで何度も読み返してしまいます。