こんにちは。mikatuki-yumeaです。漢字は三日月 夢文と書きます。 十代の女子で、短編小説を時たま書いています。書きなれていないので、落ちがなかったり下手なのは許してください。 普段はギターと歌に夢中です。 よろしくお願いします。
ガタンゴトン 電車の揺れる音と、流れる日常の景色。 ガタンゴトン イヤフォンからは最近はやりの洋楽と、 ガタンゴトン 手元には似合わない古めかしい小説が一つ。 ガタンゴトン 「片栗ー片栗―降りる方はお足もとに、、、扉が閉まります。ご注意ください。」 人々が次々に降り、次々と乗ってきた。朝の時間なんていつもこうだけれど、つい人がごみのようだと言いたくなる。そのごみのような人だかりの中に白いリュックを背負い、灰色のマスクをつけた女の子がいた。 (今日はいる…よかった) その少女を