アツコ

主の与えたまいし新手の試練の数々

アツコ

主の与えたまいし新手の試練の数々

最近の記事

ありがとう、タンケ

タンケありがとう。9年間、中日ドラゴンズにいてくれてありがとう。 そして、無力なファンですまなかった。 この一年、ただの一ファンであることがこんなにももどかしく、悔しいとは思わなかった。 中日ドラゴンズの暗黒期をずっと支えてくれたビシエドに、あんな顔をさせることになるなんて思わなかった。 ビシエドが引退する時は、バンテリンドームの大歓声の中で、青いユニフォームを脱ぐのだと、信じて疑わなかったのに、誰がこんな結末を予想したか? それでも、今はただ彼に最大限の賛辞とお礼をいうこと

    • 京都市内は自転車で回れるという風説に踊らされママチャリで往復約二十キロ爆走した話

      京都におけるオーバーツーリズムが問題になって久しい。 そんな中で、注目されている交通手段がある。 「自転車」だ。 確かに自転車は身軽であるし、車よりも交通の制約は小さい(まったく無い訳ではないが)。駐車場の問題も排ガスの問題も一発クリアだ。 一見すると、これ以上ない交通手段に見える。 では、実際のところどうなのか? こうだったのである。 序章 さかのぼること一年、二〇二三年の四月のことだった。 前年にお互いのエグい悪縁を切ってくれたということで、私は友人(ここではYとする

      • THE FIRST SLAM DUNKと私と異常中年男性 ―お前は誰なんだよー

        2023年3月に見た映画にずっと心を奪われている。 THE FIRST SLAM DUNKである。 応援上映があると聞けば夜中に画面にかぶりついてチケットを取り、Dolbyを観に大阪まで遠征し、復活上映があると聞けば繋がらない画面に半泣きになりながらもチケットを取った。 イベント以外にも暇があれば映画館に行っていたから、上映終了の2023年8月31日まで、およそ半年で36回ほど観た。 人生でTHE FIRST SLAM DUNK以外の映画に行った通算よりも多く通った。 それだ