美しさに素直であること
昭和レトロなデザインが人気ですね。
現役で親しんだわたくしなりに振り返ってみると、あの頃は今のようなデジタルアートなど程遠いですから、にんげんが考え、創り出す美しさの範囲でした。
ですからきっと
自身の技術との格闘とか表現への悶絶などが潜んでいて、美に対するある種の謙虚な姿勢が通底していたように思えます。
綺麗なものがあることは喜び、というような、純粋さがあると思います。
そんなことを思い出させたのが泉屋博古館東京の 特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり<br>板谷梅樹