新無印第115話「開幕!マスターズトーナメント!!」感想
※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇概要
いよいよ始まったマスターズトーナメント!
リザードン対決が謳われましたが実際は…。
リーグ入り回としては良かっただけに惜しい部分が多い回です。
〇ホップ登場!
アバンからいきなりホップ登場!
マスターズ8のサトシを相手に野良試合を申し込みます。手持ちはウールーのみということでまだ旅に出ていない世界線なのでしょうか?
OPにも登場していたのでマスターズトーナメント編ではレギュラーになりそうな予感です。
・ウールVSピカチュウ
ウールーは羊ポケモンでもこもこした体毛から防御力が高いポケモンですが、ピカチュウは物理技のアイアンテールで一発KO。
ここはサトシがマスターズ8の貫禄を示したということでしょうか。(シンプルにレベル差がついてるような…)
・ダンデの弟、ホップ
ここでホップがダンデの弟であると明かします。
サトシは自分がダンデの話題に上がるだけで大興奮。やはりサトシにとってダンデは「憧れ」の対象なんですね。
しかしそんなサトシに兄に勝つのは自分であり、それまで兄は無敗を貫くと強気な発言。チャンピオンの弟としてのプライドが伺えます。
〇ドドンゼットの配信
場面は移り、youtuber風の集団が登場。
ドドンゼット…どこかで聴いたようなユニットですが…、ラジオパーソナリティから顔出し配信者へと移行していたようです。
事前カットで観たときはこのまま配信者に移行してしまうのか!?と心配していたんですが、そこは流石にロケット団。
マスターズトーナメントに集まった強いポケモンを捕まえるための作戦の一部のようです。マスターズトーナメント編では毎回彼らの姿を見られるということで安心しましたね。
〇トーナメント開会式
そしてサトシは開会式のためいよいよ控室入り。
アイリスとも廊下で合流して勢いよく控室に入りますが、そこには歴代のチャンピオンがズラリ。緊張感のある空気が張り詰めています。若手とベテランの纏う空気の違いが演出されていますね。
・開会式へ
まずはマスターズ8の選手紹介。
アローラチャンピオン(以下CH) サトシ
イッシュCH アイリス
ミアレ大会優勝者 アラン
カロスCH カルネ
カントー・ジョウトCH ワタル
ホウエンCH ダイゴ
シンオウCH シロナ
ガラルCH ダンデ
やはりサトシとアイリスがここに並んでいるのは感慨深いですね
・一回戦カード発表
「かかってこい!俺と俺のポケモンたちがすべてねじ伏せる!」
ダンデの開会宣言から一回戦のカードが発表!(視聴者視点では事前PVでわかっていましたが)
第一試合:ダンデVSアラン
第二試合:ワタルVSカルネ
第三試合:シロナVSアイリス
第四試合:ダイゴVSサトシ
・幕間
第一試合はすぐに始まるようです。バトルが始まるまでしばし待ち時間。
サトシは会場の熱気を感じるために観客席へ、アイリスは女性チャンピオンと写真を撮り、ダイゴとワタルは今始まる対戦カードについて話しています。
意外と和気あいあいとした空気感でホッとしました(笑)
〇ダンデVSアラン
一回戦カードのダンデとアランが入場します。カロス地方ではプラターヌ博士とマノンが応援しています。残念ながら声出しはなかったですが最低限出演してくれてよかったです。マノンのそばにはハリさんがいますね。(ということは…)
そして恒例のルール確認!
マスターズトーナメントでは3VS3の時間・交代制限なし。
メガ・Z・ダイマは各試合一回ずつの使用制限あり。
審判はドローンロトムではなくダンペイが務めます。
・ゴリランダーVSブリガロン
一戦目はガラル・カロス草御三家対決!
初っ端からキョダイマックスで仕掛けてくるダンデ。
しかしアラン側もこれは想定していたようでゴリランダーのキョダイマックスを受けきるためにブリガロンを先発にしたようです。
しかしダイマックスを凌いだもののその後の能力が上昇したゴリランダーのアクロバットの空中殺法にブリガロンはやられてしまいます。まずはダンデ側の一勝。
・ゴリランダーVSリザードン
続いてアランはエースのリザードンを繰り出します。即座にピカチュウとサトシが反応。
ゴウとホップに何回も戦ってきた歴戦のライバルと説明します。
ピカチュウはアランのリザードンと直接のライバルではなかったですが、やはり旅の思い出に刻まれているのでしょうね。
ダンデはゴリランダーの専用技ドラムアタックでリザードンを攻撃しますが、これにアランはフレアドライブを指示。タイプ相性もあってか一撃で戦闘不能に沈め、戦況を五分に戻します。互いの攻撃力が高いのかバトルの決着が早いですね
・リザードンVSリザードン
続いてダンデが繰り出したのは最強の相棒リザードン!
ダンデのリザードンはエアスラッシュ、アランのリザードンはドラゴンクローで鍔迫り合い。
アランのリザードンはメガXにする都合物理型で育てているようで遠距離型のダンデのリザードンには間合いをつかむのが難しいようです。
・リザードンVSカラマネロ
アランはここで突っ張らず控えと交代します。繰り出したのはカラマネロ!アランはやはりリザードン以外のポケモンには特に拘らず幅広く育成してきたようです。(あとはカロス縛り?)
カラマネロは遠近ハイブリッド型のようで「サイコカッター」で遠距離戦を仕掛けながら「地獄突き」で一気に距離を詰めます。しかしリザードンこれを難なくキャッチ、至近距離の大文字で一撃で戦闘不能に追い込みます。
・リザードンVSメガリザードンX
アランは最後の一匹であるリザードンを再び繰り出し、ダンデはリザードンを続投させます。
「あなたのリザードンとバトルすることは俺の夢でした。そして超えていきます」
切り札のメガシンカをここで切りメガリザードンXへ。カロス編で最強の座をものにしたポケモンです。
メガリザードンXが登場するとサトシは大興奮!
しかしここからは一瞬です。アランは「ドラゴンクロー」、ダンデは「げんしのちから」を指示。続いて「フレアドライブ」を指示したところを「りゅうのはどう」で迎撃。なんとこの一発でXYシリーズ無敵だったメガリザードンXは倒れてしまいます。
〇ワタルVSカルネへ
あっという間の幕引きでしたが、アランはまた挑戦すると爽やかな表情。マノンは悔しそうな表情を見せています。
そんな第一試合の次は間を置かずに第二試合に移るようです。カントー・ジョウトCHワタルとカロスCHカルネ。激戦の行方は…というところで
To Be Continued
〇総括
さて…総括のお時間です。TLはまだ見てませんがこの感想を書いている時点でなんとなく察しています…。 正直今回はXYファンの心中を察してあまりある回だと思います。いいところも間違いなくある回ですが全体を通してみると…。
まずダンデVSアランに関しては流石にオープニングバトルとしての見栄えはよろしくありませんでした。尺の都合が前面に出ていてモンスターボール~ハイパークラスのバトルの方が圧倒的に充実していたと思います。
同じダンデ戦でもワタルやなんならサトシの方が善戦していた印象です。
今回は会場入り回として観れば決して悪くない、むしろいい回だったと思います。若いチャンピオンであるサトシとアイリスとベテランのチャンピオンの空気感の違いやホップの兄に対する純粋な憧れの感情などが瑞々しく描かれていました。
会場入り回とオープン戦が一緒になってしまったのが問題です。
バトルの印象を率直に述べると、「トーナメントにチャンピオンだけ残すことを目的としたバトル」に見えました。リザードン対決より地方リーグ優勝者とチャンピオンの対比に重点が置かれてるように感じました。
流石にこの扱いはぞんざいだと言わざるを得ません。XYファンが怒るのも無理はないと思います。
あまり長く話しても言葉の毒にやられてしまいそうなのでこの辺で。アランが今後何かしらでサトシと絡んでくれるのを期待するばかりです。
次回のワタルVSカルネはここまで差がつくバトルにはならないでしょうから楽しみです。
それではご清聴ありがとうございました!
(了)
追伸
過去のなんでもないようなリーグ会場下見回が大切だったと気づかされましたね…。
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