
Photo by
take_kuroki
「闇の中」【詩】
「題: 闇の中」
灼熱の火焔に心を焼かれ
悍ましき憎悪に目が染まる
凄まじい闇の中で
金切り声を上げ続ける
自分であって自分でない
そんな体験に心身が沈んでゆく
善も悪も何もなくなって
恐れるものはむしろ正気に戻ることのみ
足を踏み出そうとしたその同じ世界に
一輪の花が咲いていた
ただ世界は自分の周りを廻り続ける
その感覚だけが指に残っている
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「題: 闇の中」
灼熱の火焔に心を焼かれ
悍ましき憎悪に目が染まる
凄まじい闇の中で
金切り声を上げ続ける
自分であって自分でない
そんな体験に心身が沈んでゆく
善も悪も何もなくなって
恐れるものはむしろ正気に戻ることのみ
足を踏み出そうとしたその同じ世界に
一輪の花が咲いていた
ただ世界は自分の周りを廻り続ける
その感覚だけが指に残っている
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