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【そこから!?】世界一わかりやすい発達障害の解説【その①】

はじめましての方ははじめまして。

ご覧いただいている方はお世話になっております。

マルです。

今回から発達障害の基礎の基礎、「そこからですか!?」ということを説明していきます。

初回は「発達障害」とはそもそも何、というところから。

皆さま、発達障害という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

「初めて聞いた」という方はぜひ覚えておいてください。

人によってはニュースなどで聞いたことがある、という人もいるかもしれません。

ところが、発達障害って何、と聞かれると説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。

ずばり発達障害とは、「発達の障害」です。

冗談ではなく、本当にこういう事なのですが、これだけでは全くわかりませんね(笑)。

もう少し詳しく言うと
「人間が発達するうえで何かが障害(=ジャマをしているもの)となっている状態」のことです。

現在お医者さんが使っている診断基準そのものではないのですが、発達障害という言葉の歴史をずっと遡っていくと、こういう意味で使われてきた言葉です。

ただ、これだけでは分かりづらいので、少し具体例を見てみましょう。

ある夫婦が子どもを産みました。
その子どもは1~3歳くらいで大人と目線が合わない、親に積極的にくっつかない、声を発して周りの人とコミュニケーションしようとしないなどの特徴がありました。
どうやら周りの子と比較すると社会性が乏しいようです。
検診でお医者さんに相談すると、「生まれつきの脳のつくりの違いから来ていることかもしれない」と言われました。
どうやらこの子どもは生まれつきの脳のつくりの違いがあることも関係して、周りの人々と関わりを作るということに難しさがあるようです。

この例では人々と関わりを持っていくという「発達」に何らかの理由でジャマが入っているようです。

こういうときにその子どもが行っている行動の特徴から、この子には「発達の障害」があるのではないか、と判断します。
この発達の障害が「発達障害」のことです。

障害という言葉には良いイメージがないかもしれませんが、その子どもが障害なのではなくて、その子どもが発達していくうえで「子どもとは別のもの」がジャマをしているということです。

発達障害についてはこのように理解するとよいのではないでしょうか。


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