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不安は心がつくるもの

不安や心配なこと。
人生の中でどうしても出てきてしまうものです。

何か心配事があると、そのことしか考えられなくなります。
そして視野が極端に狭くなります。

さらに、考えないようにしても余計に考えてしまいます。
さらに、悪い方向に考えて・・・どんどん膨らんでいきます。

そんなときの解決法はひとつ。

心を無にする

仏教では、ひとつのことに心を留めてしまうことを「思量」といいます。

心を無にするとは、思量しないこと。
「非思量」になることです。

ぼーっとしようとしても頭の中には様々な考えが次から次へと浮かんできてしまうものです。
そういったことも深く考えず、通り過ぎていくように右から左へと流していくイメージをもってください。

思量は、目の前に出して相手に見せることができません。
実体がないからです。
なぜなら、それは自分の心が生み出したものだからです。

悩んで悩んでどうしようと悩むとき、頭の中を空っぽにする時間を作ってください。

冷静に落ち着いてみると、新たな活路も見えてきます。


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