ごく普通の会社員が起業するまでの記録 24日目

おはようございます。

今日はマーケティングの本の紹介です。
『ドリルを売るなら穴を売れ』 佐藤 義典 著

まず私の本の買い方ですが。とにかく素人ですので、インターネットでマーケティング関連のおすすめ本〇〇選、のようなページをいくつか見て、共通している本を10冊程度買ってみる、というやり方をしています。

本書はその中で複数紹介がありました。
本書のコンセプトは、「マーケティングに関する最低限の理論を、最小限のカタカナで、体系的にわかりやすく」という「入門書」という立ち位置です。

最低限知っておくべき理論を抑えつつ、どうやって実践に落とし込んでいくのを、物語をベースに進んでいくのでとても読みやすいです。

本書で最低限の理論は以下の通り。
1.ベネフィットー顧客にとっての価値
2.セグメンテーションとターゲティングー顧客を分けて絞る
3.差別化ー競合よりも高い価値を提供する
4.4P-価値を実現するための製品・価格・販路・広告

確かに、他の本にも出てくる内容です。

私が本書で最も印象的だったのは登場人物の以下のセリフです。あるコンサルタントが主人公に檄を飛ばすシーン。
「もちろん才能も必要だけと、一番勝ちたいヤツは自分の弱点を克服する方法を死ぬ気で考える。一番勝ちたいヤツは人の何倍も練習する。人間の実力なんでそんなに変わらない。最後に勝負を決めるのは、気迫、執念、想いの強さなんだ」

意外でした。マーケティングの本にこのようなセリフが出てくるとは。イメージとしは「クールに課題解決していく」というような想像を勝手にしていました。

でもなんとなく感じているのは、既に体系化されている分野であるがために、実践で使うためには熱量が必要なんだろうな、ということです。

書いてある通りにやるだけでは足りず、それについてどれだけ自分の頭をひねるかが勝敗を左右するんだろうな、ということです。

以前紹介した本では、戦略=経営資源の分配の選択、でした。
この中に熱量(気迫、執念、想いの強さ)も含まれると私は思っています。

今日も朝一、何に熱量を使うが吟味して、より有意義な一日を過ごしていたいと思います。

では行ってきます!

これを読んで頂いた方の今日という日が、
充実した一日になりますように☆彡

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